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毎日更新♬ エノテカビアンキのブログ

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イタリアワイン


 小柄で可愛らしい声、キュートな笑顔は どこか彼女のお父さまに似ている、
 この人は、だーれだ?

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イラリア・タキスさん

 そう、<イタリアワイン・ルネサンスの父> としても過言ではない、
 ジャコモ・タキスの娘さんだ。
 昨夜は彼女を囲んでの晩餐会。

 お会いするまでは、
「あの巨匠の娘さんやから、さぞ凄いオーラが前面に出ていて、
 ワタシは、タキスの、娘、よッ!
 みたいな大上段に構えた女性やったらどないしよ~。。。」

 とか一抹の不安を抱いたが、
 待ち合わせのレストランに入って彼女の姿を見るや、その心配はすぐに消えた。
 
 今の若い人の中には、<ジャコモ・タキス> の名を知らない人もいるかもしれないが、
 サッシカイアやソライア、ティニャネッロ、更にはトゥッリーガやテッレ・ブルーネといったワインの名を、
 知らない人はいないだろう。
 ジャコモ・タキスはそれら偉大なワインの創造者だ。

 惜しまれつつも彼は3年前に他界されたが、
「自分が創ったワインの中では、テッレ・ブルーネが一番好きだ。」
 と話していたそうだ。

 1970年代、トスカーナの貴族アンティノリは、当時無名だったサルデーニャ島からブドウを買うため、
 土地をリサーチするべく島にタキスを派遣した。
 タキスとサルデーニャの関係はここから始まった。
 島の南部スルチスは当時、島で最も貧しいエリアだったが、
 協同組合の<サンタディ> に働きかけ、アンティノリのために良質のブドウを造ってもらうよう取り計らった。
 やがてサンタディはタキスの助言を得て、自分たちの上質なワインづくりを目指し、
 そうして出来上がったのが <テッレ・ブルーネ> だ。

 70年代、サルデーニャ島から、しかも最貧エリアの協同組合から、
 世界を驚かせるワインがリリースされるなど、当時では考えられないことだった。
 最愛のワインが テッレ・ブルーネ なのは、必然なのですね。

 タキスは更に、島の個人経営者アルジョラスにも助言し、かの<トゥッリーガ>を創り上げた。
 タキスがトスカーナ以外で、とりわけサルデーニャ島との関わりが大きいのは、こういった縁によるものだ。

「ところで、そんな父が仕事を終えて帰った時に飲むものって、何だったかわかるかしら?」

 と彼女から質問。

「やー、そこまでサルデーニャを愛しているなら、島のヴェルメンティーノとか?」

 なんて答えると、

「父はとにかくビールが好きだったの。 特にベルギーのね。
 あと、コーラも好きだったわ。 よく、『コーラは素晴らしい発明品だ!』
 って絶賛していたの(笑)」

 なんや 親近感湧きまくりのエピソードやね。


 イラリアさんのカンティーナ、<ポデーレ・ラ・ヴィッラ> は キアンティ・クラッシコ・エリア、
 サンカッシアーノ・イン・ヴァル・ディ・ペーザ にある。
 7ヘクタールの小さい畑には、サンジョヴェーゼとメルロが植えられている。

 最初に買った畑は、北向きの斜面。
 普通、畑は南向きが最良とされるが、ここ10年、温暖化の影響で環境がずいぶん変わった。
 当時良くないとされていた北向きのこの畑は、今やカンティーナで最良の畑になった。
 現在は彼女、そして長年父のアシストをしていたアレッサンドロ・チェッラーイがエノロゴを務め、
 サンジョヴェーゼとメルロのキアンティ・クラッシコ、「パルゴロ」と、
 ピュア・メルロの 「ジャコモ」、このふたつのみを手掛ける。

「サンカッシアーノにはメルロが合う、のではなく、私の畑にはメルロが合うの。
 実際、いちばん近くのカンティーナ、ポッジョピアーノでは、
 コロリーノをブレンドしたキアンティ・クラッシコを造っているわ。」

 と彼女。
 また彼女は、「キアンティ・クラッシコ協会は大きくなりすぎた」 とも言い、
 だから サンカッシアーノの造り手が30社ほどが集まる協会を発足した、と話した。
 既にキアンティ・クラッシコのソットゾーナでそのような動きをしているエリアがある。
 レ・チンチョレやフォントディが居を構える、<パンツァーノ>がそれだ。
 やがて サンカッシアーノも、独自で創り上げた意識の高いワイン造りを実践し、
 素晴らしいキアンティ・クラッシコの生産地として名を馳せることになるだろう。
 そんな気概が、彼女から強く感じた。

 今回の食事会では、彼女の造るふたつのワインを2ヴィンテージずつ、比較テイスティングさせて頂いた。
 キアンティ・クラッシコ・パルゴロは、2013年と2016年。
 ジャコモは、2014年と2016年。
 毎年、このふたつのワインを合わせても生産量は6,000本程度とごく少量。
 そして良くないと判断した年は、造らない (2014年と2015年、パルゴロは造られていない)。
 
 2016年、とりわけパルゴロの2016年は、特筆に値する。

 このヴィンテージからメルロの比率を下げ、サンジョヴェーゼを増やした。
 サンジョヴェーゼの樹齢が高くなり、それに伴い質も向上したからだ。
 それが正しかったということを、はっきりと感じることができる味わいだった。

 強いワインは好きじゃない。
 彼女は食事中、よくそう言った。
 彼女のワインは、強くなくて、優しい。
 彼女の口ぶりや人当たりそのものだ。
 
 今回が初来日となる彼女は、食事の最初にこう言った。

「日本はずいぶん、アメリカナイズされているわね。」

 この言葉に僕は、ここに来る前になにか、嫌なことでもあったのかな? と心配になったが、

「<ZARA> があるじゃない。」

 と聞いて、大笑いして胸を撫で下ろした。(会場は梅田のど真ん中やったからね)
 楽しい食事を終えて帰り際、彼女に、
「日本のイメージは変わったかい?」
 とは聞かなかったが、
 楽しそうに手を振って見送ってくれた笑顔を見て、聞くまでもないか、と安心した。
 
 そうして心に余裕ができて、2軒目へと足を運びましたとさ(苦笑)

 Grazie mille!! イラリアさん。
 
 パルゴロ2016 そしてジャコモ2016は、今月末に入荷予定。
 楽しみが、またひとつ増えた ♫

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!造り手の笑顔を見るのが、好きだ。 ~


# by enotecabianchi | 2019-04-10 19:51 | 造り手との食事。 | Comments(0)

 さ、選挙も終わり、桜の季節も間もなく終了。
 今日あたりから、レストランへお客さんがドッと押し寄せてくるよぉ!
 準備はよろし?
 仕入れ控えてる場合ちゃうで? まだ月初めやんか。
 あ、ウチもですがw

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ジェニウス・ローチ 2016 (テッレ・ストレガーテ)

 カンパーニア州 サンニオのフィアーノ。
 テッレ・ストレガーテ <魔女の地> という名の意味深な造り手。
 アヴェッリーノのそれと比べると 線は細め。 香りもふくよかすぎない。
 それがかえって、この季節に吹く涼風のように心地良く感じる。
 
 まずはこのワインで、お客さんを魅惑の世界へいざなってね ♫

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!レストランへ、出掛けましょ ♫ ~


# by enotecabianchi | 2019-04-09 17:24 | この季節に飲みたいッ! | Comments(0)

 月末にはお手元に届くように手配している エノテカビアンキのDM。
 今回の案内で特に重要なのは、ゴールデンウィークのお知らせだろうか。
 年末年始よりも長い休みとなる今年のGW。
 エノテカビアンキは、

4月27日(土)、30日(火)と、
5月2日(木)、3日(金)は、営業します。

 レストランの補給線は、10日も休んじゃいられない。
 ほとんどのお客さんは、営業してるわけやからね。

 しかしながら、各インポーターは10日間お休み。
 つまり、各社からエノテカビアンキへの補給線は、10日間、止まることになる。
 普段よりも在庫を潤沢にと考えてはいるが、なにせ物流が激しい月初。
 予測するにも限界がある。

 そこで皆さんにお願いです。
 既に仕入れるのが決まっているワインやレギュラーで扱っているワインがあれば、
 GWに入る3日ほど前に、オーダーをお願いします。
 もしエノテカビアンキが欠品した場合は、10日後のお届けになってしまうので、
 それはあまりに心苦しいのでね。
 ご協力の程よろしくお願いします。

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ローザテッラ 2017 (ヴァレンティーナ・パッサラックア)

 このDMのもうひとつ重要な 「新着案内」 に載っているワイン。
 ネロ・ディ・トロイア100%で造られるロザート。
 試飲会で飲んで、取り寄せて、即決した。
 やらかくて、優しい味わい。
 ジュワッ!てくる。
 ウルトラマンちゃうで。
 こちらもよろしゅうに ♫

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!ロジスティクスの重要性を把握しています。 ~


# by enotecabianchi | 2019-04-08 20:17 | 業務連絡~。 | Comments(0)

 お花見日和の週末ですね。
 せやけど レストランで、ロザート飲みましょか ♫

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フランチャコルタ・ロゼ (サンクリストーフォロ)

 ロザートの最大の特徴といえばやはりその色あいだが、
 それだけに ラベルに使われる色は、その造り手のセンスが光る。
 サンクリストーフォロのロザートは、日本の春に最もよく似合う色ではなかろうか。
 「ピンク」 ではなく、「ももいろ」 とか 「さくらいろ」 と ひらがなで表現したくなる。
 もうこれがあるだけで テーブルが華やぐ。
 そんなワイン、やねん。
 味わい?
 言うまでもありませんな ♫

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!この季節にこそ、ロザートをはじめよう ♫ ~


# by enotecabianchi | 2019-04-06 18:50 | この季節に飲みたいッ! | Comments(0)

 この業界に入った時から、いやもっと、創られた時からラベルのデザインが変わっていないワインって、あるよね。
 好きやわぁ ♫
 バローロやバルバレスコ、ブルネッロの造り手にはそういうものが多いが、
 もっと身近なところでは、
 プーリアの 「タウリーノ」 や、
 シチリアの 「レガレアリ」 なんかも、ずっと変わらない。
 そして、このワインも。 ↓

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ソアヴェ・クラシコ ‟カルヴァリーノ” 2016 (ピエロパン)

 アニバーサリー・イヤーは、ちょっとだけ賑やかになったけどね。
 思えば、この業界に入りたての若造の僕が、
 リストランテでもって初めて飲んだワインが、このカルヴァリーノだった。

 45年 造り続けるって、すごいことやと思わへん?

 若い頃は凛としていて、フワッと鼻をくすぐる香りが心地よく、
 スレンダーでシャープな口当たりだが、果実の柔らかさを持ち併せる。
 その柔らかさが ほんの少し、官能。
 熟成を重ねれば、凛としたカタさはやがて 丸みを帯びて 豊潤さが増し、
 若い頃に感じた 「ほんの少しの官能」 が 「エロティック」 へと変貌する。
 そしてそのエロ度は 年を重ねるごとに増してゆくのだッ!
 
 あ、ワインの表現やでw
 そう。 そんなワインなのですよ。
 そやから今、ウチで寝てはる カルヴァリーノが、いったいどんなエロいコに昇華しているのか、
 楽しみで仕方ないのですぅ ♡

 以上、妄想終わり。
 仕事に戻りますぅ (´;ω;`)

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!官能的葡萄酒、取り揃えて〼 ~


# by enotecabianchi | 2019-04-05 19:55 | 妄想的ブログ。 | Comments(0)

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セネス 2014
と、
イス・アルジョラス 2017

 ようやく入荷!
 お待たせしました!

 上質なカンノナウ そして ヴェルメンティーノのお手本的銘柄。
 そして、アルジョラスがなぜ凄い造り手と呼ばれるのかを知るに、
 最適なワインたちといえようか。
 気兼ねなくオーダーできる価格帯としてね。
 
 お店にあると、安心感が増す。
 そんな造り手なのですよ アルジョラスは。

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!お手本ワイン、いっぱいあります ♫ ~


# by enotecabianchi | 2019-04-04 20:12 | 再入荷! | Comments(0)

 新元号が発表されてから、
 FMココロでは エリック・クラプトン <レイラ> へのリクエストが増えているらしい。
 オモロいやん 関西人 ♫

 ワインに関連することやったら なんやろか?
 なんて考えてしまうやないの。
 さて、この造り手を輸入してるの、だーれだ?

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メイワッ!

 やね。
 きっと 新元号が <令和> と発表されるやいなや オーダーが殺到しているに違いない。
 そんなインポーターが輸入する主力、レ・バッティステッレ。

ソアヴェ・クラッシコ ‟モンテセイ” 2018
と、
ソアヴェ・クラッシコ ‟バッティステッレ” 2016

 最も過小評価されているイタリアワインのひとつ、ソアヴェ・クラッシコ。
 そして、このワインを造るのは 寡黙で熱き心を宿した、涙もろいご夫妻だ。
 価格と品質 そしてこのルックスならば、
 新元号フィーバーも手伝って すぐになくなっちゃうかもよ~?

 知らんけど w

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!クラプトンとバッティステッレのアッビナメント、オモロそうやな ♫ ~


# by enotecabianchi | 2019-04-03 19:58 | なんてことはないが面白い話。 | Comments(0)


 セラーを片付けてたら、↓

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 だッ、誰や 落書きしたん!?
 いやいや、このワインを造っているご本人ね ♫
 落書きの日付は、昨年12月12日。
 ショーンと初めて会って、食事をご一緒した日だ。
 粋な悪戯ですな。

 エノテカビアンキの宝が またひとつ増えた。
 ありがとう ショーン ♫

 あ、ちなみにこのワインは完売で、2016年ヴィンテージの入荷待ちでございまする。
 この秋が、すでに待ち遠しいね ♫

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!毎年買うべきワイン、なのですよ。~


# by enotecabianchi | 2019-04-02 21:55 | 業務連絡~。 | Comments(0)

 4月のDM、もうお手元に届いている頃かな?
 この1か月で 試飲して良かったワインや、ヴィンテージ・価格の変更、
 そして欠品なんかも載せている。
 それに加えて、各インポーターさんのおすすめワインや試飲会の案内なんかも入っているから、
 イタリアワインにおける情報の質と量は、相当なモンやで。
 自分で言うてみた。

 ところで、リストを更新したとたんに ヴィンテージ変更、なんてことはよくあるが、↓

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サッソ・ビアンコ 2018 (マンテッラッシ)

 このワイン、新着案内には載ってますが、欠品です・・・。
 こんなん初めてやわ。
 ウソやないです ホンマです。
 今日発注したら、「展示会で人気が出て一気になくなった」 んだとか。
 おいおい サンプル出したんなら、欠品したことは伝えてねー。
 たのむわ。
 6月頃まで、お待ち下さいませ。
 スンマセン!

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!連絡を密にしましょうね。 ~


# by enotecabianchi | 2019-04-01 19:57 | ちょっと言いたいこと。 | Comments(0)


 ふい~~ッ!
 DM発送完了ッ♫
 4月もお得なご案内、満載やでぇ ♫
 そして! 例のアレも入ってるさかいに、早めに開封して下さいね。

 新着ワインも今回は多め。
 春やさかいにね ♫

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コッリ・ディ・ルニ・ヴェルメンティーノ ‟ピアナッチェ” 2017 (ジャコメッリ)

 この季節に心地良いミネラル感 ♫
 飲むと リグーリアの潮風が吹き抜けるねん。
 そんな体験をあなたも ♫

 このワインも新着リストに、

 載ってないねん。

 なんで?

 載せ忘れたーーーーーーーーーーーあいぇあッ! (アクセルローズのマネw)

 5月のワインリストからのデビューにしよか。
 あ、すでに在庫しているので、いつでもご注文、お待ちしてまするよ ♡

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!いぇあッ! ~


# by enotecabianchi | 2019-03-30 21:46 | この季節に飲みたいッ! | Comments(0)