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毎週月曜日更新♬ エノテカビアンキのブログ。

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イタリアワイン


 新着案内用のテイスティング、最終日~。

大事なのは、地酒の域を越えない素朴さ。_d0212522_19404261.jpg
ロッカ・デッレ・クエルチェ・ビアンコ 2017 (ファッサーティ)
と、
ロッカ・デッレ・クエルチェ・ロッソ 2017 (ファッサーティ)

 おんなじやん ラベル。
 そしてそこからも想像がつく通り、いわゆるテーブルワイン級の安いワインだ。

 安くて造りこんだワインは、たくさんある。 またそういったワインのチラシには必ず、
 「コスパ最高!」 なんてつまらない言葉を売り文句としているから、ウチでは扱わない。

 では何が良かったかというと、素朴すぎるくらい素朴! ということ。
 ファッサーティは、ヴィノ・ノービレの造り手。 1913年創業だから、そうとう歴史もある。そこが造るテーブルワインね。

 ビアンコは、トレッビアーノとマルヴァジア。
 このセパージュ、今では とんと見なくなった。 トスカーナでは、安っぽいトレッビアーノの栽培をやめて 「ヴェルメンティーノ」 にシフトしている造り手が増えているとか。 おかげでウチのリストもヴェルメンティーノがずいぶん増えた。
 どこもかしこも ヴェルメンティーノばっかりで面白くないと感じていたところだ。

 ロッソは、サンジョヴェーゼ主体。
 「主体」 だ。
 「他」 が何かは知らないし、たぶんこの先も聞かない。
 そういうのもエエやんか、と思わせるほど、素朴極まれり! なワインたち。

 やっと見つけた! って思いながら、ニヤニヤして飲んでましてん ♬ キモいだろぉ?

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! 素朴なワイン、見かけなくなったよねー。 ~


# by enotecabianchi | 2018-06-28 20:05 | 美味しいワイン。 | Comments(0)

 月末恒例。 西天満 「ドゥエフィオーリ」 さんの試食会は、
 今までにない波乱の展開 w
 自分が コレ! と思ったワインはことごとく外れ、
 かと思えば、意外なワインが意外なお料理と相性が良かったり。

 最も悩んだのは 5皿目の、
「鳥取県井尻農園の 『華おとめ』トマトと鰺の冷製カッペリーニ バジル 茗荷 酢橘 ハラペーニョ 穂紫蘇 トマトと生姜のエスプーマ」。
 文字だけでは、読みきれない・・・。

 で、実物はコレ! ↓

研ぎ澄まされて、洗練。_d0212522_18312586.jpg
 考えていたコースの流れでは、この料理を敢えて 「赤」 で合わせたら面白いなと思った。
 しかし、ただ 「面白い」 だけでは合うわけがない。
 トマトと魚介に合うような、ロゼに近い明るい赤が好ましい。 パスタが冷製であることを考えると、甘すぎてはいけない。
 そこで一緒に写っている、 
フラッパート 2016 (クルーリ)
 を合わせた。

 良く合ったかに思えたが、紆余曲折あったコースの流れから、このワインは泣く泣く不採用。
「トマトの甘さと鰺の青さを、より美味しくさせるような白を。」
 というリクエストを持ち帰り、
 只今、考え中だ。
 ペアリングはやっぱり難しい。 が、最高に面白い。
 それが、考え抜かれたコース内容であれば なおさら。 
 この料理はもう経験した。 相性抜群の白ワインをご用意する。
 だから7月、予約して行ってみてね ♬

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! ペアリング重視の酒販店♬ そやから食事中は、難しい顔してることが多いねん (ウソ!) ~


# by enotecabianchi | 2018-06-27 18:56 | お料理とともに。 | Comments(0)

 暑い日ぃやったなぁ。 6月26日。
 この暑さは昨日、一時的に梅雨前線が消えたことに原因があるのだとか。
 そんなこと、あるんやね。
 いよいよ夏本番。
 このワインも、近づいてきたで ♬

夏の風物詩 その1。_d0212522_19464618.jpg
アルピ・レティケ 2017 (ニーノ・ネグリ)

 以前は 「キアヴェンナスカ・ビアンコ」 という そのまんまの名だった。
 キアヴェンナスカ つまりネッビオーロ100%の白ワイン。
 
 「ヴァルテッリーナ渓谷のワイン」 というと、ちと暗めのラベルをイメージする人が多い。
 それらとは正反対のラベルでありながら、ワインの味わいを如実に表現する。
<明るくてさわやか。>
 やねん。
 夏の盛り。
 まだ陽がある頃から大いに活躍してくれること、うけあい。
 昼酒にも、よろしいやん ♬

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! 夏ワイン、続々 ♬ ~


# by enotecabianchi | 2018-06-26 19:57 | この季節に飲みたいッ! | Comments(0)

本の中に見つけると、嬉しくなるね♪_d0212522_14322540.jpg

 今 読んでる本。
 普段知ることのないイタリアを、ユーモアを交えて綴ったエッセイ集。
 くすっと笑ってしまうお話、いっぱい。
 その中に、「葡萄酒の国」と題したエッセイがある。
 お酒好きの塩野さんが飲みながら書いたというこのお話。
 その中になんと、ウチのリストに載っているワインが登場していた。

本の中に見つけると、嬉しくなるね♪_d0212522_14373769.jpg
ファイヴ ローゼス 2016 (レオーネ デ カストリス)

 イタリアで最初にボトリングされたロゼというから、その歴史も実力も ホンモノだ。
 試してみる価値は、ありありやねん ♬

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! エエやん♬ ~


# by enotecabianchi | 2018-06-25 14:31 | もっと知られるべきワイン。 | Comments(0)

これ飲もう。 肩の力が抜けるから。_d0212522_19273084.jpg
ジュンカーロ 2014 (サンタ・カテリーナ)

 はい。 「今 売れてるワイン」 その2ぃ。
 相模屋さんが輸入するワインと、「ビオワイン・インポーターだッ!」 と自認するところが輸入するのとは、少し違う。
 何が違うのか説明できないが、飲めば、言わんとしていることは解ってもらえると思う。
 ジュンカーロは、ビオワイン大好き! って人が飲んだら大喜びするような白ワイン。
 ところが、そうでもない人にも 美味しいと感じさせる面白いワインだ。
 相模屋さんのワインはそういうのが多い。 むろん、個人的見解ではあるけれど。

 エエ具合に、肩に力が入ってないワイン。
 なんか変な表現やなw
 でもそんなん。
 蒸し暑いと 強いお料理は しんどい。
 ほんのりダシの効いた、口に含むごとに 「じわじわ~っ」 ってくるお皿に合わせたい。

 「お野菜くたくたに たいたん」 とか、ほんの少しミントを加えたカポナータ なんかも、
 涼しげでエエね。

 なんかお腹すいてきたわ。
 帰ろ。

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! ウマいワイン、取り揃えてますわよ ♡ ~


# by enotecabianchi | 2018-06-23 19:45 | 今 売れてるワイン♬ | Comments(0)

by enotecabianchi