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毎日更新♬ エノテカビアンキのブログ

bianchim.exblog.jp

イタリアワイン

 カンパーニア州、「フェウディ・ディ・サングレゴリオ」から、当主 アントニオ・カパルドさん来日。
 昼食をご一緒しました。
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 ご存知、長く日本で愛されている造り手。
 輸入者が代わって、お披露目といったところ。

 先に、参加したあとの感想を言うと、
 どのワインも洗練されていて、エレガント。

 畑が山あいにあること、そして高い海抜から、フレッシュな酸味とミネラルが得られ、
 土着品種の良さを表現するのを身上とするため、余計な樽香はつけない。

 この昼食で、赤がタウラージの1アイテムだけで あとは全て白、というのは、
 彼らのこのコンセプトがうまく反映されていた。

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 以下、ホスト(造り手)とゲスト(僕たち)の会話のやりとりをまとめてみた。

彼らが造るスプマンテ、ドゥブルついて
ゲスト : 「ドゥブルは、シャンパーニュの優良な造り手、ジャック・セロスとの共同開発だが、数あるシャンパーニュの造り手の中で何故、セロスを選んだのか?」

ホスト : 「僕は彼の技術よりもそのフィロソフィに魅かれたんだ。土着品種を大切にし、この土地のスプマンテにおける可能性を、彼は見出したよ。 そして 『僕はシャンパーニュを造っているんじゃない。“セロス”を造っているんだ』 と彼は言ったんだ。」


ゲスト : 「このファランギーナは、自分が持っている“淡い黄色”というイメージと比べると グリーンが強い感じがするが、それは何に由来するのか?」

ホスト : 「それは収穫のタイミング(少し早め)によるものと、それに加え“低温発酵”によるもの。
そうすることにより、見た目にも美しい緑色を獲得し、白い花のような香りが得られるんだ。」


ゲスト : 「ピエトラカルダ のラベルは、どうして“日の丸”なの?」

ホスト : 「(笑) 僕たちが最初に輸出した国が日本で、今までの親交も深い。 そして、サングレゴリオのカンティーナを設計したのが“モリ ヒカル”という日本人だから、リスペクトの証しさ。
 なんていうのは冗談で、ピエトラカルダはフィアノの単一畑の名前で、“ピエトラ=石”、“カルダ=熱い”の意味。 非常に日当たりの良い畑で、太陽の光を浴びて熱くなることから名付けられ、それを象徴したのがこのラベルだよ。」


ゲスト : 「マストロベラルディーノ との違いは?」

ホスト : 「ウチも歴史は長いが、マストロベラルディーノはもっと長い。伝統を重んじ、カンパーニア・ワインのお手本を造っている。 それに対しウチは、“洗練された軽やかさ”。“アバンギャルド”(辞書を引用すると、“革新的な芸術運動を行う人”とあった)。
タウラージにしても、昔は樽のニュアンスが強すぎた。今は18ヶ月の樽熟成のうち半分は大樽、もう半分はバリックにしているが、将来的には大樽の比率を高くするつもり。
そうすることで、果実の自然な味わいを表現する。
強烈な味わいを持つものではなく、細身でエレガントなタウラージ。 可能性はまだまだあるんだ。」


 そう目を輝かせていたアントニオ。
 終始楽しい食事。 大いに勉強になりました。
# by enotecabianchi | 2015-02-18 16:59 | ワインの造り手。 | Comments(0)
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 生産者来日!
 今回はアルト・アディジェ州、ピノネロのスペシャリスト、フランツ・ハースから、

アンディ・プンテルさん(左)とそのお友達。

 土着の赤ブドウ、「スキアーヴァ」 の歴史から
 スクリューキャップの有効性について、
 そして彼ら自慢のピノネロについて、熱く語って頂きました。

 ウチのセラーにあるアルト・アディジェのワインをくまなく物色したあと、
 ゴッタルディやラドアールのボトルを指さして嬉しそうに、

 「ボクの友達だよ! ホラッ!」

 と言ってケータイのアドレスを見せてきたのには、笑ったね。
 うん。 わかったわかった。

 彼らが造るピノネロ。
 実に美味しい。
 価格が変わって扱っていなかったが、3月からまたオンリスト、決定です。

 楽しいお二人にとって、良い旅となりますように。
# by enotecabianchi | 2015-02-17 18:17 | ワインの造り手。 | Comments(0)
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ラ・ピエトラ 2011 (カブレオ)

 「シャルドネ・バリック」 つながりなら、これは外せませんな。

 少し前、このカテゴリーの選択肢が極端に少なくなったことがあった。
 スーパートスカーナ全盛時代、どこもかしこも造っていた「シャルドネ・バリック」は、いったいどこに行ってしまったのか。

 インポーターが輸入を終えてしまったり。
 世界的な 「食のエレガント嗜好」 から、バリックを使わなくなったり。
 使ったとしても、やはりエレガントに仕上げたり。
 あるいは、造ること自体をやめたカンティーナもあるようだね。


 少なくなったらオファーが増えるのは市場原理として当然で、
 その際、真っ先に頭に浮かんだのがこのワイン。
 インポーター勤めしていた時代にこれを飲んで、
 「すンげーワインがあるもんだ。」
 と感心したものです。

 「ザ・石!」

 と名付けられたワイン。
 昔と変わらぬ造りかな?

 こちらも、お試しあれ。

~ 業務用イタリアワインなら、エノテカビアンキ だっちゃ!~
# by enotecabianchi | 2015-02-16 14:37 | 美味しいワイン。 | Comments(0)
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シャルドネ・セレツィオーネ 2010 (イル・カルピノ)

 「セレツィオーネ(セレクション)」 つながりでね。

 フリウリ、コッリオの生産者。
 「ヴィーニャ・ルンク」 というコストパフォーマンスに秀でたシリーズは、ステンレスだけの熟成で元気な果実味を前面に出したスタイルに対し、こちらは、
 解りやすい 「シャルドネ・バリック」。
 とはいえ よくありがちな、温度が上がると「もたつく」ワインではなく、コッリオらしい酸味が感じられる、クールなワイン。

 シャルドネ・バリックに 「クール」 という表現は似つかわしくないかもしれないが、確かに共存する。

 お試しあれ。


~ 業務用イタリアワインなら、エノテカビアンキ よね。~
# by enotecabianchi | 2015-02-14 19:24 | 美味しいワイン。 | Comments(0)
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 エノテカビアンキでは年に数回、寝かせておいたワインたちをリリースすることがあります。
 それが、

「スペシャルセレクション」。

 これで21回になります。
 熟成という魔法によって変貌を遂げたワインたち。
 垂涎ものですぞ!

 いつもご愛顧頂いているお客様にお送りするリストは、

 明日、発送します。
 お楽しみに!

 だ・か・ら、

~ 業務用イタリアワインは、エノテカビアンキ だって!~
# by enotecabianchi | 2015-02-13 18:03 | ちょっと言いたいこと。 | Comments(0)
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エトナ・ロッソ “ピストゥス” 2012 (イ・クストーディ)

 「トゥス」 つながりで。 こじつけてん。

 次から次へと日本へ新しいワインが入荷する 「エトナ」。
 世界的な波が感じられますね。

 その中心人物「サルヴォ・フォーティ」 を、現在のエトナを語るうえで外すことはできない。
 このワインもまた、彼の手が加わったワイン。

 「ピストゥス」 という名は、エトナに代々伝わる製造過程で使われる圧搾所、「ピスタ」 に由来するそうで、古典的製法を踏襲する彼ならではのネーミング。

 無理して造ったようなところが微塵も感じられない。
 若いワインなのにスムースで、上質。

 これは、人の重さ以上の重力が加わらないプレスによるものか、一連の古典的製法から生まれるのか。
 はたまたその両方か?

 美味しいワインを飲むと、それに対する興味からか、疑問がどんどん湧いてくるね。

~ 業務用イタリアワインなら、エノテカビアンキ ね。~
# by enotecabianchi | 2015-02-12 13:27 | 美味しいワイン。 | Comments(0)
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プラエポジトゥス・ケルナー 2012 (アッバツィーア・ディ・ノヴァチェッラ)

 アイザックターラーつながり。
 イタリア語では 「ヴァッレ・イサルコ」 となるこの地には、イタリア最北の大修道院がある。
 「ノヴァチェッラ修道院」。
 北欧からローマへ向かう巡礼者の休憩所として利用され、旅の疲れを癒やすために、その頃からワイン造りは盛んに行われた。
 現在はこの地で最も重要なワイナリーとして名を馳せる。

 「ケルナー」 はこの土地の個性を知るには最も適したブドウのひとつで、プラエポジトゥス・シリーズのそれは、最上のものに数えられる。

 無意識のうちに、「最」 て漢字をいっぱい使ってしまいましたな。

 うまいで。

~ 業務用イタリアワインなら、エノテカビアンキ な。~
# by enotecabianchi | 2015-02-10 17:59 | 美味しいワイン。 | Comments(0)
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シルヴァーナー“ラーナー”2011 (タシュレルホフ)

 マイケル・フランクス つながりで (なんで!?)

 公私ともにお世話になっている あるワインバーの店主は、僕にいろいろ教えてくれる。
 そこではゆったりとした時間が流れていて、ときおりこのワインの出番となる。

 「上質なAORには シルヴァーナーがいいよ」

 と仰ったかどうかは定かではないけどね。

 強すぎない。
 だがはっきりとした芯が感じられる。
 ヴァッレ・イサルコ特有の、山のミネラルを感じたいなら、このワインを。
 
 マイケル・フランクスをお忘れなく(笑)

~ 業務用イタリアワインなら、エノテカビアンキ でっしゃろ。~
# by enotecabianchi | 2015-02-09 17:13 | 美味しいワイン。 | Comments(0)
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フィアノ・ディ・アヴェッリーノ 2013 (アントニオ・カッジャーノ)

「州」 つながりで、ね。

数あるフィアノの中で何故このワインをオンリストしているかというと、ひとつには、
「バリックでの熟成を経ているから」 なのです。

でも、

このヴィンテージから樽を使わず、ステンレスのみでの熟成に切り替えたんだとか。
造り手が意図したのは、きれいな果実味が前面に出た、クリーンな味わい。

ならば、

このワインはリストから外れるのか?

外れないよ~。
美味しいもん。

マイケル・フランクス 聴きながら、大きめのグラスで飲んだら、いいかもね。


~ 業務用イタリアワインなら、エノテカビアンキ! でしょ? ~
# by enotecabianchi | 2015-02-07 19:24 | 美味しいワイン。 | Comments(0)
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コンテ・ディ・ガッルッチョ 2009 (マッセリア・スタルナリ)

 「コンテ」 つながり。
 カンパーニア州のアリアニコ100%。
 かの有名な 「テッラ・ディ・ラヴォーロ」の ガラルディ と同じ 「ロッカモンフィーナ」に所在する。
 ガラルディに行った人の話だと、ロッカモンフィーナはかなりの山奥なのだそうだ。

 なので、海のイメージが強いカンパーニア州だがこのワインはむしろ 「山のアリアニコ」。

 強さはないが、ジワッとくるアリアニコです。

 地味に、売れてます。

~ 業務用イタリアワインなら、エノテカビアンキ でんがな ~
# by enotecabianchi | 2015-02-06 17:42 | 美味しいワイン。 | Comments(0)