
過日の肥後橋、ノガラッツァさんのランチコース2皿目、
「青森大間のマグロの軽いスモークと温度卵」
んん~美味♬
マグロ、温度卵、ボッタルガ!
最高やんか♬
このお料理にはアオスタの、

ピノノワール・ヴィニフィカート・イン・ビアンコ 2018 (ラ・クロッタ・ディ・ヴェニェロン)
を合わせて頂いた。
エエわぁ♬
メインの「鴨の炭火焼き」には、
ランゲ・ネッビオーロ 2016 (カッシーナ・バッラリン)を。
シェフの深く優しいお料理にそっと寄り添う優しきワインたち。
この日、駅からお店まで歩いたら汗ばむほどの陽射しだったが、
お料理そしてワインのセレクトは秋を感じさせてくれるものだった。
レストランを楽しむに最高の季節がいよいよ、やってくる♬
~ 季節を感じに、出掛けようぜぇ♬ ~

サン・ヴィンチェンツォ 2019 (アンセルミ)
いつ飲んでも美味しいワイン♬
ガルガーネガらしいミネラルと食欲を刺激する若干の苦み。
永く栽培した者のみが授かる、高い樹齢に由来する<落ちつき>。
アフターにキリリとした酸。
美味しいわぁ♬
樹齢が高くなると、そこから生まれるワインの凝縮度と複雑みが増す。
こう書くと聞こえは良いが、良いことばかりではない。
凝縮度とフレッシュさは反比例の関係にある。
つまり、フレッシュなワインなのに凝縮度が増してしまうとフレッシュじゃなくなり飲み心地が悪くなる。
ほなどうするか?
造り手によりその方法は様々だがアンセルミは、
爽やかさを感じさせるブドウのブレンド比率を高めることで、それをクリアしている。
そのブドウとは、ソーヴィニョン・ブランだ。
「サン・ヴィンチェンツォはウチにとって名刺代わりのようなワインだ。
広く飲んでもらいたいから爽やかさはことのほか大事でね。
ガルガーネガの凝縮度が年々増すにつれ、ソーヴィニョンの比率を高めているんだ。」
とはロベルト・アンセルミから直接聞いたことだから間違いない。
そして先日、あるレストランからも、
ソムさん:「飲んだところ、少なくない比率でソーヴィニョンが入ってると思うんだけど?」
オレ:「ハイ入ってますよ。年々その比率を上げてると聞いてます。」
ソムさん:「リストのどこにもソーヴィニョンって書いてないでw」
オレ:「!!!(言葉にならない)」
更新し忘れーーーーッ!
長きに亘って!(苦笑)
こういうこと、時々あるみたいなので、見つけたらいつでもツッコんでおくんなはれ~♬
ついでに、こぼれ話~。
アンセルミの白ワインは全て、輸入者ラベルが表に貼られている。
貼り間違い?
ではない。
ロベルトが昔来日した時、この透明の輸入者シールをいたく気に入って、
「キレイなシールだから表に貼りなよ!
よし。次のロットから表にしか貼っちゃいけない。
これは命令だ。わかったね?」
オーナーにピシャっと言われちゃったから、今もそれを守り続けているというわけ(笑)
唯一かもしれない<輸入者ラベル表貼り>w
ここにも造り手の願いが、込められているのですよ。
~ 業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! このワインも、長いこと扱ってるなぁ♬ ~