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時々更新♬ エノテカビアンキのブログ

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イタリアワイン

<   2019年 12月 ( 24 )   > この月の画像一覧


 ~ なにわ筋を南下し花園町を超えて、南海汐見橋線が見えはじめたあたりに、<和知万酒店>というお店がある。~

 今日のブログはワインの話ではなく、ごく個人的な回想録なので、悪しからず。

 エノテカビアンキのルーツであるまるたに酒店は昭和33年に創業した。
 その数年前、大阪への大いなる憧れを抱いて、ウチのばあちゃん、さかえさんは奈良の山奥から大阪という都会へ出てきて、小さなたこ焼き屋を始めた。
 都会はコワい人が多い。しばらくするとヤーさんらしき人が、「オイ誰のシマで店しとんじゃワレ!?」
 つってイチャモンつけてきた。
 身の危険を感じたさかえさんは早々と店をたたんで奈良へ逃げ帰った。

 そんなさかえさんを周囲の人は、
「さかえはん、かんてき(七輪のこと)1個儲けて帰って来はったわ~。」
 とか言ってからかったが、その言葉はさかえさんに、<絶対に大阪で一旗揚げる!>と決心させるに充分だった。

 二度目の挑戦でさかえさんが職に就いたのが、冒頭に出てきた<和知万酒店>だ。
 だから僕は、配達に出る時や戻ってくる時に必ず目にするこの酒屋さんを、直接的な関わりはないが、
 どこか懐かしい感覚でもって眺めている。

 時系列はわからないがさかえさんは、奈良からはるばる大阪まで出てきて、<行商>をしていたことがあるそうだ。
 だから僕は子供のころから、「行商は商売の基本」と教えられてきた。
 人と会って話し、納得して買ってもらう。
 繰り返すことで信頼が生まれ、そこから商いは広がってゆく。

 エノテカビアンキを経営して今年で丸17年になるが、創業当時からその考えは変わらない。

 令和元年11月30日。
 まるたに酒店は閉店した。
 昭和、平成、令和と、三つの御代、60年の歴史に幕を閉じた。

 母は晩年、こんなことを言った。
 二人いるいとこは当時(今もだが)遠方で生活していて、

「あの二人が大阪に帰ってきたとき、いつ戻っても元気なまるたに酒店が僕らを出迎えてくれる。
 そういう安心感を、あの子らに持っていてほしいねん。」

 母のこの願いは、まるたに酒店においては潰えてしまったけれど、
 ここから先はエノテカビアンキが引き受けよう。
 店は構えていないが、元気な酒屋であることには自信がある。

 2019年は、<動>の年だった。
 実家の閉店だけでなく、シチリアとトスカーナへのイタリア出張、
 富山と広島へのの出張など、物理的にもよく動いた。
 きたる2020年もまた、<動>の年になることだろう。
 そう意識しながらこの文章をつづっている。
 まさか自分のルーツが、一年を締めくくるブログになるとはね。

 みなさま佳い年をお迎えください。
 そして来年も、エノテカビアンキをどうかよろしくお願い申し上げます。

西成区千本北1丁目、まるたに酒店。_d0212522_20392734.jpg
 画像は今年のワイン、ツートップ。
 ピエモンテのスプマンテが並ぶとはね。

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!初心忘るべからず。エノテカビアンキの座右の銘です。~



by enotecabianchi | 2019-12-28 20:41 | ワインの話じゃないけれど。 | Comments(0)

 暮れてゆくね。2019年。
 エノテカビアンキの営業は明日28日(土)まで。
 まだ一日あるけれど、
 ご愛顧頂いたみなさま、ありがとうございました。

 ひとつ、お知らせがあります。
 毎日更新しているこのブログ、2020年1月31日をもって<毎日>じゃなくなります。
 理由は簡単で、<時間を他に割かねばならなくなったから>です。
 書き始めるとどうも長文になってしまう癖があるようで、ただ「美味しいよ!」だけではなんだか自分が納得しないのでね。
 実のところこのブログには、読んで頂いている方が思っているよりもかなり時間をかけている。
 気付いたら来月末で丸5年、毎日書いている。
 ちょうどいい節目かなと。
 とはいえ完全にやめるわけではなく時々更新するので、また見つけたら読んでやって下さい。

 ほな今日のブログ、いってみよ♬

日本へのオマージュ。_d0212522_21373811.jpg
オマージュ(フェッラーリ)

 個人的グレイトなワインで綴る年末。
 ん?<グレイト>で<フェッラーリ>なら、<ジュリオ>とちゃう?
 なんてツッコまれそうやな。確かに!
 ただ、今年はフェッラーリが日本のために創ったこのオマージュをリリースした年。
 お正月も近いし、フェッラーリにとっての今年のグレイトなワインはこれかなと、思ったのです。

 カテゴリーでは<マキシマムブリュット>だが、瓶内熟成期間はそれよりも少し長い。
 造り手は和食に合わせてほしいと願っている。
 むろんこれは単なる造り手の独りよがりではない。
 オマージュという名の通り、日本そして和食へのリスペクトが根底にあるから、
 マキシマムと比べるとよりシャープで繊細。
 和食だけでなくエレガントなお料理にうまく寄り添う。
 そのあたりはさすが親日家のフェッラーリ。
 お正月に映えるラベルだが、ラベルだけではない。
 味わいもまた、寄せてくるねぇ!と感心してしまうでき栄えなのです。
 ニッポンのお正月に、是非♬

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!ワインで飾ろうお正月♬ ~



by enotecabianchi | 2019-12-27 21:38 | この季節に飲みたいッ! | Comments(0)

 シチリアのシャルドネ・バリック。
 このカテゴリーのイメージはどんなんやろか??
<シチリアの太陽を感じる果実とそれに負けない樽感!>
 店頭でよく見かけるコピーって、こんな感じかな?

 個人的グレイトなワインで綴る年末。

極上シチリアワインの歴史を、飲もう。_d0212522_17312109.png
シャルドネ ‶ヴィーニャ・サンフランチェスコ”2016 (タスカ・ダルメリータ)

 たいていのワインがその利点と引き換えに酸が少なくて甘ったるくなりがちだが、
 このワインは違う。
 果実と樽由来のリッチなニュアンスを感じながらも、アルト・アディジェ級の標高のおかげで、
<山の涼>ともいうべき酸味がこのワインにスタイルを形成する。
 イタリアを代表するシャルドネのひとつではなかろうか。

 それだけに、日本の市場から姿を消してしまうのは残念ね。
 一時的であることを願うばかり。
 とはいえ、エトリヴァンに在庫がある限りはウチもストックしているので、
 このワイン飲みながら一年を振り返ってみても、エエのんちゃう~っ?

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!年内は28日(土)まで営業してますよ♬ ~



by enotecabianchi | 2019-12-26 17:32 | 美味しいワイン。 | Comments(0)

 個人的グレイトなワインで綴る年末。

フラッチャネッロ2014、飲んでみた。_d0212522_23352025.png
フラッチャネッロ 2014 (フォントディ)

 先日このブログでアップした時はまだ飲んでいなかった。
 書きながら、誰よりも飲みたくなってしもたさかいに開けて持って歩いた。
 先にも書いた通り、他のヴィンテージは新樽率高めのバリック熟成だが、この2014年は大樽での熟成を経ている。
 昔、フラッチャネッロを表現する際に、
「まるでミケランジェロが手掛ける筋骨隆々の彫刻のようだ。」
 と書いたことがあったが、そのイメージは今も変わらない。
 ただ、2014年のデータを見ると、それとは少し異なるのだろうなと想像した。
 つまり、飲み手を圧倒するような<パワー>よりも、やや細身で表情が優しい味わいでは、と想像したのです。
 その想像は、的を得ていた。
 そして味わいは、その想像を超えていた。
 まずスケールが大きい。そして酸がたくましく、豊か。
 フラッチャネッロのイメージに必ずといっていいほどついて回る、<リッチ>とは、無縁。

 期待を美しく裏切ってくれる味わい。
 これを、「拍子抜け」ととるか、「エレガントに昇華した」ととるかは、あなた次第。
 ただ、フラッチャネッロを初めて飲む人に、僕ならこの2014年は勧めない。
 サンジョヴェーゼを初めて飲む人に、レ・ペルゴレ・トルテを勧めないのと同じに。

 持って歩く前、このエレガンスならばと思い、ブルゴーニュグラスに注いで試してみた。
 例年ならば男性的でボルドーグラスが合うワインも、2014年だけはそのしなやかさから、
 ブルゴーニュグラスの似合うワインが多かったからね。
 でもやはりこのワインは、ボルドーグラスがよく合った。
 こんなにエレガントでも、それはあくまで男性的なエレガンス。
 女性に喩えられることはない。
 レ・ペルゴレ・トルテが男性に喩えられないのと同じね。
 このワインを輸入するインポーターではないあるインポーターの担当さんから、
 2015年は元のフラッチャネッロに戻った、と現地の情報を聞いた。
 フラッチャネッロの長い歴史の中で2014年はある意味、
 フラッチャネッロの<次のステップ>を示唆する作品なのかもしれない。
 
業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!オトコ的、オンナ的、どちらのサンジョヴェーゼも置いて〼。~



by enotecabianchi | 2019-12-25 23:37 | 営業に持って回りました。 | Comments(0)

 個人的グレイトなワインで綴る年末。
 今回も、サンジョヴェーゼでいってみよ♬

控えめなスタイルの中にグランデを見出そう。_d0212522_17521800.png
ペトレスコ 2009 (レ・チンチョレ)

 知らない人もいるかもしれないね。
 レ・チンチョレはキアンティ・クラッシコの造り手。
 エリアはパンツァーノ・イン・キアンティ。
 グレーヴェ・イン・キアンティの中にあるエリアだがグレーヴェと括ってしまうとあまりにテロワールが異なるため、
 生産者協同組合も別々に組織されているほど。
 パンツァーノで最も知られる造り手はフォントディだろうか。

 さてこのレ・チンチョレのオーナー、ルカとヴァレリア夫妻が大阪に来たのはもう4年も前のことだ。
 いろんなことを話した。
 あ、その時のブログは → こちらね♬

 ペトレスコは元々、キアンティ・クラッシコだった。
 そして<グランセレツィオーネ>になる予定だった。
 が、2009年ヴィンテージからDOCGを捨て、IGTトスカーナを彼らは選んだ。
 ルカはしきりに、
「サンジョヴェーゼは繊細。」と言った。
 そして彼の言う<サンジョヴェーゼの繊細さ>は、これを飲めばよく解る。
 緻密でエレガントなサンジョヴェーゼだ。
 確かにルカの言う通り、これがグランセレツィオーネの呼称を名乗っていると、あんまりしっくりこない。
 来阪当時に買ったから、ウチで4年以上寝てはることになる。
 あの時とはまた違った、しなやかなサンジョヴェーゼに成長してるんやろなぁ♬
 お正月に、開けて確かめてみよ♬

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!そろそろ決めないとねお正月ワイン♬ ご相談承りまするよ♬ ~


by enotecabianchi | 2019-12-24 17:54 | もっと知られるべきワイン。 | Comments(0)

 今年最後の京都訪問だった先週。
 その日の晩ごはんは、蛸薬師通麩屋町西入る、カンティーナ・アルコさん。

 <香り>という誘惑に弱いオレはカウンターに座るなり向こうからほのかな磯の香り・・・。
 あ、牡蠣や。
「牡蠣食べたいです♬」
 更に、<おすすめ>にも弱いオレはメニュー内のキャワいい吹き出しに目が留まる。

時が必要だと、このワインは言う。_d0212522_20295818.png
 頼んでまうやろぉ~♬
 ってその前にサラダ頼んだな・・・何やったっけ?

<自家製ボッタルガとセロリのサラダ>(これも吹き出しw)

 !!
 被ってもたーーーッ!シェフからは、
「ボッタルガ好っきゃなー。痛風なるで。」
 ハイ気をつけまする。
 写真撮ってたら後ろから、
「お!ええアングルやん。きれいに撮ってや!あ、ボトル置いたろか?」
 ってハタチの女子に言われ撮ったのがこれ。↓

時が必要だと、このワインは言う。_d0212522_20301313.png
 イスキア島の白そして、セロリ、ルッコラ、ボッタルガ多め。最高やないの♬
 ワインと料理で会話が弾む。
 やー、ワイワイ楽しい夜だった♬

 シェフはサンジョヴェーゼがお好きでその中でも一番は、↓

時が必要だと、このワインは言う。_d0212522_20303050.png
ルカ様が造る、ペルカルロ。

 個人的グレイトなワインで綴る年末。
 今はインポーターが変わって扱っていないが、それまではこのワインも毎年買うサンジョヴェーゼのひとつだった。
 ペルカルロもまた<男のサンジョヴェーゼ>だが、チェッパレッロともフラッチャネッロとも異なる個性を持つ。
 フラッチャネッロよりも細身、チェッパレッロよりは硬い筋肉を持つ。
 フォーマルだが無駄のない筋肉がスーツからも確認できる。
 <ダニエル・クレイグ版ジェイムズ・ボンド>みたいな。
 あ、あくまで個人的な見解ね。

 本当の素晴らしさを味わうには相当な忍耐を必要とするが、それもまたペルカルロのいいところ。
 世界のワインラヴァーを虜にする理由のひとつではなかろうか。

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!熟成という魔法を、体感しよう。~


by enotecabianchi | 2019-12-23 20:36 | イエスタデー、コレ食べたでー。 | Comments(0)

 ホフスタッターご夫妻が来阪したのは今年の6月だった。
 何がびっくりしたかって、マーティンの奥さまベアトリクスの美貌ね!
 あ、このおひとです♬↓

グレイトな白は熟成もグレイトなのですよ。_d0212522_17112126.jpg
 う、美しすぎるっ!!
 動いてるベアトリクスはもっと美しい。
 ディナーで横に座ってチラチラ顔を見てたキモいオジサンはそう、ボクです。
 この美貌にしてマーティンと同い年、つまりオレよりも年上だって!?
 可愛さと妖艶を併せ持つひと。それがベアトリクスなのです!

 なんやこれ?
 美女紹介ブログかッ!?

グレイトな白は熟成もグレイトなのですよ。_d0212522_17113687.png
ピノビアンコ ‶バーテナウ・サンミケーレ” 2015 (ホフスタッター)

 ホフスタッターにとって最も重要な白ブドウは、ゲヴュルツトラミネールだ。
 彼らの街、トラミンという名が示す通り、ここはゲヴュルツの原産地だからね。
 その次に重要なブドウは?
 と聞くと、<ピノビアンコ>と即座に返ってきた。
 個人的見解では過小評価されたブドウだが彼らのたゆまぬ努力の末にそのポテンシャルが認められはじめている。
 ピノビアンコ最高の畑、サンミケーレからのブドウを優しくプレス。
 大樽でゆっくりと熟成される。
 スケールが大きい。
 サーヴするときはブルゴーニュグラスをお忘れなく。

 かのベアトリクス様が自分たちのワインで一番好きなのが、このピノビアンコなんだとか。
 リストには2017年で掲載されているが、指定して頂ければ今なら2015年がご用意できますねん。
 5本で終わりやけどね。
 寝かせたい白ワインの代表格なのです。

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!今年もたくさんの造り手と出会えました。多謝!~


by enotecabianchi | 2019-12-21 17:12 | もっと知られるべきワイン。 | Comments(0)

夢について語ろう。これ飲みながら。_d0212522_20330477.png
イル・ソーニョ 2008 (トラヴァリーニ)

 個人的グレイトなワインで綴る年末。
 今日のワインは、先日来阪され食事をご一緒したチンツィア・トラヴァリーニのワイン。
 イル・ソーニョ。トラヴァリーニ家の夢が詰まったワインだ。
 このワインがリリースされ、そのプロモーションにチンツィアがウチに来たのは確か7年も前のことだ。
 チンツィアはこのワインの誕生秘話やそのこだわりを細部に至るまで語ってくれた。
 そしてインポーターの当時の担当兼通訳さんは僕にこう言った。

「数が少なすぎて全ての人に案内してません。
 ボクは丸谷さんに買ってもらいたい。
 このワインはゼッタイ買うべきですよ!」

 なんともストレートなセールストークだが、彼の言には妙な説得力があって結局ケースで買った。
 そして彼はこう付け加えた。

「ボクもプライベートで買いました。テヘッ!」

 そんな彼は今夜、西宮の自分のお店で、自分のお客さんと一緒に、このワインを開けるのだそうだ。
 自分のお店を持って、自分の惚れ込んだワインを、自分のお客さんと一緒に楽しむ。
 彼はこのワインを買った7年前、そんな夢を見ていたのだろうか。
 もしそうなら、すごいよね。
 いやきっとそうだ。彼のことだから。

 常々、自分の仕事を残念に思うことがある。
 それは、自分が昔惚れ込んで仕入れ、長く熟成させて、最高の状態になったワインを販売しても、
 最終的にそれを飲むお客さんの表情を、見ることができない。
 これはホントに残念なこと。
 だから、熟成させたワインを販売したお客さんから、
「感動するくらい美味しい!って喜んで頂けましたよ!あのブルネッロ!」
 なんてコメントを今日も頂いて、にこやかに、しかし平静を装っているが内心、
 悶絶級に喜んでいたのですよ。
 あぁ、この仕事やってて良かった!
 ってね。
 せやから皆さん、よければご意見お聞かせくださいな。
 おだてたらナンボでも昇ってゆくタイプやさかいに~♬(笑)

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!美味しいワイン、いっぱい寝てます♬ ~



by enotecabianchi | 2019-12-20 20:34 | このコ 寝てはります。 | Comments(0)

年内最後の、京都~ッ🎵
肌に感じる温度が違った。
山に近いせいか、きれいで鋭い空気。
エエやん🎵
ハイ。今日のお伴~ッ🎵


こういうラバヤもあるねんで。_d0212522_17391338.jpg

バルバレスコ “ラバヤ”2015 (ジュセッペ コルテーゼ)
と、
アプレス (マローロ)

個人的グレイトなワインを綴る年末。
ラバヤはブルーノロッカの専売ではない。
なにもブルーノロッカを否定しているのではない。
ラバヤという畑を世界に知らしめた造り手だから当然といえは当然で、味わいは世界レベルのそれだ。
対して今日持って歩いたジュセッペコルテーゼはブルーノロッカと比べると、控えめだ。
軽いと言っているのではないのは、わかるよね?
こういうラバヤもあるのですよと知ってもらいたくて持って歩いたけれど、気に入って頂けてよかったよかった。
そしてそのあとは、アプレス。
グラッパ ディ モスカートだ。
素晴らしい造り手からのヴィナッチャはプレスが優しい分、果実のふくよかさが感じられる。
アプレスはそこに、上質のモスカートだけが持つ優美な甘みと妖艶なアフターを堪能できる〈官能的食後酒〉。

年の瀬の煌びやかなレストランに相応しいふたつを、持って歩いたのでした。

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!もっと売れてほしいお酒なのです。~
by enotecabianchi | 2019-12-19 17:38 | もっと知られるべきワイン。 | Comments(0)

 年末やさかいにさ、
 今日から年内最終日までは、
 個人的グレートなワインを、アップしよかと思う。
 現実的なワインを知ってもらうのはもちろん大事だ。
 現実やもんね。
 せやけども映画でいうたら<マトリックス>的なワインの出現も、時にはよろしいやん。
 歳末やもんね。

 とはいえイタリアワインなら、非現実的と思っていてもほんのちょっと頑張ったら(あるいは壊れたらw)、
 手の届くワインばかり。
 そんなわけで、いってみよ♬

夢と現実のはざまで。_d0212522_19260134.png
バローロ・リゼルヴァ ‶ブリッコロッカ・ティストット” 2004 (カッシーナ・バッラリン)

 このカンティーナの次代を担う、アルベルトとアレッサンドロ兄弟と一緒に同行営業したのは昨年の3月だった。
 当時23歳だったアルベルトは次期当主にふさわしく熱心にカンティーナのこと、畑のこと、自分たちのことを語っていたっけ。
 でも仕事モードオフになると、弟と日本のアニメのことで無邪気に笑い合う。
 そんな微笑ましい兄弟だった。
 あの時、アルベルトは僕にこう言った。

「ブッシアは確かに素晴らしい畑。誰もが認めるしボクたちも自信を持っている。
 でもボクたちの一番大事な畑は、ティストットなんだ。
 ボクたちは、ラ・モッラなんだよ。」

 23歳よ?
 自分のその頃を思い出すと恥ずかしくて仕方ないわ(苦笑)
 カッシーナ・バッラリンのこれからに、期待せずにはいられない。

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!造り手の郷土愛は、すごいのですよ。~



by enotecabianchi | 2019-12-18 19:26 | このコ 寝てはります。 | Comments(0)