
ロミトリオ・ディ・サンテダーメ 2001 (ルッフィーノ)
似た名前つながり~。
せっかく前回、ルッフィーノ の名が出たからね。
どっかにあったような と思い探してみたら、あったあった。
裏ラベルを見てみると、
コロリーノ に メルロ のブレンド。
ユニークやね。
いわゆる 「スーパートスカーナ」 たちの中に、この名前も確かにあった。
だが、
いつ買ったのかも覚えていないくらい、ウチで寝てはった。
調べてみると、
!!
まぁまぁお高いのね。。。
ご興味のある方は、ご一報下さい。
なければまた寝ます。
他にも寝てる子、いっぱいいてるよ~。
~ 業務用イタリアワインなら、エノテカビアンキ やーでー。~

キアンティ・ルフィナ 2011 (イ・ヴェローニ)
キアンティ つながり~。
きれいなバラをアピールしたく、それをアップにしたら、ラベルが切れてしもた。。。
「Rufina」 の読み方は3つある。
ルフィーナ、 ルーフィナ、 ルフィナ。
ルフィーナ は、この地名よりも有名な大企業 「ルッフィーノ」 を連想してしまうので却下。
グーグルマップで調べるとその地名は 「ルーフィナ」 となっているけれど、どこか馴染まない感じ。
だからウチのリストには 「ルフィナ」 と記載されている。
フィレンツェから東へ、直線距離にして20km。
キアンティ・クラッシコと比べると冷涼な地なため、クラッシコのようなしっかりタイプではない。
ルフィナの味わいは、若々しくて、華やかで、軽やか。
若いときの 「キャメロン・ディアス」 みたいな、とびっきりの笑顔を連想させる、そんなワイン (?)。
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キアンティ・クラッシコ 2013 (ポッジョ・スカレッテ)
「ポッジョ」 つながり。
調べてみると、「超トスカーナ!」 と銘打ったワイナートのトスカーナ特集は、1999年秋号。
そこに、イル・カルボナイオーネ は華々しく (フィオーレさんだけにね) 掲載されていた。
その時僕は、最初のインポーターにいたけれど、
なんて綺麗で、かつ堂々としたラベルだと、当時は(今も)感心したものだ。
キアンティ・クラッシコは、イル・カルボナイオーネのセカンドラベル。
とはいえ価格はすごくリーズナブル。
元気でふくよかな果実味が楽しめる。
ラベルの存在感を考えても、お買い得な1本と言えるね。
もうすぐなくなる。 かもね。
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ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2008 (ポッジョ・チェルシ)
ブルネッロの中ではユニークなラベル。
でもよく見てみると、
おぉ!
パニッツィと同じシルエットやね。
そう。ポッジョ・チェルシ はパニッツィ がモンタルチーノに畑を買って興したカンティーナ。
そんなわけで今日は、メーカーつながり~。
でした。
美味しいよ~。
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ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ・リゼルヴァ 2010 (パニッツィ)
「白のリゼルヴァ」 つながり~。
トスカーナの白として外すこのとできない、ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ。
いくつか扱っているがウチでは、このパニッツィが筆頭だ。
高額の白ながら、このリゼルヴァはリピーターが多い。
バリックのニュアンスが強すぎないのが良いんだろうね。
樽の効いた上質の白。
うららかな春先にも、おすすめですぞ!
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ピノビアンコ・リゼルヴァ “ヴォルベルグ” 2012 (テルラン)
「意図的に寝かせたいワイン」 つながり~。
この業界に携わる人も そうでない人も、
「熟成を要するワインを意図的に寝かせたワイン」は、大歓迎ですな。
ただ、
赤に限って、ね。
このワインに 「リゼルヴァ」 の表記がなされる前、つまり今から20年ほど前、
「意図的に寝かせた白ワイン」 は消費者に、
「売れ残ったワインじゃないの?」 と勘ぐられるのが常だったそうだ。
「アルト・アディジェDOCにはそもそも、リゼルヴァの法律自体が存在しなかった。なければ表記できないよね。だから協会に申請して、作ってもらったんだよ。」
とは、現テルランの醸造責任者のクラウスさん。
解ってもらうために、良き造り手は努力を惜しまない。
怖い顔やのにチャーミングなクラウスだから、

ビスコなんか こしらえられましてん(笑)
ピノビアンコ、大スキ♡
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サリーチェ・サレンティーノ・リゼルヴァ 2009 (タウリーノ)
もちっと、アドリア海にとどまろう。
このワインは以前、会社のフェイスブックにも取りあげたことがあるけれど。
サリーチェ・サレンティーノ。
このワインのイメージはどんなものだろうか?
「価格がリーズナブルで、そのくせボディはリッチ。 甘みもあって飲みやす~い。」
「しかも、リーズナブルなのに “リゼルヴァ” って書いてて、良さげ~。」
これが、世間一般のイメージだろうか。
シチリアもそうだがプーリアも、市場のニーズに反応して いち早くトレンドをつかむのに長けた産地だと思う。 大昔、バルクワインの生産場だったことを思えば、それは必然だ。
ピエモンテではそう簡単にはいかない。
だがかえってそれが、品質の維持に貢献している、といえなくもない。
サリーチェ・サレンティーノ は長い名前にかかわらず、一般市場に受け入れられたワイン。
ニーズがあれば低価格のものが生まれてくるのもまた市場原理で、「低価格」 のイメージはこうして作られたのだと思う。
タウリーノ は、安くはない。
本来のサリーチェを造り続ける、今では数少ない造り手。
ラベルも、少なくとも20年は、変わっていない。
主要品種 ネグロアマーロの個性をありのまま醸すと、こうなる。
強烈だ。
だからこそこの造り手は 自分のワインを、落ち着かせてからリリースする。
他のサリーチェと比べると、1年か2年、ヴィンテージが遅れている
(インポーターのセラーで長いこと寝てたわけじゃないよ)。
後ろに映っている 「ノタルパナーロ」 に至っては、2006年が現行だから、そのこだわりは本物だ。
「市場原理なんて、関係無いゼ!」
そう、造り手が叫んでいるようだ。
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ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イェージ・クラッシコ “ディ・ジーノ” 2013 (サン・ロレンツォ)
マテリカ の次は イェージ ですな。
はい。品種つながり~。
ウマニ・ロンキ や ガローフォリ でおなじみの イェージ。
小さなカンティーナもたくさん存在する。
サン・ロレンツォ。
調べてみるとウマニ・ロンキが年間生産量300万本(!) に対し、サン・ロレンツォのそれは10万本だそうだ。
白はヴェルディッキオ、赤はロッソピチェーノを造っている。
おすすめすると、共にリピート率が高い。
今ではマルケの中では最もよく出ているワインかも。
過去に、イル・ソッフィオーネさんのオトコマエが訪問記を書いているので、それも見てね。
さながら、「むつごろうさん」やね。
→ こちら をチェック!

ヴェルディッキオ・ディ・マテリカ 2012 (ラ・モナチェスカ)
アドリア海つながり~。
試飲会では色んな発見がある。
中には、
「あれ? こんなに美味しかったっけ?」
なんていう嬉しい驚きも。
今回のワインはまさにそれで、担当の岸さんも
「ウマいよね~。」
と自画自賛されていました。
ヴェルディッキオ。
今でこそレベルの高いものが市場に多く出回っているが、僕がこの世界に入った頃、
おぉ! てことはもう20年も前なのね。
その頃はまだ、魚型のボトルに入った、いわゆる観光客向けのワインが多かった。
ただ、世界の評価誌はこう書いていたのを憶えている。
「そのポテンシャルがようやく認められ、注目に値する造り手が出てきた。」
市場に定着するまで、20年近くかかる、ということ、かな?
ロマンやね。
今はマイナーだけれど、20年後には定着していてほしい。
あなたにはそんなブドウ、ありますか?
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ルメン 2008 (イッルミナーティ)
はい。「州」 つながり~。
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ以外で知っているのはこれくらいかな?
DOC名は、「コントログエッラ」 という。
聞いても、
は?
て感じ。
イッルミナーティ もマッシャレッリ と同じく、アブルッツォを代表する造り手。
元来ワインは 宗教色の強い飲みものだが、造り手の名前ともに、それがよく伝わるラベルね。
「ルメン」 は古い言葉で、「光」 の意。
モンテプルチアーノにカベルネ・ソーヴィニョンをブレンド。
バリックでの熟成を経る。
こう聞くと、「濃いワイン」 と連想してしまうが、
同社のトップレンジだけに、濃さは ある。 だがそれだけではない。
それに見合うだけの酸味と旨みが感じられ、高いところでバランスが整う。
上質だ。
この州によくありがちな、
「ただ濃いだけのオラオラ系」
とは一線を画す。
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