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イタリアワイン

カテゴリ:もっと知られるべきワイン。( 27 )


「アントニオーロはガッティナーラの中で最も伝統派。
 硬さはそこからくるのかもしれないわね。」

 こう語ったのは、同じガッティナーラの秀逸な造り手、トラヴァリーニの当主チンツィアさん。
 昨年秋、彼女と食事を共にしたとき、話した内容だ。(その時のブログは → コチラ!

 失礼と思いながらも他者の名を出して聞いてみたけれど、よかったと思う。
 同じワインを造っている人でさえもそう感じさせるんだなと、実感したからね。

火山性土壌ネッビオーロが語るもの。_d0212522_19350741.jpg
アントニオーロのガッティナーラ2013年 飲み比べ。

 という、またとない機会を頂いた。
 トラヴァリーニのチンツィアが話す通り、やはり全て、カタい!
 とはいえ、最初のガッティナーラはカタいが安定感があり、飲むと説得力がある。
 深さと旨さ、そして落ち着きがある。

 レ・カステッレを飲むとその差は歴然。
 めっちゃカタい。が、深い。
 収斂性とアイラ島のシングルモルトにある<ヨード>の香味。

 サン・フランチェスコはもっとカタい!
 が、熟成ポテンシャルはレ・カステッレの上をゆく。
 そして飲み進めていくとほんの少し、柔らかさが垣間見える。

 オッソ・サングラート。
 香りの格が違う。
 ヨードの香味はレ・カステッレよりも強く、広がる上質の香り。

 オッソ・サングラートまで飲み進めたあと最初のガッティナーラに戻ると、
 あら不思議。やらか~い♬
 結論。
 今飲むなら絶対、ガッティナーラがおすすめ!
 品質を考えれば絶対に安い。
 営業トークで書いているのではない。
 お客さんの満足度を高めること間違いない。
 クリュ・ガッティナーラは、好みを見つけて毎年購入することをお勧めする。
 生産量から考えても、世界的に取り合いになっているから、やがて日本からなくなるだろうからね。
 
 ほいで、これら4つを飲んでたら、開けたくなるやないの!
 トラヴァリーニ、いらっしゃーい♬

 で、飲み比べて、思った。
 トラヴァリーニは女性的、アントニオーロは男性的なガッティナーラだ。
 当主がそうだから、とかいう問題ではない。
 トラヴァリーニは、ボトルをデザインする過程から考えても、温かみのある造り手。
 そしてアントニオーロはあくまでも伝統を重んじ、果てしなくカタいワインを頑なに造る。
 その土地を表現するために。
 善し悪しではない。スタイルの問題だ。

 僕は、そのどちらも、好きだ。

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!好きなワインだけを、リストに載せてます♬ ~


by enotecabianchi | 2020-02-14 19:36 | もっと知られるべきワイン。 | Comments(0)

‶パオリスの” フラスカティ、なのです。_d0212522_19450308.jpg
本町「ヴィネリア・ヴィアヴィーノ」さんの、
ワカサギのフリット
と、
フラスカティ ‶カンポヴェッキオ” 2017 (カステル・デ・パオリス)

 昨夜の一皿。
 ワカサギのフリット♬
 よろしやん♬

 外はサクッ!
 中はアッツアツのふわっふわ♬
 このふわふわ感が、パオリスの造るフラスカティのふくよかさと抜群によく馴染んだ。

 ワインは造り手で選びましょうよ。
「フラスカティ?あの安いワインね?」
 と早合点するよりも、
「フラスカティ?どの造り手のもの?」
 とした方が会話が弾む。
 実際、過小評価されているフラスカティやキアンティにあって、
 平均よりも高めのものを置いてあるお店は、その良さを十二分に理解して、嬉しい驚きをも演出できることを、知っている。
 パオリスのフラスカティはその代表格といえようか。

 造り手は、「フラスカティだから」なんて想いでこのワインを創っていない。
 聞いていないから知らないがそんな想いなら、
 フランコ・ベルナベイをエノロゴに招聘したり、
 イタリアの著名な画家マストロヤンニがこの造り手のラベルのために絵を描いたりはしない。

 美しいラベルをまとったワインは、味わいもまた美しい。
 たとえ過小評価されているフラスカティでも、そこに間違いはないのですよ。

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!美しいワインを、愛でよう。~



by enotecabianchi | 2020-01-29 19:47 | もっと知られるべきワイン。 | Comments(0)

 個人的グレイトなワインで綴る年末。
 今回も、サンジョヴェーゼでいってみよ♬

控えめなスタイルの中にグランデを見出そう。_d0212522_17521800.png
ペトレスコ 2009 (レ・チンチョレ)

 知らない人もいるかもしれないね。
 レ・チンチョレはキアンティ・クラッシコの造り手。
 エリアはパンツァーノ・イン・キアンティ。
 グレーヴェ・イン・キアンティの中にあるエリアだがグレーヴェと括ってしまうとあまりにテロワールが異なるため、
 生産者協同組合も別々に組織されているほど。
 パンツァーノで最も知られる造り手はフォントディだろうか。

 さてこのレ・チンチョレのオーナー、ルカとヴァレリア夫妻が大阪に来たのはもう4年も前のことだ。
 いろんなことを話した。
 あ、その時のブログは → こちらね♬

 ペトレスコは元々、キアンティ・クラッシコだった。
 そして<グランセレツィオーネ>になる予定だった。
 が、2009年ヴィンテージからDOCGを捨て、IGTトスカーナを彼らは選んだ。
 ルカはしきりに、
「サンジョヴェーゼは繊細。」と言った。
 そして彼の言う<サンジョヴェーゼの繊細さ>は、これを飲めばよく解る。
 緻密でエレガントなサンジョヴェーゼだ。
 確かにルカの言う通り、これがグランセレツィオーネの呼称を名乗っていると、あんまりしっくりこない。
 来阪当時に買ったから、ウチで4年以上寝てはることになる。
 あの時とはまた違った、しなやかなサンジョヴェーゼに成長してるんやろなぁ♬
 お正月に、開けて確かめてみよ♬

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!そろそろ決めないとねお正月ワイン♬ ご相談承りまするよ♬ ~


by enotecabianchi | 2019-12-24 17:54 | もっと知られるべきワイン。 | Comments(0)

 ホフスタッターご夫妻が来阪したのは今年の6月だった。
 何がびっくりしたかって、マーティンの奥さまベアトリクスの美貌ね!
 あ、このおひとです♬↓

グレイトな白は熟成もグレイトなのですよ。_d0212522_17112126.jpg
 う、美しすぎるっ!!
 動いてるベアトリクスはもっと美しい。
 ディナーで横に座ってチラチラ顔を見てたキモいオジサンはそう、ボクです。
 この美貌にしてマーティンと同い年、つまりオレよりも年上だって!?
 可愛さと妖艶を併せ持つひと。それがベアトリクスなのです!

 なんやこれ?
 美女紹介ブログかッ!?

グレイトな白は熟成もグレイトなのですよ。_d0212522_17113687.png
ピノビアンコ ‶バーテナウ・サンミケーレ” 2015 (ホフスタッター)

 ホフスタッターにとって最も重要な白ブドウは、ゲヴュルツトラミネールだ。
 彼らの街、トラミンという名が示す通り、ここはゲヴュルツの原産地だからね。
 その次に重要なブドウは?
 と聞くと、<ピノビアンコ>と即座に返ってきた。
 個人的見解では過小評価されたブドウだが彼らのたゆまぬ努力の末にそのポテンシャルが認められはじめている。
 ピノビアンコ最高の畑、サンミケーレからのブドウを優しくプレス。
 大樽でゆっくりと熟成される。
 スケールが大きい。
 サーヴするときはブルゴーニュグラスをお忘れなく。

 かのベアトリクス様が自分たちのワインで一番好きなのが、このピノビアンコなんだとか。
 リストには2017年で掲載されているが、指定して頂ければ今なら2015年がご用意できますねん。
 5本で終わりやけどね。
 寝かせたい白ワインの代表格なのです。

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!今年もたくさんの造り手と出会えました。多謝!~


by enotecabianchi | 2019-12-21 17:12 | もっと知られるべきワイン。 | Comments(0)

年内最後の、京都~ッ🎵
肌に感じる温度が違った。
山に近いせいか、きれいで鋭い空気。
エエやん🎵
ハイ。今日のお伴~ッ🎵


こういうラバヤもあるねんで。_d0212522_17391338.jpg

バルバレスコ “ラバヤ”2015 (ジュセッペ コルテーゼ)
と、
アプレス (マローロ)

個人的グレイトなワインを綴る年末。
ラバヤはブルーノロッカの専売ではない。
なにもブルーノロッカを否定しているのではない。
ラバヤという畑を世界に知らしめた造り手だから当然といえは当然で、味わいは世界レベルのそれだ。
対して今日持って歩いたジュセッペコルテーゼはブルーノロッカと比べると、控えめだ。
軽いと言っているのではないのは、わかるよね?
こういうラバヤもあるのですよと知ってもらいたくて持って歩いたけれど、気に入って頂けてよかったよかった。
そしてそのあとは、アプレス。
グラッパ ディ モスカートだ。
素晴らしい造り手からのヴィナッチャはプレスが優しい分、果実のふくよかさが感じられる。
アプレスはそこに、上質のモスカートだけが持つ優美な甘みと妖艶なアフターを堪能できる〈官能的食後酒〉。

年の瀬の煌びやかなレストランに相応しいふたつを、持って歩いたのでした。

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!もっと売れてほしいお酒なのです。~
by enotecabianchi | 2019-12-19 17:38 | もっと知られるべきワイン。 | Comments(0)

 グレコ・ディ・トゥーフォというと、どんなイメージだろうか?
 人によっては、南だから豊潤な果実味、ナポリ近くだから海のミネラルを感じる親しみやすいワイン、
 といったところか。

グレコ・ディ・トゥーフォの更なる可能性。_d0212522_18403727.jpg
西天満、リストランテ・ドゥエフィオーリさんの12月コース1皿目、
「鳥取産がいなサワラの炭火レア焼き2019ver. セミドライかぶ カブの葉のオイル 自家製ボッタルガ 白髪葱 レッドソレル 柚子 カブのピュレ」
 このお料理に、グレコ・ディ・トゥーフォ ‟テッラ・ドゥーヴァ” 2017 (ベニート・フェッラーラ)
 を合わせてみた。
 最初にこのワインを飲んだ時、ヴィンテージは2013年だったと思うけど、
 カッチカチのミネラルを目の当たりにして、どうしたものかと苦笑した。
 アルト・アディジェのミネラルともエトナの1000m級のそれとも違う。
 伝統的にこのエリアのグレコは、コーダ・ディ・ヴォルペとブレンドする。
 フルーティなブドウをブレンドして硬すぎる味わいを柔らげるのだ。
 そんなワインを、旬の鰆にに合わせたなら、最高の良く合って、
 採用頂けた!
 しかも、「これ以外にないっ!」って!
 いよっしゃぁ!!
 あとはインポーターさんに在庫確認するだけやぁ!(ん?)
 あるのか?久保さん?

~ アッビナメント楽し! ~


by enotecabianchi | 2019-11-28 18:40 | もっと知られるべきワイン。 | Comments(0)

 ワインリスト更新中!
 バッチリ、仕事が増える!
 それでもテイスティングは欠かさない!

観光客用のワインなど、もはや無いよイタリアには。_d0212522_17474014.jpg
フラスカティ ‟カンポ・ヴェッキオ” 2017 (カステル・デ・パオリス)

 今回のテイスティングで採用となったワイン。
 フラスカティ? あの、観光客用の?
 とか言うてるあなた!
 いつまでもそんなこと言うてたら笑われまっせ。
 笑われるだけなら実害はないが、情報更新しない限りいつまで経ってもいいワインに巡り合えませんで。

 ローマに滞在中、せっかくだからとローマ料理専門店を訪れた時、
 フラスカティとチェサネーゼがそれぞれ10アイテム以上常備していたのには、やっぱりイタリアを感じた。
 郷土愛が強いのですよイタリアは。
 そして、愛するからこそ妥協なくレベルの高い地元ワインをセレクトする。
 その時飲んだフラスカティもやはり素晴らしいものだった。

 パオリスは大昔からこの<カンポ・ヴェッキオ>を造っているが、一時期、フラスカティの名を捨てたことがあった。
 フラスカティのあまりの評価の低さに嫌気がさしてね。
 やがて時代は巡り、土着品種回帰のこの時代にもう一度、フラスカティに賭けてみた、というわけ。

 香りから蜜のようなニュアンスが感じられ、上質。
 甘みを伴うフルーツの香り。
 味わいもまた熟したフルーツのようなヴォリューム感。アフターも長い。

 ね?
 昔持っていたフラスカティのコメントでは、断じてないよね。
 フラスカティは次のステップに踏み込んだ。
 これを飲めばまずそれが実感でき、高い満足さえも得られるのですよ。

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!情報は日々更新しよう♫ ~



by enotecabianchi | 2019-07-25 17:48 | もっと知られるべきワイン。 | Comments(0)

 ラヂオからは山下達郎の<踊ろよフィッシュ>。
 梅雨が、明けたね。
 入道雲を遠くに眺めながらの汗ばむ昼下がりに、心地良く響きましてん。

 今日はインポーターさんと同行営業。
 車内での会話で、
「この時期のフリッツァンテって、メチャ美味しくないですか!?」
 って意見が一致した。
 とりわけ、エミリア・ロマーニャのピアチェンツァあたりで造られるボナルダやバルベーラを使った赤のフリッツァンテが。

フリッツァンテが、面白くなってきた!_d0212522_23071083.jpg
マジア 2016 (マルコ・コルダーニ)

「もうコレとサルーミがあれば、ナンボでもいけるわ!」
 サルデーニャの親友フランチェスコは言う。
 彼の言う通り、とびっきり美味しい。
 せやけど、置いてる店は少ない。
 なぜか?
 個人的見解では、フリッツァンテが持っているネガティヴなイメージによるものではないだろうかと思う。
 つまり、「泡持ちがよくない」というイメージだ。
 泡持ちが良くないとロスにつながる。
 いわばこういう「「へっぴり腰」でこのとびっきり美味しいワインが出にくい現象が起こっていると想像する。

 実際はどうか?
 <リピーターを呼ぶアイテムになること間違いなし!> のアイテムだ。
 リスク回避を優先して仕入れないのはあまりにも勿体ない、
 そう思うのですよ。
 せやからまずは試してね ♫

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!夏本番! フリッツァンテにもスポットを当てよう! ~



by enotecabianchi | 2019-07-24 23:07 | もっと知られるべきワイン。 | Comments(0)

 7年前にイタリアへ行った時は、トスカーナのカンティーナには訪問しなかった。
 いや、1軒、訪問した。「マキアヴェッリ」だ。
 でもこれはカンティーナを見るというよりも、
 思想家マキアヴェッリが、「君主論」を著した場所をこの目で見たかったからで、ワイナリー訪問とはいえない。
 てことは、トスカーナのカンティーナを訪問するのは実に、11年ぶり!ワオ!
 モンタルチーノは、<アゴスティーナ・ピエリ>。
 そして キアンティ・クラッシコは、↓

行ってはじめて解ること。_d0212522_20241380.jpg
キアンティ・クラッシコ 2016 (サント・ステーファノ)

 グレーヴェ・イン・キアンティの造り手。
 インポーターのカタログに載っているデータは熟読したし、ワインの味わいもよく知っている。
 強いワインではないから、パワーを求める人は選ばない方がいい。
 このワインの持つみずみずしさと優しい口当たりは、その日あった嫌なことさえ忘れさせてくれる。
 そして次の瞬間、ニンマリしてるでぇ♫

 味わいは、知っている。
 でも、このワインがグレーヴェのどこで造られていて、
 造ったのはどんな人たちで、
 どのように造ればこの味わいに仕上がるのか、
 何も知らない。

 そこんとこ、学んできます。

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!行かなければ解らないこと、たくさんあるだろうから。 ~


by enotecabianchi | 2019-07-03 20:25 | もっと知られるべきワイン。 | Comments(0)

上質ブルネッロ、増えましたよ~ ♫_d0212522_20105328.jpg
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2012(ピエトローゾ)

 ハイ新着~ッ♫
 とはいっても、12月の新着案内には載せていたけどね。
 新しいリストに改めて、華々しく掲載されている。
 
 昨年11月、グローバルさんとのコラボイベントで出合ったワイン。
 グローバルさんが輸入するワインの中では飛び抜けて上質!
 え? グローバルさんて ワイン輸入してるの?
 と言う人が多いらしいけれど、そうなんやろか。 けっこう昔から輸入してまっせ。
 このブルネッロは最近らしいけれど。

 モンタルチーノでも北に位置する造り手。
 そしてこのワインは モンタルチーノのグランクリュ、「モントソーリ」 のサンジョヴェーゼが使われている。
 イタリアのグランクリュ、あんまり知られてないね。
 例えば、うしろに写っている 「カンヌビ」。 これはバローロのグランクリュ。
 「ラバヤ」 はバルバレスコのグランクリュね。
 エトナには 「ピエトラマリーナ」 というグランクリュがある。 意外にも、白のグランクリュやね。

 このブルネッロを飲んだ時、ブルネッロが持つ深みに加えて、<温かみ> を感じた。
 強いが、優しさがそれを覆っている、みたいな。
 わかりにくいなw
 買って、飲んでみてね ♫

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!エエやん ♫ ~


by enotecabianchi | 2019-01-31 20:12 | もっと知られるべきワイン。 | Comments(0)