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イタリアワイン

カテゴリ:造り手との食事。( 61 )


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レ・バッティステッレのワインたちと、
兄妹からもらった特製テラコッタ。

 昨日、同行営業を終えて会場へ急いだ。
 そう。ソアヴェ・クラッシコの <まっすぐ> な造り手、<レ・バッティステッレ>から、アンドレアとグロリアの兄妹。
 恋人のように仲睦まじい。
 二人のご両親と同じくまじめで、しっかりもの。
 特にグロリアは、アンドレアのお姉さんと間違えられることもしばしばなのだとか。
 二人の熱い言葉に、また心が動いた。

 ソアヴェ・クラッシコの造り手は数あれど、ガルガーネガしか育てたことがない造り手は、そう多くない。
 そしてそのガルガーネガを、一切の樽熟成を経ず、全てステンレスでの熟成を経る。
 デザートワインである 「パッシート・デッラ・グロリア」 でさえも。

 そうしてできたワインは、それを造った家族のようにまっすぐで、ピュアで、うそがない。
 畑ごとの味わいをこの価格で比較できるワインを、僕は他に知らない。
 
 グロリアの胸の開いたファッションに 目のやり場を困らせながら(てか見てたけどねw)、
 ますますファンになっちゃいましてん。
 あ、ワインのね ♫

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業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!間もなく始まるね。 ソアヴェが一番美味しい季節 ♫ ~


by enotecabianchi | 2019-06-13 18:30 | 造り手との食事。 | Comments(0)

 先週のまとめ、ですな。
 まずは、<ドゥリン>。
 5月30日、リグーリア州 ドゥリンのオーナー、アントニオ・バッソと奥さまラウラとの同行営業。
 14時半の待ち合わせから、1件お客さんのアポイントを終えると、昼食を摂っていないというから、
 例の「まいどおおきに食堂」へ入ったんやけれども、
 なぜそこなのかというと、
 アントニオが「グルテンアレルギー」なのだそうだ。
 そうそう、パスタもピッツァも、大豆も醤油もダメっていうから、
 カウンターに並んでるものから好きな料理を選んで取ることができる「まいど」を選んで、
 焼秋刀魚と焼鯖を取ってはったけれども、
 イタリアに存在しないスタイルだけにアントニオ、エラい気に入ってたな。焼魚も。
 おかげでそのあとは終始ご機嫌なアントニオとラウラでございましたー♫
 ありがとう「まいど」。

 ドゥリンは今から約100年も前から続くピガートの作り手。
 話を聞いていると、キリスト教とのつながりがことのほか強く、
 名前の「ドゥリン」も、聖人イシドーロ(サンティシドーロ) に関係がある。
 創始者であるアントニオのおじいさんがイシドーロという名で、
 凄い偉丈夫にもかかわらず周りから からかい半分に、「イシドゥリン(小っちゃいイシドーロ)」
 と呼ばれ、それが短くなって<ドゥリン> になったのだとか。

 海から7km、山からも15kmというそれぞれに近い距離にドゥリンはある。
 常に山からの風が吹くこの地では、土着品種ピガートが最も重要なブドウ。
 <ピガート>の由来は、「Piga(斑点)」から。
 収穫が近づくと斑点ができることから名付けられたのだとか。
 むろんこの斑点はヴェルメンティーノなど他の品種には見られない特徴。
 ピガートは、酸度の低い品種。
 そのため、40~45日間、低温でゆっくりと発酵させる。
 高温になると、少ない酸度がさらに落ちるからだ。
 そうしてできたピガートは、きれいな果実味をしていてラベルの色そのままに、
 緑っぽい味わいを呈しているが 断じて青っぽいのではない。
 それでいて複雑みが感じられ、味わいに落ち着きがある。
 魚介にはもちろん、緑黄色野菜たっぷりのお料理に、素晴らしく良く合う。

 リグーリアの造り手なら、晩餐は当然、ジェノヴァ料理!
 ってことで、中崎町「ラ・ランテルナ・ディ・ジェノヴァ」さんの、

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タコのテリーヌ リグーリア風サラダ添え

 これとピガート!
 最高に美味しいねん ♫

 そして彼が造るヴェルメンティーノ・ルンゲラには、

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リングイネ・ジェノヴェーゼ!
 とりわけ シルヴィアさんのジェノヴェーゼは、濃厚だが飽きない美味しさ。
 ヴェルメンティーノのヴォリュームに、ピタッ!とフィットした。

 素晴らしきアッビナメント。歴史と文化を感じて、大いに納得した夜でしたー。

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 Grazie! Silvia san!

<オマケ>

 同行営業の途中、次どこに行こうかなー なんて考えてると アントニオから、
「日本のワイン買いたい」と。
 お客さんトコでのワインの説明はもっぱらラウラがしていて、
 アントニオはほとんど喋らず座ったまま、
 かと思えば急に立ち上がって、ミーティングの模様を録画したりと、
 まぁまぁ自由に行動してはったけど、そこリクエストするのねw

 で、タカムラさんに行ったらなんと!
 自分の好みをやたら熱く話して じっくり時間かけて、無事北海道ワインを購入しましたとさ。
 その時のアントニオの満足げな顔といったら!
 久々のイタリア的時間配分。
 タカムラさんが一番滞在時間長いやんw

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!こんどは現地で会いたいね ♫ ~


by enotecabianchi | 2019-06-03 20:39 | 造り手との食事。 | Comments(0)

・ヴェルディッキオしか造っていない。 そしてセラーに樽はなく、使うのはステンレスタンクのみ。
・自社畑のみ、そしてそれらは全て、「クラッシコ」エリア内。
・剪定、グリーンハーベスト、収穫など、畑の仕事は全て手作業、そして自分たちだけで行う。

 この3つが、サルタレッリ・クオリティを支えるもの。
 これらは、よくワイナリーの説明で書かれているから見慣れているかもしれないけれど、
 それを半世紀近く実行し続けることは、並大抵の努力ではない。
 そうして造られたワインには、うそがない。

彼らの顔的存在の ‟クラッシコ” にも、
平均樹齢30年を誇り、30種ものクローンが混植される ‟トラリヴィオ” にも、
北東向きでブドウがゆっくりと成熟し、通常よりも2か月収穫が遅い ‟バルチャーナ” も、

 余計な味がしない まっすぐなヴェルディッキオ。

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今回ランチをご一緒させて頂いた ファミーリア・サルタレッリ。

 とりわけ、家族の絆を大事にする、メッチャ! マジメな3人。
 お父ちゃんのこの上なく優しい笑顔に、癒されましてん ♫
 お孫ちゃん、生後7か月のマルコくんの話になると、デレデレやったけどね ♫

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今日最高のアッビナメント、
豚肉焼いたんと、バルチャーナ!

 家族のまっすぐな気持ちがストレートに伝わった食事会。
 教わったことを忠実に伝えて、布教していきますよ ♫

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!まじめがいちばん。~


by enotecabianchi | 2019-05-24 18:58 | 造り手との食事。 | Comments(0)

 金曜日の12時から梅田でランチやなんて無茶やがな!
 せやけど、この方に会えるなら何としてでもッ! って思ってまうな! ↓

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ジュセッペ・カヴィオラ。

 ピエモンテだけでなくイタリア全土の醸造コンサルタントとして名を馳せる。
 そして現在、ピエモンテはアルバの高地に 自身のカンティーナ、その名も「カ・ヴィオラ」でワインを造る。

 実は以前、彼のドルチェットとバルベーラ、そしてバローロを扱ったことがある。
 が、あまり多くを知らない僕にとっては扱うのが難しすぎて、敢え無くリストから外れた。
 現在は、2014年から造り始めた秀逸なリースリングのみを扱っているが、
 食事しながらじっくりと話を聞いて一緒に飲むと、その立ち位置がはっきりと解った。
 そしてその場で、ドルチェット、バルベーラ、バローロをオーダーした。
 来週火曜日には入荷する。
 これだけは先に書いておこう。
 白も赤も、彼の造るワインが何故これほどまでに透明感があり みずみずしいのか、ちゃんと理由があった。
 それを聞いた時、ようやく勧め方がわかったような気がした。
 また改めてレポートするなり。


業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!頑張ってまとめるねー♫ ~


by enotecabianchi | 2019-05-17 20:55 | 造り手との食事。 | Comments(0)

 造り手と、食事~ッ!
 あ、先言うとくけど、今日は一段と長いでw

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 ヴェネト州 ソアヴェ・クラッシコの造り手、「イナマ」 より、
 ヤンチャなイケメン、アレッシオ30歳。
 彼が手にしているのは、イナマ最上の赤ワイン 「オラトリオ」 と、
 僕がプレゼントした味噌汁w

「ミスター・ビアンキは、ボクたちのワインのことをよく知っているから、
 今日は家族のことと新しいワイン、そして始まった新しいプロジェクトについて話すよ。」

 いっぺん僕に叱られた経験のあるアレッシオ(そのブログは コチラ!)は、
 マジメに、そう、美女に対する態度とは真逆でもって、マジメに話し始めた。

 現オーナーでパパのステーファノには、3人の息子がいる。
 長男マッテーオと アレッシオ、そして末っ子のルカだ。
 昨年、マッテーオに男の子が生まれた。 名をピエートロ・イナマという。

「イナマの4代目跡取りが生まれたんだよ! だからボクはもうちょっと遊ぶよ♫
 日本の彼女ほしーなー。」

 とか言ったか言わなかったかw

 そんな軽やかなトークを交えながら、新しいワインについても話してくれた。

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ソアヴェ・クラッシコ ‟ヴィニェーティ・ディ・カルボナーレ” 2016
と、
ピニャータさんのアマトリチャーナ

 この2016年がファーストヴィンテージとなるワイン。
 彼らが持つ畑 「フォスカリーノ」 から北に位置するカルボナーレ。
 南及び南東向きのフォスカリーノに対し、カルボナーレは東向き。
 フォスカリーノは日照条件が非常に良く、結果、ふくよかな果実が生まれるため、
 樽での熟成が理想的。
 対してカルボナーレは、フォスカリーノに比べれば日照時間が少ないため、
 <果実味>よりも<シャープな酸>を備えたブドウに仕上がる。
 そのシャープな酸をそのまま活かすため、ステンレスでの熟成を経る。
 そんなカルボナーレ。
 父から譲り受けた3兄弟の時代の到来を象徴するワインとして、彼らは位置付けた。
 ラベルには3つの手が描かれている。 そう、
<3兄弟の手によるソアヴェクラッシコ>を表しているのだ。
 このアイデアはアレッシオが考案したそうだ。
 やるやんアレッシオ。

 2016年。
 イナマは非常に良い収穫を迎えることができ、
 とりわけ最上クラスのソアヴェクラッシコ ‟ロト”、カルメネーレ ‟オラトリオ”は、
 近年稀にみるグレートヴィンテージとなった。
 では、2017年はどうか?
 そこまで良い年ではなかった。
 しかし造り手とは常に、昨年よりも良いワインを造りたいと考えるものだ。

 アレッシオの言う 「新しいプロジェクト」 は、今から5年前から動き始めていた。
<前のヴィンテージを超える>
 これを実現するには、どうすべきか。
 ここに端を発し、既に行っていたことを更に細分化し、実行した。
 畑には、昆虫をはじめとした動植物との共存をさらに強め、
 畝ごとに土壌のサンプルを取って研究。
 アグローノモに有力な人材を置き、一本一本の樹を入念に見つめ、病気がちな樹を回復させた。
 赤ワインの産地、コッリ・ベーリチでは、ボルドーのコンサルタント、ステファン・ドゥルモンクールを迎え、
 カルメネールの経験値を高めた。
 つまり、畑での仕事を大幅に増やしたのだ。

 そうして5年が経った2018年、ようやく機が熟した。
 プロジェクトは2つに大別できるが、そのどちらも先述の<畑の仕事>に直結する。

 ひとつは、既存ワインのレベル向上。
 5年前から始めていたアクションがようやく実を結び、今より更に質の高いワインを造ることができた。
 畑での仕事を増やし、最良のブドウを厳選することで、前述のグレートヴィンテージ2016年をも凌駕するワインを造ることができる基盤を作ったのだ。

 そしてもうひとつのプロジェクトは、
 <スーパー> とも呼ぶべき ソアヴェクラッシコとカルメネーレを創ること。
 リリースはまだ先になるが、現在のソアヴェクラッシコの最上<ロト> よりも上だから、
 小売価格¥6,000を確実に超えるソアヴェクラッシコが生まれることになる。
 ここまでの高みを見据えているソアヴェの造り手を、僕は他に知らない。

「最高のものを創ることで、その下に位置するワインにもスポットを当てる。」
 奇しくも ソアヴェクラッシコは今、改めて注目を集めているワインだから、これからが好機だ。」
 とアレッシオは言う。
 世界を飛び回っている彼は、高騰し続けるブルゴーニュの白ワインから フォスカリーノにシフトする店をたくさん知っているという。
 価格的に上のブルゴーニュの白とフォスカリーノとをブラインドで飲み比べ、
 フォスカリーノを選ぶ人が増えているというから、そのポテンシャルはホンモノだ。

 最後にこんな質問をした。

「イナマのワインは押しなべてアルコール度数が高くない(12%~13%くらい)けれど、
それは意識してのこと?」

 その問いにアレッシオは、

「もちろん! アルコール度数は <存在感> と <飲み心地> に直結する。
 つまり、高くなれば存在感が増すが、飲み心地は悪くなる。
 逆もまた然りだが、イナマは飲み心地と存在感を両立させるように意識しているんだ。」

 なるほど確かに、イナマのどのワインにも存在感がある。
 そして極上の飲み心地だ。

 常に先を見ている造り手は、スケールが大きい。
 それはワインの味わいに確実に反映される。

「こないだウチの在庫使って営業に持って回ったんやけどその分 補てん・・・?」

 なんて チンマイ話は、即座に引っ込めましてんw

 ありがとう!アレッシオ。
 会うたびにオトナになるあなたを見ていると、オジサンも負けてられないと刺激になるよ。
 また一緒に、大阪を巡ろう。

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!あー今頃アレッシオは、夜の街に消えてしまったんやろなー ♫ ~


by enotecabianchi | 2019-04-19 22:24 | 造り手との食事。 | Comments(0)

 小柄で可愛らしい声、キュートな笑顔は どこか彼女のお父さまに似ている、
 この人は、だーれだ?

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イラリア・タキスさん

 そう、<イタリアワイン・ルネサンスの父> としても過言ではない、
 ジャコモ・タキスの娘さんだ。
 昨夜は彼女を囲んでの晩餐会。

 お会いするまでは、
「あの巨匠の娘さんやから、さぞ凄いオーラが前面に出ていて、
 ワタシは、タキスの、娘、よッ!
 みたいな大上段に構えた女性やったらどないしよ~。。。」

 とか一抹の不安を抱いたが、
 待ち合わせのレストランに入って彼女の姿を見るや、その心配はすぐに消えた。
 
 今の若い人の中には、<ジャコモ・タキス> の名を知らない人もいるかもしれないが、
 サッシカイアやソライア、ティニャネッロ、更にはトゥッリーガやテッレ・ブルーネといったワインの名を、
 知らない人はいないだろう。
 ジャコモ・タキスはそれら偉大なワインの創造者だ。

 惜しまれつつも彼は3年前に他界されたが、
「自分が創ったワインの中では、テッレ・ブルーネが一番好きだ。」
 と話していたそうだ。

 1970年代、トスカーナの貴族アンティノリは、当時無名だったサルデーニャ島からブドウを買うため、
 土地をリサーチするべく島にタキスを派遣した。
 タキスとサルデーニャの関係はここから始まった。
 島の南部スルチスは当時、島で最も貧しいエリアだったが、
 協同組合の<サンタディ> に働きかけ、アンティノリのために良質のブドウを造ってもらうよう取り計らった。
 やがてサンタディはタキスの助言を得て、自分たちの上質なワインづくりを目指し、
 そうして出来上がったのが <テッレ・ブルーネ> だ。

 70年代、サルデーニャ島から、しかも最貧エリアの協同組合から、
 世界を驚かせるワインがリリースされるなど、当時では考えられないことだった。
 最愛のワインが テッレ・ブルーネ なのは、必然なのですね。

 タキスは更に、島の個人経営者アルジョラスにも助言し、かの<トゥッリーガ>を創り上げた。
 タキスがトスカーナ以外で、とりわけサルデーニャ島との関わりが大きいのは、こういった縁によるものだ。

「ところで、そんな父が仕事を終えて帰った時に飲むものって、何だったかわかるかしら?」

 と彼女から質問。

「やー、そこまでサルデーニャを愛しているなら、島のヴェルメンティーノとか?」

 なんて答えると、

「父はとにかくビールが好きだったの。 特にベルギーのね。
 あと、コーラも好きだったわ。 よく、『コーラは素晴らしい発明品だ!』
 って絶賛していたの(笑)」

 なんや 親近感湧きまくりのエピソードやね。


 イラリアさんのカンティーナ、<ポデーレ・ラ・ヴィッラ> は キアンティ・クラッシコ・エリア、
 サンカッシアーノ・イン・ヴァル・ディ・ペーザ にある。
 7ヘクタールの小さい畑には、サンジョヴェーゼとメルロが植えられている。

 最初に買った畑は、北向きの斜面。
 普通、畑は南向きが最良とされるが、ここ10年、温暖化の影響で環境がずいぶん変わった。
 当時良くないとされていた北向きのこの畑は、今やカンティーナで最良の畑になった。
 現在は彼女、そして長年父のアシストをしていたアレッサンドロ・チェッラーイがエノロゴを務め、
 サンジョヴェーゼとメルロのキアンティ・クラッシコ、「パルゴロ」と、
 ピュア・メルロの 「ジャコモ」、このふたつのみを手掛ける。

「サンカッシアーノにはメルロが合う、のではなく、私の畑にはメルロが合うの。
 実際、いちばん近くのカンティーナ、ポッジョピアーノでは、
 コロリーノをブレンドしたキアンティ・クラッシコを造っているわ。」

 と彼女。
 また彼女は、「キアンティ・クラッシコ協会は大きくなりすぎた」 とも言い、
 だから サンカッシアーノの造り手が30社ほどが集まる協会を発足した、と話した。
 既にキアンティ・クラッシコのソットゾーナでそのような動きをしているエリアがある。
 レ・チンチョレやフォントディが居を構える、<パンツァーノ>がそれだ。
 やがて サンカッシアーノも、独自で創り上げた意識の高いワイン造りを実践し、
 素晴らしいキアンティ・クラッシコの生産地として名を馳せることになるだろう。
 そんな気概が、彼女から強く感じた。

 今回の食事会では、彼女の造るふたつのワインを2ヴィンテージずつ、比較テイスティングさせて頂いた。
 キアンティ・クラッシコ・パルゴロは、2013年と2016年。
 ジャコモは、2014年と2016年。
 毎年、このふたつのワインを合わせても生産量は6,000本程度とごく少量。
 そして良くないと判断した年は、造らない (2014年と2015年、パルゴロは造られていない)。
 
 2016年、とりわけパルゴロの2016年は、特筆に値する。

 このヴィンテージからメルロの比率を下げ、サンジョヴェーゼを増やした。
 サンジョヴェーゼの樹齢が高くなり、それに伴い質も向上したからだ。
 それが正しかったということを、はっきりと感じることができる味わいだった。

 強いワインは好きじゃない。
 彼女は食事中、よくそう言った。
 彼女のワインは、強くなくて、優しい。
 彼女の口ぶりや人当たりそのものだ。
 
 今回が初来日となる彼女は、食事の最初にこう言った。

「日本はずいぶん、アメリカナイズされているわね。」

 この言葉に僕は、ここに来る前になにか、嫌なことでもあったのかな? と心配になったが、

「<ZARA> があるじゃない。」

 と聞いて、大笑いして胸を撫で下ろした。(会場は梅田のど真ん中やったからね)
 楽しい食事を終えて帰り際、彼女に、
「日本のイメージは変わったかい?」
 とは聞かなかったが、
 楽しそうに手を振って見送ってくれた笑顔を見て、聞くまでもないか、と安心した。
 
 そうして心に余裕ができて、2軒目へと足を運びましたとさ(苦笑)

 Grazie mille!! イラリアさん。
 
 パルゴロ2016 そしてジャコモ2016は、今月末に入荷予定。
 楽しみが、またひとつ増えた ♫

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!造り手の笑顔を見るのが、好きだ。 ~


by enotecabianchi | 2019-04-10 19:51 | 造り手との食事。 | Comments(0)


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 な、なんてスタイリッシュなファミリーだ!
 そう、今日は ヴィエ・ディ・ロマンスのオーナー、ジャンフランコ・ガッロと、
 奥さまフランカさん、そして娘さんのヴェロニカを囲んでの、
 セミナー形式の昼食会。
 ヴェロニカ お人形さんみたいやな ♡

 聞く、飲む、食べる、書く、の大忙し!!
 カワイ子ちゃん見てたかったけれど、そんなヒマあらへんがな!
 お料理のマリアージュから 「超」 が付くくらいの専門用語まで、
 喋りまくった ジャンフランコ。
 ポイントとなったのは次の3つ。

1.畑の個性を表現するのが何よりも大切。
  ブドウ品種は、それを最大限に表すための表現者。
  だから実は、ブドウ品種よりも土壌と気候が何よりも大事。

2.その畑でできた最上のブドウの個性を壊さないように、収穫・醸造することが大切。
  とりわけ、プレスにおいては、酸素に全く触れないように細心に注意を払う。

3.新しいワインについて。
  これに関しては、今は内緒。
  この秋、新しいワインのお披露目となる。

 この3つの他に、
 コルクひとつとっても、データに基づいた感動的な結果を出して、行動に移している。
 ただ、信念に基づいて行動しているが、それが間違っていると見るや、
 15年かけたプロジェクトですら、スパッと切り捨てる。

 ブレがないのだ。

 そして、彼の言葉は自信に満ち溢れているし、その言葉は真実を突いている。
 今日聞いた話を、とてもこのブログだけでは完結しない。
 そやから、またレポートするわ。

 最後に、お料理の画像を一枚だけ!

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茶美豚肩ロースのロースト ラヴェンダーヴィネガーのソース

 このひと皿に、シャルドネ ‟ヴィエ・ディ・ロマンス” を合わせた。
 最高のアッビナメント!
 わかるだろぉ?

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!「北の巨人」 と呼ばれるワケを、飲みながら学ぼう。



by enotecabianchi | 2019-03-12 22:43 | 造り手との食事。 | Comments(0)

 1878年から家族経営でバローロを造り続ける オッデーロの7代目当主、
 ピエトロ・オッデーロが来日、食事をご一緒した。
 お料理は、↓

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ザ!トスカーナ! の、淀屋橋 「ロスティッチェリア・ダ・バッボ」さん ♫
 面白いコラボやね。
 
 1878年からワイン造りを続けている。
 これ、すごいことやと思わへん?
 そしてこの年から今まで、ワインを造らなかった年は一度もない、という。
 つまり、世界大戦中であっても、カンティーナに残った女性が、男に代わってワインを造り続けた。
 すごい。

 オッデーロ。
 名前は知っていたけれど恥ずかしながら、実際にワインを飲んだのはつい最近だ。
 むろん、造り手と会って話したのはこれが初めて。
 「バローロ・クラッシコ」 の造り手 そして、
 「グランクリュ・バローロ」 の造り手としても良いくらい、素晴らしい畑を所有する。
 とりわけ、

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バローロ・リゼルヴァ・ヴィーニャ・リオンダ 2007

 このバローロは、すごい。
 どうすごいのかはまた改めてレポートするけれど、
 先週エリオ・アルターレ、今日オッデーロ、
 いわゆる <モダン> と <クラシック> のバローロを立て続けに飲んだが、
 そうカテゴライズするのは、もう終わりにしようか。
 なんて思ってしまう。

 最良のバローロを造りたいという心は、同じやからね。

 久々に、胸が躍ったテイスティングでございました~ ♫

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!3月から、彼らのワインを幅広く扱いまするよ ♫ ~


by enotecabianchi | 2019-02-21 21:15 | 造り手との食事。 | Comments(0)

 造り手さんと、ランチ~ッ♫
 カンパーニア州から、フェウディ・ディ・サングレゴリオのピエルパオロ・シルクさん。
 同社の代表であると同時に、世界的に著名な剪定士でもある。
 剪定士。 あまり馴染みのない職業だが、近年急速に重要度が増している。
 「エスカ病」 と呼ばれる葡萄樹特有の病気のためだ。
 それに関してはまた改めるとして、ランチ兼セミナーの内容、その7割は葡萄樹の話、
 2割がサン・グレゴリオのコンセプト、そして残りの1割が、ワインの話だった。
 葡萄樹の話に熱中しすぎて、飲んでいるワインの説明 忘れてるがな!(笑)

 今回の会場は中津、「ラ・バルカッチャ」 さん。
 テイスティングする5種のワイン全てに お料理を合わせて頂いた。
 とりわけ、2本目のワイン、「フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ・ピエトラカルダ2017」 と、↓

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タチウオとなすのフリット
サルサ・ディ・ポモドーロ・マトゥーロ

 このお料理との相性が抜群だった ♫
 ミネラルを多く含むのはこの土地のワインだから当然だが、
 彼らの造るワインはそのミネラルがとてもエレガント。
 <落ち着いたミネラル> といった感じ。
 彼の、
「いいワインは高い樹齢のブドウからできる。」
 という言葉が、その落ち着いた味わいに見事にリンクした。

 同社の顔的存在の タウラージも飲んだが、
 個人的に今回は、特に白ワインのレベルの高さを改めて感じた。
 それは、ピエルパオロさんが白ワインの聖地 フリウリの出身で、
 ご実家でも コッリ・オリエンターリのDOCでフリウラーノやリボッラ・ジャッラを造っていることに関係しているのかもね。

 価格交渉の末に、ワインリストに掲載予定。
 大いに勉強になった午後でございました~ ♫

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 ピエルパオロさん、ありがとうございました~ ♫

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!造り手の声を忠実に伝える。 それ大事ね。~


by enotecabianchi | 2019-02-07 20:12 | 造り手との食事。 | Comments(0)

 僕が敬愛する シルヴィア・インパラートさんが来阪。
 今回も食事をご一緒させて頂いた。
 毎度のことではあるが、美味しいものを食べるのが大好きなんやなぁ、
 と思わずにいられないほど、彼女は料理を美味しそうに食べる。

 今回のお店は、福島の銘店 「ラ・ルッチョラ」 さん。
 昨年、シェフがモンテヴェトラーノを訪れたことに加え、
 昨年の食事がお肉主体だったこともあり、今回は魚介が中心の内容となった。 ↓

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魚介類盛り合わせ

 このお皿には、彼女が造る唯一の白、コーレ・ビアンコ が合わせられた。
 カンパーニアの土着品種、グレコとフィアーノを半分ずつブレンドされたこのワインは、
 ミネラルが豊富だが華やかに薫る、味わった誰もが顔がほころぶ。
 
 と、食べている最中に、最初の赤、コーレ・ロッソが注がれた。
 そしてこのコーレ・ロッソが、写真右上に写っている 「千葉県産サバのマリネ」
 に、抜群に合った!

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コーレ・ロッソ 2015

 青魚に赤!?
 なんて思うかもしれない。
 が、「魚 = 白」 というイメージはもうずいぶん昔のもので、
 <一概にそうとは言い切れない派> が増え始めている。 かくいう僕も、その一人ね。
 シルヴィアさんもまたこの味わいに感動し、立ち上がって称賛の声を上げたほどだ。
 シェフの計らいに感服!
 
 他にも教わったこといっぱい!
 でも 本丸のモンテヴェトラーノ含め、続きは後日まとめて書くことにした。
 
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 シルヴィアさん、ガイアさん、鈴木シェフそして ラ・ルッチョラのスタッフの方々。
 ありがとうございました ♫

 レポートはまた改めて ♫

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!すごい造り手!なのです。 ~


by enotecabianchi | 2019-02-04 18:31 | 造り手との食事。 | Comments(0)