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イタリアワイン

カテゴリ:造り手との食事。( 43 )


 正直なところ、今まであまり扱ったことのなかった コルデーロ・ディ・モンテツェモロ。
 ラ・モッラの、歴史あるバローロの造り手。
 造り手 (正確にはアンバサダー) と食事して話し、飲むと、深く印象に残る。
 まして、そのワイン産地のことを熟知した人が作る郷土料理と合わせれば、感動はひとしおだ。

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鹿肉のアニョロッティ
を バルベラ・ダルバ 2016 と共に

 食べ手からの最高の賛辞は、出された料理がすぐさま無くなること。
 ご一緒したロベルタさんは、バルベラをグビグビ飲み アニョロッティをパクパク食べて、エエ顔して平らげてはった。

 昨夜は、アルネイス、バルベラ、バローロというラインナップだったが、そのどれも素晴らしかった。
 とりわけ、ブルゴーニュグラスに注がれたバルベラは、ラ・モッラの土地を反映した、果実味が豊かだが断じて甘すぎない、誰からも好かれるワイン。
 忘れられないアッビナメントとなった。
 来月の新着に掲載決定 ♬

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 コルデーロ・ディ・モンテツェモロ・アンバサダーのロベルタさん、北浜の銘店 リルチェンテさん。
 ありがとうございました ♬


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by enotecabianchi | 2018-09-19 19:36 | 造り手との食事。 | Comments(0)

 ボルゴーニョの現当主、アンドレア・ファリネッティと昼食をご一緒した。
 ボルゴーニョのことは既にご存知の人も多いだろうから、教科書的な説明はここでは省いて、
 とりわけ今回のランチで刺激を受けたことを中心にレポートしよう。

 テキストの表紙には、「250年の歴史を持つバローロ」 とある。
 それが、ボルゴーニョだ。
 長い歴史の中で、バローロの、「リステ」、「カンヌビ」、「カンヌビ・サンロレンツォ」、「フォッサーティ」、「サンピエトロ・デッレ・ヴィオーレ」 という5つのグランクリュを所有する。
 バローロ・リゼルヴァ と バローロは、これらのグランクリュから生まれるネッビオーロをブレンドして造られる。
 つまり、この上なく贅沢なバローロということね。

 そして実は、彼らの造る「バルベラ」 にも同じことがいえる。
 どういうことかというと、所有する「リステ」と「フォッサーティ」の畑には、ネッビオーロの他になんと、バルベラが植えられている。
 そこで育ったバルベラは、どこかネッビオーロを思わせる風格がある。
 ボルゴーニョのバルベラが他と違う点、それは、ネッビオーロにも通じる風格を持ち合わせたバルベラ・ダルバだということ。
 そんな彼らのバルベラ・ダルバに合わせたお料理は、コレ! ↓

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久宝寺の銘店 「タヴェルネッタ・ダ・キタヤマ」 さんの、
タリオリーニ 地鶏のズリ・ハツ・キモ のマルサラ酒煮込み オーストラリア産黒トリュフがけ

 もうね、言葉は要らないね。
 バルベラ・ダルバはブルゴーニュグラスで呈された。それもまた、粋な計らい。
 ブルゴーニュグラスが全てのバルベラに順応するとは思えない。
 実際、個人的にバルベラは、ボルドーグラスをイメージづけていたからね。
 これもまた、「バローロの畑で造られたバルベラ」 という背景が関わっているからに違いない。
 自信を持ってお勧めする。
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 バローロの造り手なのにエラいバルベラ推してしもた。
 それだけ素晴らしい味わいだったからね。

 アンドレアは現在、28歳。
 食事しながらゆっくりと話した。
 
 アンドレアには、ボルゴーニョのオーナーとして進むべき道を指し示してくれたワインがある。

<ボルゴーニョ・バローロ1982年。>

 これを飲んだ時は、全身に稲妻が走ったそうな。
 彼がオーナーとなった2008年当時、ボルゴーニョは近代的な設備をいくつか採り入れていた。
 ステンレス発酵槽が1998年から使われはじめ、培養酵母での発酵も1983年から始められていた。
 つまり、彼が飲んで感動した 1982年のバローロは、その近代設備が導入される前の、最後のヴィンテージということ。
 運命的な出合いとするしかないが、それを経験した彼は、ボルゴーニョだけが持つ、「独特のクラシック」 を変えるべきではないと直感。
 そしてすぐさま、ステンレス発酵槽を売却してセメントタンクを購入、土着の酵母を使っての発酵を行うに至った。

「ボルゴーニョは、変わらない。」

 彼はそう言い、バローロやバルベラに対しては伝統的な造りを踏襲し続ける。
 その傍ら、リースリングやティモラッソなど、今までボルゴーニョが手掛けなかった<白>をリリースしたりと、
 彼の<挑戦>ともいえるアクションは、これからも目が離せそうにない。

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 Grazie Andrea san !
 Ci vediamo in Barolo ♬

 タヴェルネッタ・ダ・キタヤマのシェフ&スタッフのみなさま、ありがとうございました ♬

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! アンドレアは天才肌♬ ~


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by enotecabianchi | 2018-08-29 20:34 | 造り手との食事。 | Comments(0)

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 写真は今日のランチの模様。

南森町 「トラットリア・ニコ」 さんのセコンド・ピアット、
ファルソ・マーグロ

 造り手来阪に伴って、ランチをご一緒した次第。
 シチリア唯一のDOCG、「チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア」。
 個人的にこのワインの造り手では、この 「ヴァッレ・デッラカーテ」 が一番好きだ。

 ネロ・ダーヴォラ からは 「力」 を、
 フラッパート からは、ワイン名にもなっている明るいチェリーの色合いと、チャーミングな味わいを、
 それぞれ授かる。
 ヴァッレ・デッラカーテのそれは、バランスがうまく整っていることと、良い意味で洗練されていないところが好きだった。
 しかし今回、改めてテイスティングし お料理と合わせてみると、その 「洗練されてない感」 は影をひそめ、エレガントなワインへと昇華していた。

 今回来日した アントニオさんは御年 81歳 (!)
 もうその年になると 「力」 で押すワインは要らない。
 立場上、全てのワインを推さねばならないはずだが、彼は僕に、フラッパート とこの チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア・クラッシコ を勧めた。

 ランチ前、オフィスで白2種と赤4種をテイスティングしたが、やはりここは赤の造り手と思う。
 そしてこの造り手のワインは、料理に合わせてこそ本領を発揮すると確信した。
 グリッロもフラッパートも、チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリアも、
 オフィスで飲んだワインとは比べものにならないくらい美味しかった。
 まるで、モノクロだった風景が 鮮やかな色彩を帯びたような、そんな感覚だ。

 このお店のオーナーシェフ、塩田さんは、チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア をブルゴーニュグラスに注いだ。
 そしてそれを、写真のファルソ・マーグロに合わせたんだけれど、
 もうね、
 最高やわ。
 エレガントな味わいは更に研ぎ澄まされ、華やかな香りと共に タンニンの柔らかい滑らかなワインへと変化した。
 オーナーさんのグラスセレクトに、感謝 ♬
 これは経験しなければ解らない。
 このワインが仮に試飲会に出ていて、数あるワインと一緒に並んでいたとしたら恐らく、
「ふーん。」
 くらいで購入までには到底至らないであろう。

 説明が必要なワインだ。
 しかし、ひとたびそれを経験したならば また必ず飲みたいと思うし、このワインが何故、シチリア初のDOCGへと昇格したのか、答えが見えるはずだ。
 チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア のお手本のようなワイン。
 試すときは是非、シンプルなお料理と共に ♬

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アントニオさん、Grazie mille ♬

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! 試飲会では見れない景色を、見ようじゃないか ♬ ~


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by enotecabianchi | 2018-07-19 19:41 | 造り手との食事。 | Comments(0)


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 長らく、造り手とインポーターがフィットしなかった感のあるフェルシナ。
 テラヴェールさんが扱うようになってようやく定着し、その品質の高さに改めて注目が集まっている。

 6月14日。
 フェルシナからアンドレア・ボニヴェントさんが来阪。 試飲会と夕食会をご一緒させて頂いた。

 フェルシナは1966年創業。
 その当時、イタリアワインは軽く見られ、キアンティは安いワインの代名詞だったが、
 創業者ドメニコ・ポッジャーリは、カステルヌオーヴォ・ベラルデンガのこの地で高品質ワインを造ることを決断した。

 と、この創業ストーリーからフェルシナの取り組み、エノロゴの話なんかは、インポーターの資料に詳しく記されているので、
 ここでは主に、彼と話した内容をレポートしよう。
 とはいえ、時系列に羅列すると話がまとまらなくなるから、まずはフェルシナとそれにまつわる名前の由来から。

<フェルシナ>

 まず、フェルシナは土地の名だ。
 しかもその起源は極めて古く、古代ローマよりも前に文明を築いた エトルスキ(エトルリア人)がその場所を認めている。
 紀元前7世紀の話だ。
 また、11世紀の書物には既に「フェルシナ」と記載されている 深い歴史のある名前なのだ。

<ランチャ>
 フェルシナの代名詞でもあるこの名は、カンティーナのすぐ近くの高台にある歴史的建造物、
 ベネディクト派の修道院の名前。
 そしてそれに因んだ、その真南に広がる単一畑の名前でもある。
 南向きの一枚畑で、フェルシナの中では最も標高の高い420メートル。
 水晶と砂岩を含む粘土石灰土壌に、ほんの少しガレストロ。
 ブドウの根はまっすぐに深く伸びる。
 この畑からは厳格なサンジョヴェーゼが生まれる。
 畑名を名乗るキアンティ・クラッシコ・リゼルヴァ “ランチャ” は、若いうちはやはり硬いが、そのポテンシャルは計り知れない。


<フォンタッローロ>
 こちらは畑の名前ではない。
 フォンタッローロのブドウが栽培される畑のすぐ近くには泉があり、夕暮れ時にもなるとその泉が夕陽に照らされて美しく黄金色に輝いたことから、
 <Fonte all'Oro> 、フォンタッローロと名付けられた。
 サンジョヴェーゼ100%だが、キアンティ・クラッシコ・エリア と キアンティ・コッリ・セネージ・エリア のものをブレンドして造られるため、IGTを名乗る。
 彼らはフォンタッローロのことを 「スーパートスカーナではない」 という。
 その俗称が、骨太でフルボディのワインを連想させるのに違和感を感じるのだろう。
 フォンタッローロは、キアンティ・クラッシコ、しかもベラルデンガの持つしっかりとした骨格に、
 セネージの特徴である、香り高く、柔らかい味わいのサンジョヴェーゼをブレンドする。
 そうすることで複雑みが増した多面的で、エレガントなサンジョヴェーゼとなるのだ。



 と、ここまではいわゆるフェルシナのトップワインを説明したが、
 特筆すべきは、
 彼らの名刺代わりともいうべき、<キアンティ・クラッシコ> の上質な安定感だろう。
 昨日のブログにも登場した 「ズッパ・ディ・チェーチ」 はもちろんのこと、


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ピチ ラグー・ビアンコ にも、


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赤牛のタリアータにも、


 もう何を口に含んでも寄り添ってくれる懐の深さ。
 ここにフェルシナの凄さがあるのだと思う。
 もちろん、この夕食会のお料理を提供して下さった シェフが放つ <トスカーナ愛> の結晶でもあることは、言うまでもないけれど。

 アンドレアさんの今回の来日で、フェルシナが日本中に広がるための材料が全て揃った。
 つまり、
 造り手とインポーターの強い信頼関係に加え、
 酒販店とレストランへの知識の向上と、どんな人が造っているのかを知ることができた。
 これで レストランでの露出度が高まらなければ、
 担当さんも僕たち酒販店も、言い訳が立ちませんぜ!
 なんて、自分にもプレッシャーかけてみた w

 楽しい夜をありがとう。 アンドレアさん ♬
 最後に、アンドレアさんの印象に残ったふたつの言葉で、このレポートを締めよう。

「日本人の持つ、相手に対する尊敬の念、
 そして料理のセンスはすごいと思う。
 今回の来日ではディナーを3回、レストランで楽しんだけれど、
 驚いたことにその内の実に2回までもが、ランチャを魚料理に合わせてきた!
 そしてそのどちらも、素晴らしかった!
 そのワインを深いところで理解していないと この <チャレンジ> ともいえるアッビナメントはできないよ。」

「今の時代、世界には <高価なワイン> だけを買い漁る国民もいるが、
 日本人は <文化> を重んじる。
 それもまた、尊敬すべき国民性だ。」


 マーケットにおいて、アジアの牽引役は日本ではなくなったかもしれないけれど、
 日本人をこのように想ってくれている造り手は、きっとたくさんいるのだろうと思う。
 互いにリスペクトし合えば、<イタリア愛> に溢れたお客さんが増えて 日本のレストラン事情はもっと面白いことになる。
 そんな国になると、イイよね ♬

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! 日本ファンの造り手を、増やそうじゃないか ♬ ~


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by enotecabianchi | 2018-06-16 20:09 | 造り手との食事。 | Comments(0)

 フェルシナのアンドレアさんを囲んでのディナーはもちろん!
 トスカーナ料理専門店。
 淀屋橋 「ロスティッチェリア・ダ・バッボ」 さんの、

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前菜
生ハム、鶏レバーのクロスティーニ、揚げポレンタのラルド乗せ

 やたら美味しい ♬
 そして、

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大麦入り ズッパ・ディ・チェーチ (ヒヨコ豆のスープ)

 「インスタ映え」 など どこ吹く風 という風情やね。
 身体に沁み込む美味しさ ♬
 写真写りが良いだけの料理には、表現できますまい。

 このお料理を口にしたアンドレアさんは、慣れない日本語の名前を詳しく教えてもらって、
「タカシマサン! オイシッシモ!!」
 ってシェフに呼びかけ 大喜びしてた (笑)

 そんな、楽しい楽しい昨夜。
 二日酔いに、ならないわけがない!(苦笑)
 ノミスギターーーッ !!

 はいそんなわけでね、レポートはまた明日!
 頑張ってまとめまする ♬

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! アンドレア 「今年、ワールドカップ やってないよね?」 ~


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by enotecabianchi | 2018-06-15 20:58 | 造り手との食事。 | Comments(0)

 キアンティ・クラッシコの大御所が来日 ♬

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 カステルヌオーヴォ・ベラルデンガ から、フェルシナのアンドレアさん。
 お昼の試飲会でも大いに語って頂いたが、
 今から彼と トスカーナ料理専門店で晩餐会。
 じっくりと、フェルシナに、そしてベラルデンガについても、話してもらおう ♬

 ランチャ や フォンタッローロ の名前。
 そういうことやったのね!
 嬉しい驚きいっぱい ♬

 またレポートするなり。

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! 造り手と話すのん、面白いわー ♬ ~



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by enotecabianchi | 2018-06-14 17:45 | 造り手との食事。 | Comments(0)

 ヴィッラ・マティルデから ステーファノ・トンベージさんを囲んでのディナー。
 より深く、「ファレルノ」 について知ることができた。

 ファレルノが何故、古代ローマ時代から高品質ワインの産地として名を馳せたのか?
 その答えは 「地理的な特徴」 が大きく関わっている。

 ファレルノの産地は、海から5km と、南西は正に海に面している。
 加えて他の三方を 北西から南東に<モンティ・アウルンチ>、<ロッカモンフィーナ>、<モンテ・デル・マッシコ> という山々に囲まれている。
 北の山間からはファレルノに向かって冷たい風が吹き抜け、更に海からは暖かい風が流れ込む。
 上空の雲はとどまることがないため、降雨量が少ない。
 そしてご存知、ロッカモンフィーナは<火山性石灰土壌>だ。

 古代ローマ人たちがこれらを分析して知っていたとは思えないが、
 感覚で知っていたというだけでも、身震いするね。
 凄い民族だ。


 さてさて 昨夜のディナー、実はイタリア料理ではなく、和食だった。

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堂島 雪花菜(どうじまきらず)さんの3皿目、
お造り カツオ、鯛、サザエ肝和え。

 インポーターさんの、「カツオがあるから赤も一緒に。」
 という声には店主自ら、
「今日のカツオは初ガツオなので脂の乗り具合は深くない。
わさび醤油は用意しているが、塩とレモンでお楽しみ頂きたい。
なので、赤はアリアニコだからできれば、白ワインで合わせてみて下さい。」
 そう説明頂き、そのおすすめに従った。

 するとこれが!

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ファレルノ・ビアンコ との相性が抜群だった ♬

 このワインに使われるファランギーナは、通常のものよりも粒が小さい。
 <粒が小さい> ということは果皮部分が通常よりも多く 結果、タンニンをほんの少し感じる奥深い白ワインとなる。
 この地において ファランギーナは、カンパーニア州における第3のブドウではない。
 フィアノも、そしてグレコをも凌駕する <ファランギーナ・ファレルナ> という独自の名を持つファランギーナ。
 古代から高値が付けられるわけだ。

 ところで、ローマ時代に銘醸ワインだった 、<ファレルヌム> は、
 赤だったのか? それとも白か?
 長年の研究で この答えは、“白” だったのではないかと ヴィッラ・マティルデは結論づけた。
 現在のファレルノは 白も赤も存在するが、個人的にも白の方が好きだ。

 グルメな古代人が見つけたテロワールを如実に表現した 「太い味わい」。
 魚介だけでなく、豚や鶏肉なんかにも合わせてみたい。
 想像が尽きない、魅惑的なワインなのよねぇ ♬

 あなたも、試してみてねぇ ♬

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! 和食とのアッビナメントは新鮮やったわぁ ♬ ~


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by enotecabianchi | 2018-05-10 19:51 | 造り手との食事。 | Comments(0)

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 写真は昨夜、アレッサンドロとダニエーラ との同行営業を終えてのディナー、ラ・チチェルキア さんのひと皿。
 お店の名前にもなっているお豆さん、「チチェルキア」 を使った、
「お野菜たいたん」 (正確な名前忘れた・・・。)

 もうね、見たらわかるけれども、美味しいぃぃぃぃわ。
 疲れた身体に 沁み込む沁み込む。
 大阪を一緒に回ったお二人も、大喜び ♬

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カポヴォルト 2016

 その彼らが造るワイン。
 このワインを産する 「畑」 の絵ね。
 ヴェルディッキオ・クラッシコ・スペリオーレ ではあるが、他の造り手との大きな違いは、「クプラモンターナ」 という土地で造られている、ということ。
 よく知られる一般的な ヴェルディッキオ・クラッシコ の標高は、200メートル前後。海に近く、砂質土壌。
 それに対し クプラモンターナは、標高400メートルの石灰質土壌。
 この違いが如実に、味わいに表れる。

 ヴェルディッキオの良さは、<果実のふくよかさと適度なミネラル>。 これが一般的なイメージだろうか。
 だが カポヴォルトは、ふくよかさよりも まずミネラルが前に出る。

 ヴェルディッキオ は完熟させてワインを造ると、アルコール度数が優に15% を超える。 それだけ高いポテンシャルを有するブドウなので、収穫を見極めないと、「飲み心地」 に影響してくる。
 彼らはその飲み心地の良さを保つため、収穫を早めて、クプラモンターナの特徴である <強いが心地良いミネラル> を鮮やかに表現するのだ。

 他のヴェルディッキオと飲み比べてみたら、その差は歴然。
 無論、良し悪しではなく個性の問題だが、このミネラル、クセになるで。
 飲み比べながら ダニエーラは、ミネラルの講座を開いてくれた。
 そこではしきりに、「Sapidita (サピディタ)」 という言葉を口にして、「Sale (サーレ)」 との違いを交えて教えてくれた。
 ここでは説明できないけれど、身体が覚えた。

 強いミネラルを有する、というと、体感温度では <冷たい> イメージだろうが、このワインは不思議と、暖かみがある。
 造った二人の人間的な暖かさのようなものが、エッセンスになっているのかもね。
 お料理との相性の良さ、そしてあまりの飲み心地の良さに、今日は二日酔いですわ。
 エエ気分に酔ったから、それに任せて、いっぱい買っちゃった~ッ! (泣)

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! 明日から! いつでもどうぞ ♬ ~


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by enotecabianchi | 2018-04-17 22:02 | 造り手との食事。 | Comments(0)

 ヴィンサントだけに絞り込んだ、そして 10ヴィンテージの比較テイスティング。
 経験するまでは、
「終わった後は大変な疲労感で満たされてるんやろなぁ・・・。」
 とか、
「テイスティングしすぎて 歯ぁ 溶けるんちゃうやろか?」
 とかいろいろ考えたけれど、
 意外にも、爽快な満足感でいっぱいだった。

 「酸があってフレッシュ」 という言葉は、甘いだけのヴィンサントしか知らない人には、おおよそ想像のつかない ヴィンサントの表現だろう。
 しかしながら、その要素があるからこそ 飲み疲れず、また飲みたいと思わせるワインなのよね。
 
 セミナー終了後は 赤坂で、マルコさんを囲んでの洋風鍋 ♬
 大きな仕事を終えた後のビールは格別だった。
 マルコさんの満足そうな笑顔を見ると、こっちも嬉しくなる。

 鍋からお箸でパスタを取り分けている僕を羨んだのか、
「次はボクがやってあげるよ!」
 と少年のような顔でチャレンジしてた(笑)

 ハイ! 記念撮影~ッ! パシャッ!

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 エエ笑顔やなぁ ♬

 マルコさん。
 あなたの ヴィンサントへの情熱、しかと受け止めた!
 これから布教に、走り回ろうぞ ♬

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! しゃーけどココ赤坂やのに マルコさん以外全員 関西人て w ~


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by enotecabianchi | 2018-03-27 20:49 | 造り手との食事。 | Comments(0)

 サンジェルヴァジオ 一日同行の〆は、

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北新地の新店、ワイン食堂アンデルセン さんの、
ナポリタン ♬

 あまから手帖でも特集されたように、今、「洋食」 が改めて注目されているらしい。
 少し前、ワインジャーナリストの宮嶋さんとお話しした折、
「エビフライとかハンバーグなどの洋食系は、イタリア人なら誰でも喜ぶと思うよ。」
 と話していたのを思いだし、ルカさんとの同行営業が決まった時、是非食べてほしいと思い、お邪魔したというわけ。
 さぁ! 日本生まれの 「ナポリタン・スパゲッティ」 は 彼のお口に合ったのか!?

 美味しかってんやろなぁ。
 おいキミ! 自分のワインとアッビナメントしてるか?
 て思うくらい一瞬でなくなりましてん。

 しやけど、ピーマンだけ、全部残してましてん。

 小学生かッ!?


 彼が手掛けるワイン全てを、改めてお料理と合わせて飲み、思った。
 何を飲んでも、お料理との相性が抜群だった。
 その理由のひとつには、エントリーラインでさえ、今流通しているワインと比べると、2・3ヴィンテージ 古いものをリリースしていることが挙げられる。
 遅れているのではない。 意図的に遅らせているのだ。
 そうすることで、「サンジョヴェーゼ、カベルネ、メルロ」 というセパージュの、一見パワフルに思えるワインでさえ、角が取れてやわらかく、口あたりが優しくなる。
 サンジョヴェーゼ・ベースのフラッグシップワイン、「ア・シリオ」 はその極みだ。
 創業者であるルカのおじいちゃん 「シリオ」 へ捧げられたという、説得力がある。

 造ったものをすぐにリリースすることもできるだろうに。
 それをしないのは、飲み手の心情を深く考えているからなんだろうね。
 ルカの人柄が、ワインに表れているように思えた。

 誰が飲んでも美味しいと思わせる サンジェルヴァジオのワインは、
 誰が食べても美味しいと思わせる 「洋食」 というカテゴリーに、
 見事にシンクロした。

 ワインバーで出てきたら大喜びするくらいの存在感があり、
 かつ、
 お料理に合わせると更にその良さが際立つ。
 そんなワイン、あり得ないと思われるかもしれないが、
 サンジェルヴァジオのワインがそれにあたる。

 Grazie Luca san ♬
 Ci vediamo ♬

 週明けに、入荷するよ~ッ ♬


業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! パートナーを欲するイタリアワインは、やっぱり魅力的ね ♬ ~


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by enotecabianchi | 2018-03-10 21:26 | 造り手との食事。 | Comments(0)