~ アドリア海が得た至宝 ~
ミケーレ・ベルネッティさんが来阪した。
ご存知、ヴェルディッキオの名手、ウマニ・ロンキの当主だ。
ウマニ・ロンキは、マルケ州どころか中部イタリアで初めて<白ワインオブジイヤー>を獲得したことで話題をさらったのは記憶に新しい。
そのワイン、名前をヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イェージ・クラッシコ・スペリオーレ・ヴェッキエ・ヴィーニェ(長いわw)という。
樹齢の古くなったヴェルディッキオの区画を新しく植え替えるかどうかの議論で、最後まで植え替えに反対したのがミケーレその人だ。
そうして生まれたワインが白ワインオブジイヤーを獲得したもんやからその時ミケーレの鼻は1センチ高くなったそうだ(ウソw)
さて今回の来日はその高い鼻を見せるため、ではなく、
同社がまたも快挙を成し遂げたことを披露するためだ。
それはウマニロンキが、またもマルケ州初の<ワイナリー・オブジイヤー>を今年、獲得したのだ。
ミケーレの鼻がもう2センチ高くなったのは言うまでもないw
そしてそのきっかけを創ったとしても過言ではない、新しいヴェルディッキオを携えての今回の来日だった。
ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イェージ・クラッシコ・スペリオーレ・ヴェッキエ・ヴィーニェ・ヒストリカル2018
やっぱり長いなw
イタリアでは<ヴェッキエヴィーニェ>に関する法的な決まりはないが、ウマニロンキは<50年以上>と決めてある。
そしてそのヴェッキエヴィーニェの中でも標高の高い畑のぶどうを収穫してヒストリカルは造られる。
ソフトプレス後、温度管理されたステンレスタンクで15~20日発酵。
マロラクティック醗酵は行わない。
セメントタンクでシュールリー18か月。
ここからだ。
その後、酸素の介入が一切ない小型のステンレスタンクで36か月、還元状態を保つ。
この過程が、異次元の味わいへと誘う。
個人的なイメージとしては、アルトアディジェのテルランが創る幻ワイン<ラリタ>に似ていると思う。
そう考えるとコストが掛かるのは当然で、このヒストリカルは小売価格一万円を超える。
もっと言えばラリタは三万円を超える。
だがそこには他の追随を許さない異次元の味わいが広がる。
ヴェルメンティーノ、ティモラッソ、トゥルビアーナなど、イタリア土着白品種の躍進が止まらない。
ヴェルディッキオもその仲間入りを果たしたことを、ヒストリカルは告げている。
その夜、鼻が3センチ高くなったミケーレと会食。
福島のヴィアデルエンメさんが創るお料理との相性は、もう最高でした✨
ヒストリカルには、これ。

ニジマスの低温調理 ルッコラのクレマ
どうよこの照り💕
異次元の相性にミケーレもすっかりご満悦。
同席させて頂いた僕たち酒販店もただの陽気なオジサンたちになったとさ(笑)

ヒストリカルの入荷は7月。もう今から楽しみだ!
ミケーレさん、ヴィアデルエンメの前田さん!
そして温度マスター廣澤さんはじめモンテ物産の方々!
貴重な異次元(今日連呼w)体験を、ありがとうございました✨
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