~ さくら散りしも ロザートは ~
今からひと月ほど前の、桜のつぼみが硬い頃。
フレスコバルディのアジア担当アルベルトが来阪、昼食を共にした。
既にFBの秘密ページでカステルジョコンドを販売して一日で完売。
今日のワインもこのアップの後そこに掲載する。
案内が届いてない方はご一報ください。ご招待します(あ、業務店さんに限りますねん)
さてその昼食会のメインはなにかというと、いっぱいだ。
なにせフレスコバルディは、本拠地フィレンツェでは優秀なキアンティそしてスーパートスカーナ、
上質なブルネッロならカステルジョコンドを所有し、良質なシャルドネそしてメトドクラッシコならポミーノがある。
トスカーナを網羅しているとしてもよいくらいだ。
そして今回、アルベルトが力説したのがこのワイン、アリエだ。
アリエ 2022(フレスコバルディ)
場所はトスカーナ南部、マレンマ。
フレスコバルディにとっては最も新しいカンティーナだ。
ここにカンティーナを構えたとき、創るワインはほぼ決めていたらしい。
この地で昇華したシラーをスーパートスカーナに、と。
しかし試行錯誤を重ねた末に結論に至ったのは、
「上質なロザートを造るためのシラーを、本気で造ってみてはどうか」というものだった。
そうしてこのワイン、アリエが誕生したわけだけど、
前回にも書いた<プレミアムロザート>の潮流を、予見していた?
と考えると造り手のスゴさに身震いしたのです。
ロザートを造るためのカンティーナだから、巷に流布している赤ワインの副産物としてできるロザートでは、断じて、ない。
優しいプレスでの果汁のみを使うため、淡く美しい色あい。
特筆すべきは、その芳香性だ。
透き通るような香りにほのかな甘みをまとう。
上品できれい。チャーミングだが背筋が伸びた凛とした香り。
いつまでも嗅いでいたい!飲むけどw
味わいは、リッチだが太くない。
酸がしっかりしていながらふくよかで元気で明るい果実。
誰が飲んでも美味しいと感じさせる、余裕ある味わい。
そしてその喜ばしい味わいが口中で長く続く余韻。
素晴らしい。
あの夏、軽井沢で偶然出会った凛として気品ある女性。優しくて妖艶な微笑みが美しかった。
アリエを口に含むたび、そんなことを思い出すのです。
妄想やけど
アリエ。
プレミアムロザートが、またひとつ増えたね✨
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