~ 伯爵夫人を携えて ~
今日は午後から京都やさかいに、早めのアップ。
ここ数日、前回のブログに書いた内容について考えを深めていた。
酒販店はオンリーワンの商材を持たない。
だからこそ、「ここから買いたい」と思わせるなにかを、用意する必要がある。
インポーターのキーマンはそう言った。
確かにそうだ。
その言葉のお陰で新しい行動に踏み切れた。ありがとう。
逆にインポーターは、オンリーワンの商材を持っているからこそ、
それを数多ある他の商品に埋もれさせないような努力が必須となる。
先日、素晴らしい造り手を輸入しているのに担当の(ひいては会社の)心ない対応で取引を終了した会社が、残念ながら一社、あった。
そのインポーターのワインは今回のワインリストから姿を消した。
金輪際そこからは買わない。
造り手がかわいそうだから早く別のインポーターに移ってほしいと願うばかりだ。
あ、安心してください。FBでつながってる人の会社じゃ、ないよ(笑)
オンリーワンの商材を扱っているなら、その個性を伝え広めることこそインポーターの務めだ。
あの夜、酒販店である僕に提言してくれたインポーターのキーマンには、その気概があった。
エノテカビアンキの周りにはそんな人がたくさんいるし、今も増え続けている。
そして先日も、アツいオジサンがウチを訪ねてきた。
携えてきたのはシチリア、チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア。
聞くとこの新しいインポーターはシチリアワインしか扱っていないという。
潔いね。

チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア・クラッシコ・コンテッサ・コスタンツァ2020(ボルトローネ)
そして見よ!この<ダサカッコいい>ラベルを!(笑)
涼しい味わいのチェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア。
ラベルに佇む凛とした公爵夫人そのままに。
フラッパートとネロダーヴォラを半分ずつ。ステンレスでの熟成を経る。
フラッパート単体ならともかく、チェラスオーロで夏に推したいと思った造り手は、これが初めてかも。
今回のワインリストにももちろん掲載されているから、試してみてね♬
ワインリスト集中週間、ようやく終了。
これからは夏に美味しいワインをお供に、リストを携えて走り回るとしまするか♬
まずは今日の京都から♬
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by enotecabianchi
| 2023-07-31 11:34
| インポーターのお話。
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