~ こはく色した景色には ~
友ヶ島に行ってきました。
和歌山と淡路島の間に浮かぶ無人島<友ヶ島>。
娘がハマってるサスペンスアニメ、<サマータイム・レンダ>。
そのモデルの地となったのが友ヶ島なのね。
そう、いわゆる<聖地巡礼>。
実は常々、僕も行ってみたいなぁと思っていた島でもあるから願ったり叶ったりで♬
ジブリ好きの人たちは知ってるかもしれないけど、
友ヶ島は「まるでラピュタ!」なスポット盛りだくさんの島でもあるのですよ♬
期待に胸膨らませながら、でも待てよ。
どうせ行くんだったら、最近飲んだ秀逸で、<まるでラピュタ!>によく馴染むワインの写真を撮ろう!
そう考えたミーハーなオジサンはそんなワインを小脇に携えて、いそいそと加太港を出航したのでした。
時を遡った過日。
本町ヴィアヴィーノさんで飲んでたら店主が、
「これなーんだ?」
ってブラインドでワインを出してくれた。
色を見て香りをとり、口に含んで驚いた。
「なんすかコレ!? 銘柄はわからんけどメチャいいサンジョヴェーゼってのはわかります!
こんないいワイン、グラスで出しちゃってイイんすか!?」
そのワインの印象はこんな具合だった。
そしてラベルを見て、また驚いた。

キアンティ・クラッシコ 2018(ラーモレ・ディ・ラーモレ)
キアンティ・クラッシコだったとは!
あの時のコメントはブラインドならではだが、いやだからこそ、正直な意見だったと思う。
とはいえ多少なりとも冷静を欠いていたと思うので、改めてのテイスティングコメント~♬
明るめのルビー。
しなやかな味わいだろうなと容易に想像できる芳醇で妖艶な香り。
そこにほんの少しのスパイスを感じ、上質なワインだよと香りが語りかける。
きれいな味わいながらはっきりとサンジョヴェーゼを辿ることができる、酸と果実味。
タンニンが優しくバランスが秀逸。
細いが、長い余韻。
「ラーモレとは、こうだ」と、しっとり語りかけるような、落ちついた存在感。
この造り手の素晴らしさを改めて体感した。
そしてそれと同時に個人的見解ではあるが、
2018年のキアンティ・クラッシコは、凄まじくレベルの高いワインではなかろうか。
ランポッラやクエルチャベッラ、イゾーレ・エ・オレーナなどいろんな2018年を飲んだが、
どれもうっとりするほどの秀逸だ。
銘柄的に、あまりに日常すぎてその素晴らしさに気づかないのかも。
でも意外と、そういったワインは他にも多くあるのかもしれないね。
ラーモレのキアンティ・クラッシコは文句なしにおすすめする。
価格もいい。
そしてラベルも!
かの島に持って行きたくなるほどの、ミステリアスなノスタルジーを纏っているのですよ♬
しゃーけど、島の映えスポットでアベックたちが自撮りしてる傍ら、
ワインを被写体にパチパチやってる姿は誰よりもシュールだったに違いない(笑)
あー楽しい旅だった💕
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by enotecabianchi
| 2022-05-09 17:35
| おもしろ体験。
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