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毎週月曜日更新♬ エノテカビアンキのブログ。

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イタリアワイン

~ たった一度じゃ、みえないよ ~


先週までの慌しさではとてもワインのテイスティングに割く時間などなかったけれど、
ようやく体が年末モードに入ったのか、周りを見渡しながら仕事ができるようになった。
だからしばらくできなかったことを、やってみた。

~ たった一度じゃ、みえないよ ~_d0212522_20482328.jpg

今日のテイスティング風景♬
キアンティ・クラッシコの比較テイスティング。
左から、
ビッビアーノ 2018
カファッジョ ‶バジリカ・カファッジョ” 2016
カファッジョ 2016
マキアヴェッリ・グランセレツィオーネ ‶フォンタッレ” 2015

比べてみると、よくわかる。
今日比べることになったのには、いくつか理由がある。

ひとつは、インポーターが代わったビッビアーノの今の味わいは、どうか?

ふたつめは、以前は古巣、エトリヴァンが扱っていたカファッジョが、
今、エノロゴにジュゼッペ・カヴィオラを招聘してどのように変化したかの考察。

そしてみっつめは、先のエノテカビアンキ・ワイン会でその品質の高さを見直したマキアヴェッリが、
改めて他のキアンティ・クラッシコと飲み比べて、どうか?

結果はもうね、この上なく楽しいテイスティングになりましてん♬

<ビッビアーノ 2018>
スリーボンドさんが扱う最後のヴィンテージだった2018年。飲んだ時の印象は、「残念!」だった。
だからインポーターが代わっても扱っていなかったが、今日改めて飲んでみて、
「あの時は長旅で疲れてたんだろね」って感じた。
色は明るめのガーネット。
控えめだがはっきりとサンジョヴェーゼを感じる香り。
梅のニュアンス。酸とのバランスが整うエレガントでいいワイン♬
キュッ!と締まるアフターがまたよろしなぁ♬
ウチのリストに返り咲くことが決まった。

<バジリカ・カファッジョ 2016>
集中力のあるキアンティ・クラッシコだなと、扱っていた頃に思ったものだが、やはりそれは健在。
ビッビアーノと比べると、「赤」の色が多い。
香りのトーンが明るく、男性的なシャープさ。
タンニンの量が多く男性的で、黒いニュアンス。これこそ、カファッジョのスタイル。
タンニンに甘みを感じグリップがしっかりしている、攻めたキアンティ・クラッシコ。

<カファッジョ 2016>
バジリカと比べると黒いトーン。クラシックでワイルドな香り。
集中力がある。鋭いが包容力がある。スケールが大きい。
バジリカよりもグリップをしっかり感じる。
同じキアンティ・クラッシコだが、ビッビアーノとは種類が異なる。

<フォンタッレ 2015>
黒い果実の香りからはすぐに上質とわかる存在感。
甘くリッチな味わい。
強い果実と樽のニュアンスは、酸が伴っているから飲み疲れることなくまた飲みたいと思わせる。
マキアヴェッリを軽く見ていたからか(ゴメンネ)、その品質の高さに一瞬言葉を失った。
グランセレツィオーネの名に恥じない高品質。
警世思想家マキアヴェッリに強く惹かれたという理由だけでカンティーナを訪れたのは今から10年前。
その時はもう、ワインの話そっちのけでマキアヴェッリの世界の没頭したが、
そこから10年を経てようやくウチのワインリストに載ることになった(笑)

4種類すべて異なる個性を有するキアンティ・クラッシコ。
「キアンティ・クラッシコの味わいはこう」
と一言では表せない。これでもまだ書き足りないくらいだw

結論。
ワインはやっぱり、飲まないと解らへんね。
飲むワインをどう選ぶかはことのほか重要だが、
いわゆる評価誌の点数を過信することだけは、避けた方が良さそうだ。
来週はそこにスポットを当てて書こうと思う。
お楽しみにぃ♬

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by enotecabianchi | 2021-12-06 20:48 | 比較すると見えてくる。 | Comments(0)