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イタリアワイン

火山性土壌ネッビオーロが語るもの。


「アントニオーロはガッティナーラの中で最も伝統派。
 硬さはそこからくるのかもしれないわね。」

 こう語ったのは、同じガッティナーラの秀逸な造り手、トラヴァリーニの当主チンツィアさん。
 昨年秋、彼女と食事を共にしたとき、話した内容だ。(その時のブログは → コチラ!

 失礼と思いながらも他者の名を出して聞いてみたけれど、よかったと思う。
 同じワインを造っている人でさえもそう感じさせるんだなと、実感したからね。

火山性土壌ネッビオーロが語るもの。_d0212522_19350741.jpg
アントニオーロのガッティナーラ2013年 飲み比べ。

 という、またとない機会を頂いた。
 トラヴァリーニのチンツィアが話す通り、やはり全て、カタい!
 とはいえ、最初のガッティナーラはカタいが安定感があり、飲むと説得力がある。
 深さと旨さ、そして落ち着きがある。

 レ・カステッレを飲むとその差は歴然。
 めっちゃカタい。が、深い。
 収斂性とアイラ島のシングルモルトにある<ヨード>の香味。

 サン・フランチェスコはもっとカタい!
 が、熟成ポテンシャルはレ・カステッレの上をゆく。
 そして飲み進めていくとほんの少し、柔らかさが垣間見える。

 オッソ・サングラート。
 香りの格が違う。
 ヨードの香味はレ・カステッレよりも強く、広がる上質の香り。

 オッソ・サングラートまで飲み進めたあと最初のガッティナーラに戻ると、
 あら不思議。やらか~い♬
 結論。
 今飲むなら絶対、ガッティナーラがおすすめ!
 品質を考えれば絶対に安い。
 営業トークで書いているのではない。
 お客さんの満足度を高めること間違いない。
 クリュ・ガッティナーラは、好みを見つけて毎年購入することをお勧めする。
 生産量から考えても、世界的に取り合いになっているから、やがて日本からなくなるだろうからね。
 
 ほいで、これら4つを飲んでたら、開けたくなるやないの!
 トラヴァリーニ、いらっしゃーい♬

 で、飲み比べて、思った。
 トラヴァリーニは女性的、アントニオーロは男性的なガッティナーラだ。
 当主がそうだから、とかいう問題ではない。
 トラヴァリーニは、ボトルをデザインする過程から考えても、温かみのある造り手。
 そしてアントニオーロはあくまでも伝統を重んじ、果てしなくカタいワインを頑なに造る。
 その土地を表現するために。
 善し悪しではない。スタイルの問題だ。

 僕は、そのどちらも、好きだ。

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!好きなワインだけを、リストに載せてます♬ ~


by enotecabianchi | 2020-02-14 19:36 | もっと知られるべきワイン。 | Comments(0)