美しくて可愛くて奥深い、そんな人が創るワイン。
5年毎日書いてると、ルーティンになるのね。
やらないと、なんや落ち着かへんw
仕事終わりにブログを書かなくなって1週間経つが、
<考えてものを書く>ことが自分にとってことのほか大事なルーティンだったのねと、今になって思う。
まだどんなスタイルでブログを綴るかは決まっていないが、
とにかく今日はリハビリみたいな感じで、いってみよかぁ♬

モンテヴェトラーノのオーナーね。
娘のガイアさんも一緒で、この美しい女性がモンテヴェトラーノの秀逸なラベルデザインを担当した。
そして彼女はまた、モンテヴェトラーノのもう一つのライン、<コーレ>シリーズをも担当する。
リッカルド・コタレッラが全てのエノロゴを務めるのは、最初から変わらない。
モンテヴェトラーノとコーレは、造られているエリアが異なる。
本拠となるモンテヴェトラーノは海から5㎞の距離。そしてそこは、黒ブドウの生育に適した土地だ。
コーレのシリーズは、モンテヴェトラーノとは明らかに異なるコンセプトで創られたもの。
つまり、深く考えるようなワインではなく誰でも気軽に楽しめるようなワインでありたい、と。
ビアンコはグレコとフィアーノ、ロッソはアリアニコ。契約農家からブドウを買ってワインを造る。
買いブドウだから良くない、自社畑だから良い、とかいうイメージを持つ人は多いが、
そうとは言い切れないねと思わせるほど、コーレは説得力がある。
自分たちが求めるブドウを農家に依頼し取りまとめているのが、リッカルド・コタレッラだ。

コーレ・ビアンコ2017とともに。
2016年と比べるとずいぶんミネラリーな印象。
比率は変えていないから、ふくよかで香り高い2016年は、フィアーノの年。
カチッとしたミネラルを感じる男性的な2017年は、グレコの年というべきかな。

コーレ・ロッソ2016 そしてモンテヴェトラーノ2016と共に。
コーレ・シリーズはもうひとつ、モンテヴェトラーノと大きく異なるコンセプトがある。
それは、土着品種だけで構成する、ということ。
若い人にも飲んでほしいという願いと、その土地へのリスペクト、これがこのコンセプトの根底だ。
それだけに、飲み口がシルキーでフルーツのニュアンス、スパイスもある。
そして、モンテヴェトラーノ2016。
若いヴィンテージのモンテヴェトラーノはカタいことが多いが、2016年の飲み口の滑らかさは特筆に値する。
スケールの大きさは言うまでもないね。
それにしても、シルヴィアさんはいつも美しくて、可愛くて、知的にそして楽しそうに食事をする。
そんな彼女と食事をしながら、やっぱりワインは人が創るんやなぁと感心するのです。
彼女の造るワインもまた、美しくて可愛くて、懐が深い。
シルヴィアさんそのものだ。
1年ぶりにそれを再確認して、
また彼女のファンになったのでした。
ありがとう。シルヴィアさん、ガイアさん。
来年もまた、お会いできると嬉しいわぁ♬
~ 業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!造り手の想いを、いっぱい吸収してます。~