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毎週月曜日更新♬ エノテカビアンキのブログ。

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イタリアワイン

フラッチャネッロ2014、飲んでみた。


 個人的グレイトなワインで綴る年末。

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フラッチャネッロ 2014 (フォントディ)

 先日このブログでアップした時はまだ飲んでいなかった。
 書きながら、誰よりも飲みたくなってしもたさかいに開けて持って歩いた。
 先にも書いた通り、他のヴィンテージは新樽率高めのバリック熟成だが、この2014年は大樽での熟成を経ている。
 昔、フラッチャネッロを表現する際に、
「まるでミケランジェロが手掛ける筋骨隆々の彫刻のようだ。」
 と書いたことがあったが、そのイメージは今も変わらない。
 ただ、2014年のデータを見ると、それとは少し異なるのだろうなと想像した。
 つまり、飲み手を圧倒するような<パワー>よりも、やや細身で表情が優しい味わいでは、と想像したのです。
 その想像は、的を得ていた。
 そして味わいは、その想像を超えていた。
 まずスケールが大きい。そして酸がたくましく、豊か。
 フラッチャネッロのイメージに必ずといっていいほどついて回る、<リッチ>とは、無縁。

 期待を美しく裏切ってくれる味わい。
 これを、「拍子抜け」ととるか、「エレガントに昇華した」ととるかは、あなた次第。
 ただ、フラッチャネッロを初めて飲む人に、僕ならこの2014年は勧めない。
 サンジョヴェーゼを初めて飲む人に、レ・ペルゴレ・トルテを勧めないのと同じに。

 持って歩く前、このエレガンスならばと思い、ブルゴーニュグラスに注いで試してみた。
 例年ならば男性的でボルドーグラスが合うワインも、2014年だけはそのしなやかさから、
 ブルゴーニュグラスの似合うワインが多かったからね。
 でもやはりこのワインは、ボルドーグラスがよく合った。
 こんなにエレガントでも、それはあくまで男性的なエレガンス。
 女性に喩えられることはない。
 レ・ペルゴレ・トルテが男性に喩えられないのと同じね。
 このワインを輸入するインポーターではないあるインポーターの担当さんから、
 2015年は元のフラッチャネッロに戻った、と現地の情報を聞いた。
 フラッチャネッロの長い歴史の中で2014年はある意味、
 フラッチャネッロの<次のステップ>を示唆する作品なのかもしれない。
 
業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!オトコ的、オンナ的、どちらのサンジョヴェーゼも置いて〼。~



by enotecabianchi | 2019-12-25 23:37 | 営業に持って回りました。 | Comments(0)