溶解したミネラルが体に染み入る歓び。
その話題で必ずと言っていいくらい出てくる名は、<ヴィエ・ディ・ロマンス>だろうか。
やっぱりすごい造り手やね。
アルト・アディジェの造り手テルランに聞いた話だが、
意図的に熟成させた<ピノビアンコ・ヴォルベルグ>をお客さんに案内したら、
不良在庫を売りつけてきたと言われたそうだ。
彼は激怒し、元々存在しなかった白ワインの<リゼルヴァ>を政府に申請、
晴れて「リゼルヴァ」が表記されるようになった。
ヴォルベルグのリゼルヴァ表記は、そんないきさつがあるのね。
ひと昔前はイタリア国内でさえそう状況だった。
今はどうか?
ウチが時々発行する<スペシャルセレクション>、白に注目している人は徐々に増え、
今では白からなくなるケースもあったりする。
先日のワイン会で改めて飲んで、やっぱりこのワインも寝かせたいなぁ、って感じたのが、↓

ワイン会では2017年が出ていたがやはり素晴らしい。
そしてこの硬質なミネラルが溶解した時、味わいは更に昇華するに違いない。
2017年に移行する前、2015年をちょっとまとめて買いましてん。
未来のスペセレ用にね。
せやけどまだ、<開かずの間>には入っていないから、
今なら2015年と2017年が選べる状況にあるのです。
よろしければ是非に♫
~ 業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!うまく熟成した白ワインの美味しさといったらもう! ~