観光客用のワインなど、もはや無いよイタリアには。
ワインリスト更新中!
バッチリ、仕事が増える!
それでもテイスティングは欠かさない!

今回のテイスティングで採用となったワイン。
フラスカティ? あの、観光客用の?
とか言うてるあなた!
いつまでもそんなこと言うてたら笑われまっせ。
笑われるだけなら実害はないが、情報更新しない限りいつまで経ってもいいワインに巡り合えませんで。
ローマに滞在中、せっかくだからとローマ料理専門店を訪れた時、
フラスカティとチェサネーゼがそれぞれ10アイテム以上常備していたのには、やっぱりイタリアを感じた。
郷土愛が強いのですよイタリアは。
そして、愛するからこそ妥協なくレベルの高い地元ワインをセレクトする。
その時飲んだフラスカティもやはり素晴らしいものだった。
パオリスは大昔からこの<カンポ・ヴェッキオ>を造っているが、一時期、フラスカティの名を捨てたことがあった。
フラスカティのあまりの評価の低さに嫌気がさしてね。
やがて時代は巡り、土着品種回帰のこの時代にもう一度、フラスカティに賭けてみた、というわけ。
香りから蜜のようなニュアンスが感じられ、上質。
甘みを伴うフルーツの香り。
味わいもまた熟したフルーツのようなヴォリューム感。アフターも長い。
ね?
昔持っていたフラスカティのコメントでは、断じてないよね。
フラスカティは次のステップに踏み込んだ。
これを飲めばまずそれが実感でき、高い満足さえも得られるのですよ。
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