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イタリアワイン

レ・モレッテ。


レ・モレッテ。_d0212522_21190350.jpg
ルガーナ ‟マンドラーラ” 2017 (レ・モレッテ)

 早速入荷~♫
 レポート、いきまーす!

 北イタリアにある、イタリア最大の湖、ガルダ湖。
 ルガーナはその南岸の畔で造られる白ワイン。
 もう、そう聞くだけで涼しげやね ♫
 ヴェネト州とロンバルディア州に跨る形のDOCルガーナは、トゥルビアーナと呼ばれる土着品種で造られる白ワインだ。
 ガルダ湖は、氷河が溶けて形成された湖で、ルガーナ地区は粘土を多く含んだ土地。
 とりわけ、湖に近ければ近いほど、粘土比率は高くなる。
 レ・モレッテの畑は、湖から南へ1㎞と正に隣接していて、最高のトゥルビアーナを造る環境が整っている。
 独特のミネラルは、そこに由来するのだ。
 レ・モレッテのすぐ近くには、フラッシノという小さい湖がある。
 ガルダと同じく美しい湖で、そこには毎年、モレッテという渡り鳥が舞い降りる。
 カンティーナの名前はその鳥から付けられたもの。

 ルガーナに対して常々、疑問に感じていたことがある。
 それは、同じルガーナでもその所在地を調べたら、ヴェネト側だったりロンバルディア側だったりする。
 それぞれの特徴が知りたくて、聞いてみた。すると、

「それは大きな問題じゃないよ!
 ルガーナDOCは湖の南に沿って横に長く広がる。
 州境は、DOCエリアを縦に割るように走っているから、どちらの州にもルガーナの造り手がいるんだ。
 そしてカンティーナの住所は大きな問題でないのは、
 ロンバルディアの造り手はヴェネト側にも畑を持っているし、その逆も然り。
 ウチはヴェネト側にあるけれど、ロンバルディア側にも畑を持つし ブドウももちろん使う。
 大事なのは <東西>ではなく、<南北>つまり、ガルダ湖にどれだけ近いか、ということさ。」

 ガルダ湖の水面を0メートルとするなら、レ・モレッテは標高3メートル。
 ほぼ平地で、湖から遠くなれば標高は高くなるが、粘土比率は低くなる。
 風は常に湖から吹き、それはブドウの健康を保つ。
 平地では良いワインは生まれない、とよく言われるが、ルガーナはそれを覆すほどの説得力を有する。

 レ・モレッテは元々ブドウの苗木業者で、それは今も続いている。
 それはつまり、自分たちの畑にどのトゥルビアーナが最適かを熟知している、ということ。
 レ・モレッテが造るルガーナの味わい深さと安心感は、ここに由来するのかもしれない。
 現在、レ・モレッテでは60種類の苗木を販売している。
 そのうちトゥルビアーナのクローンは、7種類。
 ファビオはそれを、「10種類にまで増やしたい。」と言った。
 続けて、

「サンジョヴェーゼやネッビオーロなど優れたブドウにはたくさんのクローンがあるものだ。
 選択肢が多いということは味わいに深みが増す。
 クローンを増やすのは、トゥルビアーナの、ひいてはルガーナDOC全体のレベルを上げるためなんだ。」

 ネッビオーロやサンジョヴェーゼのクローンの数とは、トゥルビアーナは比べものにならない。
 栽培エリアもまた、比較にならない。
 だがその狭く限られたエリアで、クローンの数が今よりも増えたなら?
 今よりも確実に品質が向上するのは、誰にでも容易に想像できる。

 注目のDOCは更なる高みへ。
 レ・モレッテは、その実現に最も貢献する造り手ではなかろうか。

<こぼれ話>
 ドラクエの<さくせん>で言えば「ガンガンいこうぜ!」という指令だったので、
 同行営業では実に、9店舗ものお客さんを巡った。

 ものすごい喋りたがり&質問好きのファビオは車中、後部座席から、
「タカシ!」
 と呼んではガシガシ質問してくる。しかもその都度、オレの肩をトントン!って叩いて。
「この地図見なよ!」とか、
 オレ運転しとるんやけど・・・。何回それに応えて振り返ったことか(苦笑)

 そんな楽しい楽しい巡業でございましたー♫

レ・モレッテ。_d0212522_21193098.jpg
 Grazie! Fabio!
 また大阪に、帰ってらっしゃい!

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!楽しいねぇ。造り手との行脚 ♫ ~


by enotecabianchi | 2019-06-10 21:20 | 造り手と、同行営業 ! | Comments(0)