想いを馳せる。 2011年のあの日に。
8回目の、3月11日。
ラジオからは復興キャンペーンソングが多く流れてきたが、とりわけ今日は、
松任谷由実の 「春よ、来い」
が こころに響いた。
あの震災の前と後で、聴こえ方がまるで変わった曲のひとつだ。
忘れてはならない。
2011年 3月 11日を。
カルソの赤い土は、ブドウに独特の酸とミネラルを与え、
それを見事に体現する カステッロ・ディ・ルッビア。
4年前にウチに来てくれたナターシャの笑顔。
畑のこと、カンティーナのこと、そして国境のことも、
熱心に説明してくれた。
彼女の造るワインのファンになった。
そして、まだ見ぬお客さんのためにしばらく寝かせていたけれど、気が変わった。
今宵、帰って飲もう。
時には自分が、2011年に想いを巡らせるために、ね。
こういう飲み方も、ワインの醍醐味だから。
~ 業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!売るために買ったけれど、「飲む」という選択肢もあるんです。 ~