エレガンテ・サンジョヴェーゼ を、楽しもう ♫
1社目のインポーター時代、
さして好きでもないワインを売りに行かされることがよくあった。
最初 それが嫌でね。
数少ないおススメできるワインを見つけては、それを持ってセールスに回った。
すると先輩から、
「ハハ。 誰でも売れるワインやな。」
なんて言われて、
「(んだとぉッ!?)」
って当時は憤慨して、今度は好きでもないワインの良いところを見つけて、
持って歩いたりした。
愛のムチやね。
その会社の冴えないラインナップは <愛のムチ> とは思えなかったけどねw
売れにくいアイテムでも とびっきり面白いワインなら持って歩く。
ご理解頂けそうなお客さんをセレクトしてね。
これは、今の営業スタイルの基本にもなっている。
そういった過去もあってか、2社目の社長に言われた、
「売れやすいワインばっかり売ってちゃ、ダメなんだよ。」
という言葉がことのほか深く、心に響いた。
そんな、過去に学んだ自分のことを書いて、と。
昨日と今日、売りやすいワインを持って歩いたw

昨年、初来日を果たし市場を大いに沸かせた ショーン・オキャラハンが造るキアンティ・クラッシコ。
特筆に値するのは、イル・グエルチオだけではない。
このキアンティ・クラッシコは、ラッダの標高450メートルのサンジョヴェーゼ100%。
中には、モンテヴェルティーネに隣接する畑もある、といえば、
その輪郭が少しは掴めるだろうか。
きれいな明るい色あいからも、そのスタイルが垣間見れる。
果実味は感じるが細い。
そして、標高の高い場所で造られているのだろうなと容易に想像できる、
美しい酸味を有する。
夕日が綺麗やったさかいに、屋上で撮ってみた。
写真の通り、ブルゴーニュグラスで是非。
目を閉じて飲みたくなる、優しい味わいだ。
~ 業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!良き先輩方に、恵まれました ♫ ~