手に取って見つめることの大切さ。
良いか悪いかは別だが、インポーターさんが商品を出荷する際、やり方が2つある。
ひとつは、検品・梱包を倉庫会社に依頼しての出荷。
もうひとつは、それらをインポーター自らが全て行うというやり方。
インポーターを2社勤めたことで、その両方を体験することができた僕は、幸せ者だ。
倉庫会社に依頼していた頃は、営業活動に専念できた。
が、ボトルやラベルが変更した時には、気付かず お客さんから指摘されることもしばしば。
それに対して 独自で出荷していた時は、コンテナからの積み下ろし、検品、更には輸入者シールの貼り付け作業までもやったりしたから、営業活動は当然、少なくなる。
が、その作業のおかげで、ヴィンテージはもちろん、ラベルやボトルのほんの小さな変更すら気付くようになる。
酒販店に代わった今も、それは同じだ。
人に依頼できるわけもないから、全て自分たちの仕事だ。
入荷したワインを決まった場所に納め、
ご注文頂いたワインを梱包して届ける。
毎日のルーティンで、恐らく誰よりもワインの外的特徴を的確に掴んでいると思う。
今は、スタッフ木下くんの方が上かもね。
なんの話?

ヴィンテージ移行に伴い、ラベルが変わった。
それだけかいッ!!
個人的にも、グレコ・ディ・トゥーフォでは好きな造り手のひとり。
ここのグレコはミネラルが強烈すぎて、柔らかい土着品種をブレンドしてできたのが、ウチでも人気の 「ドゥエ・キッキ」 なのね。
だから、強くストレートなミネラルを求めるなら是非 ♫
しゃーけど、ラベル代わっても 「ダサさ」 は変わらぬ、微笑ましいワインやね w
~ 業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!内的特徴も頑張って勉強してます ♫ ~