ショーンに聞いたこと、羅列。

左から、
キアンティ・クラッシコ 2015
イル・グエルチオ 2016
ロザート 2017
そのことを ルアイさんでの夕食の際、聞いてみた。
「ロザートだけがスクリューキャップを採用しているのは、何か意図があるの?」
そしたら、
「造った量の80%がオーストリアに行くからね。 オーナーの故郷だよ。
あっちではスクリューキャップが主流なんだ。」
って返ってきた。
「ドイツの醸造学校を卒業したから、最初はリースリングを造っていたんだ。
だからボクのベースにはリースリングが、そして少しのピノノワールがある。」
ショーンのワインは、
① 長いマセレーション。
② 全房発酵。
③ フットクラッシュによる圧搾。
を行うのが特徴だ。
これらの作業は全てワインに、
風味豊かな<酸>、
果実の<フレッシュさ>、
そして清らかさを纏った<透明感>、
を与えるためのもの。
四角いサンジョヴェーゼをどう丸くするか、と深く考えた結果だ。
たいていの人は、濃く甘く造り込むことで、それを実現しようとした。
濃いサンジョヴェーゼとは、コンセプトもプロセスも、全く異なるのですね。
年が明けてからね w
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