フィラドーロ。 素晴らしく香るフィアーノの造り手。

扇町、リストランテ迫さんの師走コース 2皿目。
メニューには、「帆立貝・カリフラワー」 とだけ書いてある。
昨夜は、フィアーノ・ディ・アヴェッリーノの秀逸な造り手、フィラドーロのジャンカルロとご子息 シルヴィオくんとの晩餐会。
ジャンカルロと会うのはこれが二度目だが、相変わらず豪快な人やなぁ ♫
このでっかい身体で昔ソムリエをしていたというから驚きだ。
写真のお料理には、
「帆立貝もカリフラワーも、そしてオリーヴオイルのパウダーも、甘味を伴う滑らかな味わい。
ウチのワインに合わせるなら、グレコ・ディ・トゥーフォだ。
シャキッとするようなミネラルと酸で、お互いを補い合ってくれる。」
なるほど確かに、よく合った。
ジャンカルロは、「似た者同士」 よりも 「対極同士」 のアッビナメントを好むようだ。
個人的には彼の造るフィアーノの大ファンなので、フィアーノ・ディ・アヴェッリーノを合わせて楽しんだ。
終始、賑やかで楽しい会。
ジャンカルロが喋る口を休めることは一度もなかった。
聞きたいことがあっても 合間に入るこむのが至難の業だから、早い段階で諦めましてん。
10万本を造ることができる畑を所有しているが、品質保持のため全生産量を5万本にとどめる。
そしてその5万本のうちの80%までもが国外に輸出されるのだそうだ。
彼が造る最上のフィアーノ、サンターリ2013年は、たった2,500本しか造られないが、
そのうちの2,000本を、アムステルダムのワイン商が買い占めたのだそうだ。
信頼関係をことのほか大切にするジャンカルロなのです。
サンターリは良年しか造らないワインで、次は2018年ヴィンテージまで待たねばならないとか。
なかなか厳しいね。
さてここで朗報!
2017年のフィアーノ・ディ・アヴェッリーノ、素晴らしく美味!
今ウチにあるのは2016年だから、それがどう素晴らしいのか 今なら飲み比べることができるよ!
なんて、小賢しい提案をしてみたw

楽しい楽しい夜でした。
怒涛の1週間が終わり! と思ったら今から夜中の会合(汗)
皆さんお身体お大事に!
~ 業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!ええやん ♫ ~