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イタリアワイン

フィラドーロ。 素晴らしく香るフィアーノの造り手。


フィラドーロ。 素晴らしく香るフィアーノの造り手。_d0212522_19034360.jpg

扇町、リストランテ迫さんの師走コース 2皿目。
メニューには、「帆立貝・カリフラワー」 とだけ書いてある。

 昨夜は、フィアーノ・ディ・アヴェッリーノの秀逸な造り手、フィラドーロのジャンカルロとご子息 シルヴィオくんとの晩餐会。
 ジャンカルロと会うのはこれが二度目だが、相変わらず豪快な人やなぁ ♫
 このでっかい身体で昔ソムリエをしていたというから驚きだ。
 写真のお料理には、

「帆立貝もカリフラワーも、そしてオリーヴオイルのパウダーも、甘味を伴う滑らかな味わい。
 ウチのワインに合わせるなら、グレコ・ディ・トゥーフォだ。
 シャキッとするようなミネラルと酸で、お互いを補い合ってくれる。」

 なるほど確かに、よく合った。
 ジャンカルロは、「似た者同士」 よりも 「対極同士」 のアッビナメントを好むようだ。
 個人的には彼の造るフィアーノの大ファンなので、フィアーノ・ディ・アヴェッリーノを合わせて楽しんだ。
 終始、賑やかで楽しい会。
 ジャンカルロが喋る口を休めることは一度もなかった。
 聞きたいことがあっても 合間に入るこむのが至難の業だから、早い段階で諦めましてん。

 10万本を造ることができる畑を所有しているが、品質保持のため全生産量を5万本にとどめる。
 そしてその5万本のうちの80%までもが国外に輸出されるのだそうだ。
 彼が造る最上のフィアーノ、サンターリ2013年は、たった2,500本しか造られないが、
 そのうちの2,000本を、アムステルダムのワイン商が買い占めたのだそうだ。
  信頼関係をことのほか大切にするジャンカルロなのです。
 サンターリは良年しか造らないワインで、次は2018年ヴィンテージまで待たねばならないとか。
 なかなか厳しいね。

 さてここで朗報!
 2017年のフィアーノ・ディ・アヴェッリーノ、素晴らしく美味!
 今ウチにあるのは2016年だから、それがどう素晴らしいのか 今なら飲み比べることができるよ!
 なんて、小賢しい提案をしてみたw

フィラドーロ。 素晴らしく香るフィアーノの造り手。_d0212522_19042426.jpg
 Grazie mille Giancarlo san ♫
 楽しい楽しい夜でした。

 怒涛の1週間が終わり! と思ったら今から夜中の会合(汗)
 皆さんお身体お大事に!

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!!ええやん ♫ ~


by enotecabianchi | 2018-12-08 19:07 | 造り手との食事。 | Comments(0)