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イタリアワイン

テルランとギルラン。


 極めて行動範囲の狭かった今年の夏休み。
 初日の夜は、こんなん比較テイスティングしてみた ♬

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ソーヴィニョン “フローラ” 2015 (ギルラン)
と、
ソーヴィニョン “ウィンクル” 2017 (テルラン)

 昔、ウィンターローズ という会社があって (あ、今もあるのかな? 知らんけどw)、そこがテルランを扱っていた。
 やがて テルランは他の会社へ移ってしまい、ウィンターローズはギルランを扱い始めた。
 当時、テルランは既に銘醸ワイナリーとして名を馳せていたが、ギルランは全く知られていなかっただけに、担当さんの、
「テルランやめてギルラン ♬」
 なんて冗談は、ちょっと痛々しく聞こえた。 笑えな~い (苦笑)

 とはいえ 今やどちらの造り手も市場でよく見かけるようになった。
 そんな、同じアルト・アディジェ州の優良な協同組合が造る、しかも上級タイプのソーヴィニョンの比較。
 そして更に、大半をステンレスで熟成、ほんの少し大樽での熟成を経る、と醸造過程まで同じときている。
 価格もほぼ、同じ。
 して、その結果は?

 テルランは、ストイックやなぁ!
 ピシピシくるような山のミネラル。 ややもすると飲み手を拒んでしまうような厳しい酸を有するが、それこそが世界のワインラヴァーを虜にする要因といえよう。
 対してギルランは、柔らかく大らかな酸。 飲み手を包み込むような甘く芳醇な酸味。
 正反対の味わいに、マンマミーア!

 熟成度合いじゃないの?
 とご指摘が入るかもしれない。 確かにこの2つには2年の隔たりがある。
 が、仮にウィンクルが熟成してもこのような大らかな酸に変わることはない。 むろん、角は取れるだろうが酸の角度は同じだ。
 フローラもまた、新しいヴィンテージだからといってウィンクルのようなストイックな酸を有してはいないだろう。

 この違いは、「表現方法の違い」 と解釈した方が良いかもね。
 なんとなくラベルにも、そのニュアンスが現われているように感じる。
 どちらを選んでも、アルト・アディジェのソーヴィニョンを感じて頂けること 請け合い。
 そこに何を求めるかでセレクトしてみよう。
 ウチには来週から、どちらも揃っているからね ♬
 安くはない。 が、満足度はその上をゆく。
 そやから、どちらも、買ってね~ ♡

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! このクラスの白ワインは、ハッとするような美味しさがあるよね ♬ ~


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by enotecabianchi | 2018-08-16 19:24 | 比較すると見えてくる。 | Comments(0)