人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

毎週月曜日更新♬ エノテカビアンキのブログ。

bianchim.exblog.jp

イタリアワイン

お料理と合わせることの大切さを、改めて。


お料理と合わせることの大切さを、改めて。_d0212522_19131330.jpg
 写真は今日のランチの模様。

南森町 「トラットリア・ニコ」 さんのセコンド・ピアット、
ファルソ・マーグロ

 造り手来阪に伴って、ランチをご一緒した次第。
 シチリア唯一のDOCG、「チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア」。
 個人的にこのワインの造り手では、この 「ヴァッレ・デッラカーテ」 が一番好きだ。

 ネロ・ダーヴォラ からは 「力」 を、
 フラッパート からは、ワイン名にもなっている明るいチェリーの色合いと、チャーミングな味わいを、
 それぞれ授かる。
 ヴァッレ・デッラカーテのそれは、バランスがうまく整っていることと、良い意味で洗練されていないところが好きだった。
 しかし今回、改めてテイスティングし お料理と合わせてみると、その 「洗練されてない感」 は影をひそめ、エレガントなワインへと昇華していた。

 今回来日した アントニオさんは御年 81歳 (!)
 もうその年になると 「力」 で押すワインは要らない。
 立場上、全てのワインを推さねばならないはずだが、彼は僕に、フラッパート とこの チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア・クラッシコ を勧めた。

 ランチ前、オフィスで白2種と赤4種をテイスティングしたが、やはりここは赤の造り手と思う。
 そしてこの造り手のワインは、料理に合わせてこそ本領を発揮すると確信した。
 グリッロもフラッパートも、チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリアも、
 オフィスで飲んだワインとは比べものにならないくらい美味しかった。
 まるで、モノクロだった風景が 鮮やかな色彩を帯びたような、そんな感覚だ。

 このお店のオーナーシェフ、塩田さんは、チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア をブルゴーニュグラスに注いだ。
 そしてそれを、写真のファルソ・マーグロに合わせたんだけれど、
 もうね、
 最高やわ。
 エレガントな味わいは更に研ぎ澄まされ、華やかな香りと共に タンニンの柔らかい滑らかなワインへと変化した。
 オーナーさんのグラスセレクトに、感謝 ♬
 これは経験しなければ解らない。
 このワインが仮に試飲会に出ていて、数あるワインと一緒に並んでいたとしたら恐らく、
「ふーん。」
 くらいで購入までには到底至らないであろう。

 説明が必要なワインだ。
 しかし、ひとたびそれを経験したならば また必ず飲みたいと思うし、このワインが何故、シチリア初のDOCGへと昇格したのか、答えが見えるはずだ。
 チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア のお手本のようなワイン。
 試すときは是非、シンプルなお料理と共に ♬

お料理と合わせることの大切さを、改めて。_d0212522_19331534.jpg
アントニオさん、Grazie mille ♬

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! 試飲会では見れない景色を、見ようじゃないか ♬ ~


by enotecabianchi | 2018-07-19 19:41 | 造り手との食事。 | Comments(0)