研鑽を重ねたお料理には、季節を感じるワインを。
月末恒例、西天満の銘店 「ドゥエフィオーリ」 さんの定例試食会。
6月のメニューには、
「6月は 出回りだした夏野菜をたくさん使います。」
とあり、
「蒸し暑い時期にスパイシーで爽やかな風味の料理が多い。」
とある。
コースの3皿目、
「鮎のコンフィ メロン果汁 生ハム ウイキョウのピュレ 小メロンの水泡」
このお料理には、

を提案した。
リグーリアのワインなら何でも良いわけではない。 実際、うしろの2つではおそらく合わないだろうと思う。
悪いのではない。 相性の問題ね。
結果、頑張ったんやけれども、 対抗馬の 「日本のデラウェア」 に軍配が上がり断念・・・。
チキショー!
だがしかし。 2皿目の、
「雉と鳥節のブロード 赤エビ いんげん豆 新生姜風味 冬瓜」
に合うんじゃないか?
ということで、 ↓

あ、これは ブロードを入れる前ね。
通常このお皿には、シェリーや日本酒が合わせられる。 それだけ濃厚なお料理だからね。
しかしこの時期にそこまでの濃度は要らない。
この時期にはワインに合わせたいからと、ブロードに新生姜と冬瓜のすり流しを加え、意図的に <とろみ> を出した。
とろみを出すことで、液体の口中滞在時間が長くなり 日本酒よりもサラッとした液体である <ワイン> を欲するようになるそうだ。
シェフのこの、<季節感を重んじるセンス> には驚くばかりだ。
そしてこれが!
ジュンカーロの旨みとぴったり合ってくれた!
嬉しい!
というのは実はこの、コース2番目のお料理。
ドゥエフィオーリさんでは唯一の定番メニューなんだけど、このお皿に合うワインを採用頂いたのは、これが2回目。
20回近く試食会を重ねていながら、だ。
そら嬉しいわ ♬
6月のコースに登場するので、予約して行ってみてね ♬
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