アンタ、昔 とんがってたねぇ。

どーよ このイタリアらしからぬラベル w
先日のインポーター試飲会で、光っていたワインのひとつ。
このワイン、実は昔 テイスティングの末に、不採用となった過去がある。
不採用となった理由は、
「ミネラル強すぎ!」
というものだった。
そんな理由で不採用となったのは初めてだが、飲み手を拒否するほどの強いミネラルに その時はただただ、驚くばかりだった。
代わりに同じ造り手の、グレコ に コーダ・ディ・ヴォルペ をブレンドした 「ドゥエ・キッキ」 はウチのリストに長く掲載されている。
インポーターのリストを見ると、
「この地域のグレコは硬過ぎるのでフルーティなコーダ・ディ・ヴォルペをブレンドするのが伝統。」
とあった。
それほどのミネラルとはね。
では何故、先の試飲会では魅力的に光っていたのか?
僕の想像するところ、「時の経過」 によるものと思う。
昔、テイスティングした時は きっと若くて、ミネラルの強烈さが前面に出ていたんだろうね。
今?
飲み手を拒むようなアグレッシヴさは、ない。
その強いミネラルは 液体にうまく溶け合って、人を笑顔にするワインとなったのだ~ッ ♬
~ 業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! ヤンチャのほうが 優しくなれる。 みたいな ♬ ~
by enotecabianchi
| 2017-12-19 17:03
| 時の魔法。
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