理由はいろいろ。
ヴィエ・ディ・ロマンス は、僕が毎年買い続けているワインのひとつだ。
新しいヴィンテージが届くと、なぜかボトルをまじまじと見る。 もう何年、同じことをしているやろか?
毎年そうしていると、ラベルのちょっとした変化に気付いたりする。
「ヴィエリス」 と 「ピエーレ」 はソーヴィニョンで造られたワインだが、
いつの頃からか 表記が、
「ソーヴィニョン」 から 「ソーヴィニョン・ブラン」 に変わっていた。
当主 ジャンフランコさんが光栄にもウチのセラーに来てくれた時、理由を聞いてみた。
すると、
「<ソーヴィニョン> というブドウは存在しない。 人はよくそう略すが、あるのは <カベルネ・ソーヴィニョン> と <ソーヴィニョン・ブラン>。 正確に伝えるべきと感じたからなんだ。」
って返ってきた。 なるほど!
そして通訳をして頂いていた ジョヴァンナさんからは、
「それに気付いたの マルタニさんだけですよ! スゴイ!」
ってお褒め頂いてん。 いやぁ それほどでもぉ ♬
ところで、
このシャルドネ、以前は 「チャンパニス・ヴィエリス」 という名だった。 そうそう、うしろに写ってるね。
この変化もきっと 彼らしい真っ当な理由があるに違いない。
そう思って聞いたら、
「ややこしやん。長いし。」
って返ってきた w
だから、
美味しいよ ♬ (ナンヤソレ!)
~ 業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! 毎年買うと、知識も味わいも 「点」 が 「線」 になるよ ♬ ~