「星影の小径」 を聴きながら。
この季節の雨は、秋を運んでくるね。
夕暮れからの涼しさを感じると、ひと雨ごとに訪れる秋の深まりが楽しみになる。
オフィスで聞く音楽も、今晩は しっとりと、こんなんにしてみた ♬ ↓

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クルテフランカ・ビアンコ 2015 (カ・デル・ボスコ)
良い音楽 聴いてると、良いワイン 飲みたくなるよねぇ ♬
フランチャコルタの大家として知られる カ・デル・ボスコ。 逆にいえば、高額でないスタンダードな スティルワインは、あまり知られていない。
もっとも これは、この造り手に限ったことではなく、全てのフランチャコルタの造り手の現状だろうね。
このワイン、味わいの表現が難しい。 あ、個人的にね。
果実味は豊かだが 甘くない。
キリッとした酸を感じるが、すっぱい のではない。
爽やかだが、軽い のでない。
ふくよかだが、断じて リッチ なのではない。
そして アフターは、かなり長い。
そう、極めてバランスの整った、上質で優しいワインなのよね。
濃いワインを求める人は、飲まない方が良い。
だが、探究心のある人には、たくさん語りかけるワイン。
テイスティングした時、やたら美味しくて嬉しくなったが それと同時に、
「売れにくいやろなぁ。。」
と思いながら、採用を決めた。
そして実際、そうなった (笑)
秋の夜長、優しい音楽とのアッビナメントを楽しむ。
ならば、想いを巡らせるに足る、優しくて奥ゆかしいワインを、セレクトしようじゃないか ♬
~ 業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! 売りやすいワインばっかり売ってちゃ、ダメなんだよ。 ~