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イタリアワイン

解れば、「ベースの」 なんて言えなくなるよ。


 2月。
 ピオ・チェーザレ のマーケティング担当、アウグスト・ボッファさんと同行営業した際 (そのブログは → コチラ!)、
 幾度となく出てきた言葉があった。 それは、

E non chiamatelo "BASE"
Please , don't call it "REGULAR"
(フツーの、なんて呼ばないで!)

 というものだ。
 この言葉は実際、彼らのバローロの表ラベルに 記されている。

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バローロ 2012 (ピオ・チェーザレ)

 そして今日、当主 ピオ・ボッファ のこの想いが 如何に強いかを知る、最高の機会を与えて下さった。

 その内容は、ピオ・ボッファ 自らの説明による、ピオ・チェーザレが所有する クリュ (単一畑) ごとのバレルサンプルを、ヴィンテージごとに飲み比べる、という驚くべき試み。
 何故 「驚くべき」 なのかというと、ピオ・チェーザレ は長い経験から、「バローロ」 は、セッラルンガ、モンフォルテ、ラ・モッラ などから収穫したネッビオーロを、個別ではなく、発酵前にブレンドする。 つまり、それぞれのクリュを名乗ったワインは、そもそも造っていない (「オルナート」 は別)。

 では何故 今日、ここにあるのか。

 造ったのだ。
 解ってもらうために。
 「ベース」 なんて言わせない、並の努力でこのバローロを造っているのではない、ということを。

 ピオ・ボッファ はこの試みを、ずっと昔から考えていて、やっと実現できたと言った。
 それだけ、昔から ピオ・チェーザレ のバローロに対する誤解と過小評価が多くあったということか。

 勉強になった、というだけで終わらせるべきではない。
 彼の努力と情熱は、もっと知られるべきだ。

 そう思って、レポートを書くことにした。
 んだけど 今日一日で書けるわけがないので、また改めて w

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! ふた月連続のレポートやな。 ~


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by enotecabianchi | 2017-06-07 19:50 | ワインの造り手。 | Comments(0)