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毎週月曜日更新♬ エノテカビアンキのブログ。

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イタリアワイン

カエサルのバローロ。

カエサルのバローロ。_d0212522_20244539.jpg
 はい。 ピオ・チェーザレ 到着~ッ ♬
 左から、

バルベラ・ダルバ 2014、
バローロ 2012、
ガヴィ 2015。

 彼らのいう 「伝統」 に忠実に、基本となるコンセプトは守りながらも、少しずつ ラベル変わってるね。
 注目すべきは、バローロ のラベルの 下部分。
 アウグストさんとの会話にも幾度となく 出てきた。

E non chiamatelo "BASE"

 かつて アンジェロ・ガヤ のバルバレスコ がそうであったように、いわゆる 「クリュ」 ものを造ると、
 昔からずっと造り続けている、彼らにとって最も大切なワイン 「バローロ」 は、
 「レギュラーの」 とか 「ベースの」 とか言われる。
 現代的日本語だと、「フツーの」 といったところか。

 でも誰だって、大切に造ったものや、あるいは自分の仕事ぶりに対して、「フツー」 なんて言われたくない。
 そしてこの バローロ を飲めば 「フツーの」 なんて言葉は、出てこないと思う。
 先の晩餐会では、彼らのクリュ、「オルナート」 も一緒に飲んだ。
 個人的には、「バローロ」 の方が 「オルナート」 よりも大きな存在を感じた。
 歴史とか伝統の類が具現化されたような、「重心が低い」 とか、「ブレない」 なんて形容を したくなる。
 そうさせる何かが、ピオ・チェーザレ の バローロ にはある。

 最も高価なワインが、その造り手にとって最も大切なワイン、とは限らない。

 造り手のメッセージを感じ取れば、味わいもまた確実に、深くなるのよねぇ ♬
 そんな感覚、味わってみませぬか!?
 在庫、ございまするよ ♡


業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! でござるよ~。 ~


by enotecabianchi | 2017-02-18 20:56 | 美味しいワイン。 | Comments(0)