上質なブドウ、モンテプルチアーノ。
造り手と、昼ごはんでっせ~~ッ!
アドリア海に面した アブルッツォ州から、フォッソコルノ のオーナー、マルコ・ビスカルドさん。
シュッと背の高い、気さくなジェントルマン。
最初に、聞いてびっくりしたことを記すと、
びっくり1. アブルッツォ州では リリースされるワインの、実に 90% が、協同組合の手によるもの。
びっくり2. 大量生産する必要性から ブドウの仕立ては、州の80% が、テンドーネ式 つまり、「棚仕立て」。
そうすることで収穫効率を上げる。
「この現状が、モンテプルチアーノ・ダブルッツォ が過小評価されている原因だよ。」
とマルコさん嘆く。
アドリア海から3km の距離、背後には 2000m級の山々がそびえる。
標高120m ~ 190m の テーラモ の丘に現在、20ヘクタールの畑を所有する。
あ、なんか説明文みたいになってきたな。。。 こーいうのはパンフレットに書いてあるから このへんで。
明日、試飲会があるさかいに、そこで パンフ、ゲットしてや。
恥ずかしながら、この造り手のワインをじっくりとテイスティングしたのは これが初めて。 無論、お料理とのマリアージュも、初体験。
これがまた、何ゆえ 今まで試さなかったのかと後悔するほどに、素晴らしかった。

この美味しいパスタには、同社のベースライン、アイレス 2015年が呈された。
「アイレス」 とは、イタリア語でいう 「アリエーテ」、「牡羊座」 のこと。
このカンティーナを興した マルコさんの父へのオマージュ。
最新ヴィンテージの赤ワイン、しかも モンテプルチアーノ だと、「若さ」 を通り越して、「青さ」 が目立ったりするものが多い中、
アイレスは、若さはあるが 青さは全く、ない。 そして タンニンが穏やかで実に飲みやすい。
「モンテプルチアーノ はポテンシャルのあるブドウ。
でもたいていの造り手は、その実力を表現できていないよ。
収穫量を抑えることが、とても重要なんだ。」
ベースラインがこのレベルだから、リゼルヴァ や コッリーネ・テラマーネ もまた、濃いだけのモンテプルチアーノではないことは、容易に想像できる。
そやから、想像しぃもって、明日まで ガマンしてやぁ。
このキラースマイルで! ↓

ウチは3月から、取り扱いが決まりましてん ♬
~ フォッソコルノ 来日試飲会 ~
日時:2月16日(木)13:30 ~ 17:00
場所:ジョカーレ・デル・ヴィーノ
大阪市中央区高麗橋2-2-5 小山ビルB1F
※ 業務店対象の試飲会です。 一般の方はご来場できません。 予めご了承下さい。
~ 業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! なんだよね ♬ ~
by enotecabianchi
| 2017-02-15 20:25
| 造り手との食事。
|
Comments(0)