優しいワイン。

ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2013 (コッロソルボ) と、ルチーアさんからの葉書
このロッソは、4月の新着ワインに掲載が決まったワイン。
ルチーアさんとはこの2月、来日した際に テイスティングしながらお話しした。
かなり良かったので後日、すぐに取り寄せ。
しばらく落ち着かせて、いざ!テイスティング!
と思ったら、まさかまさかの ブショネ・・・。
気を取り直して テイスティングできたのが、つい先日のこと。
その間に、この手紙が届いた。
彼女はきっと、帰ったあとすぐに、日本で挨拶した人 全てに、手書きで葉書をしたためたんだろうね。
「こころ」 やね。
さて味わいはというと、若いワインだが 落ち着きがある味わい。
プルーンのような甘い果実のニュアンスが感じられるが、酸とのバランスが整っているから飲み飽きず、次の一杯を誘う。
そしてもうひとつの特徴は、その 「やわらかさ」 だ。
「ブルネッロのセカンド」 という地位からの脱却に成功した このワインの一因は、その豊かな果実味と力強さによるものと思っているが、このワインにはそこに、「やわらかさ」 が漂う。
「優しさ」 ともとれるその味わいは、ルチーアさんの人柄を反映しているかのようだ。
取り扱うことになるまで少し時がかかったけれど、良い出会いに感謝やね。
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