南イタリアを 掘り下げよう。
「世界の脅威」 と同時代、そして後世の人びとにも怖れられた、「フリードリッヒ二世」。
この人の生涯を今 読んでいるんやけれど、そこに出てくる場所や人名、表現方法が、ウチで扱っているワイン名であったりすると、歴史や文化があるからこそ ワインは面白い、なんて思ってしまう。
特にこの人が統治した 南イタリアのワインに、共通する名前を多く見かける。
先述の 「イル・ファルコーネ」 や同社のトップワイン 「プエル・アプリエ」 も出てきたし、
「マンフレディ」 や 「コスタンツァ」 という、この物語では重要な人物名も、
「もしかしてあのワインの名はここから?」
なんて考えてしまう。
中でも かなりストレートなのがコレ ↓

ピエール・デッレ・ヴィーニェ 2011 (ボトロマーニョ)
フリードリッヒ よりは5歳年上で、彼もまた南イタリアの出身。
ボローニャ大学で学んだ彼は、美しい文章を書く才能に秀でていたそうな。
皇帝にその分野で見出され、のちに皇帝の側近中の側近となった。
そんな彼の名が、このワインの名前。
産地は プーリア州。
アリアニコとモンテプルチアーノ のブレンド。
何ゆえにこの人の名を冠したのか? 答の出ないことを思い巡らせてるねん。
ちょっとしたら、教えてね。 担当さん ♡
~ 業務用イタリアワインなら、エノテカビアンキ やさかいに。~
by enotecabianchi
| 2016-03-09 21:46
| 歴史もの。
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