ブルネッロ の ブルネッロ たる所以。
水曜日は、古巣 「エトリヴァン」 の現担当さんと同行営業。
彼女と車中、いろんなことを話した。
その中で、極めて重要にもかかわらず ほとんど知られていないのではと思うことを、ひとつ。
昨今、人気のある DOC の総生産量は、増加傾向にある。
市場が求めるから 当然といえば当然。
だが、生産量が増えたことによって品質が著しく下がることもまた当然であり、現にそうなっている例も少なくない。
昔の 「ソアヴェ」 がその好例といえようか。
そんな中、今の生産量から増えることのないワインがある。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ だ。
モンタルチーノ では、ブルネッロを造る畑が登録されていて、新しく ブルネッロ を造りたくても 誰かが廃業でもしない限り、造れない。
つまり、いくら土地があっても造ることを認めない、ということ。
品質保持のためであることは言うまでもないが、ここまで徹底している呼称を 僕は他に知らない。
凄いことだと思う。
そしてこのことは、もっと知られるべきだ とも思う。
ブルネッロ を求める声は年々多くなっているから、
近い将来、「ブルネッロ を見たらすぐに買うべし!」 なんてことになるのも、
あながち冗談ではなくなるかもよ。
~ 業務用イタリアワインなら、エノテカビアンキ チェケラッ!! ~