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bianchim.exblog.jp

イタリアワイン

言葉よりも語りかける味わい。


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 造り手さん、来社~。
 今回はマルケ州、テヌータ・ディ・タヴィニャーノ から、
 オンディネ・デ・ラ・フェルダ さん。
 五か国語を操る才女だとか。

 カンティーナとしてはまだ若いが、昔からの貴族ということから、230ヘクタールという広大な土地を所有しながら、ブドウ畑は 30ヘクタールという贅沢なロケーション。

 240mから350m と、ヴェルディッキオの中では標高は高め。
 海から28km、近くに川も流れる大自然の中にあることから、
 常に 海風、川風、山の風 が吹く。
 健康なブドウを造るのにこの風の恩恵は大きく、菌類が滞留しにくい。
 つまり、ブドウが病気にかかることが少なくなり、結果、薬を使わなくて済む、という利点となる。
 また、マメ科の植物を植えることで土地を活性化させる。

 国が定めている有機農法の基準を、十二分にクリアする。 今、有機農法の申請を検討中だ。

 このくだりは、僕が質問したわけではない。 彼女が自主的に、話した。
 だから聞いてみた。

「ビオロジックについての質問の多さは、世界的なものなの?」

「ええそうね。 特に北欧、そしてアメリカでは必ず聞かれるわ。」

「・・・。」


 ヴェルディッキオに樽の香りは必要ない、という考えから、白ワインは全てステンレスでの熟成を経る。
 なるほど確かに、ほのかに樽を感じさせるほどの複雑みがある。
 土壌は基本的に砂質だが、重要な畑 「ミスコ」 では、石灰を多く含む粘土質土壌となる。
 つまり、白ワインでありながらきわめて余韻の長い、長期熟成型のワインとなるわけだ。

 飲めば、そのポテンシャルは即座に解る。

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 今回来日し、熱く語ってくれた オンディネさん。

「ビオの認定を受けているから美味しい、というのは やめにしましょう。」

 こう言ったのは、オレだったか 彼女だったか忘れたが、オレ個人の意見を付け加えると、

「飲んで美味しかった。 職業的に調べてみたら ビオロジックだった。」

 くらいのスタンスの方が、自然ではなかろうか。
 
 ありがとう! オンディネさん。
 二回目の日本が、楽しい想い出となりますように。




~ 業務用イタリアワインなら、エノテカビアンキ なんだなぁ。~
by enotecabianchi | 2016-02-08 20:15 | ワインの造り手。 | Comments(0)