年末のご挨拶に代えて。

レ・ペルゴレ・トルテ 2012 (モンテヴェルティーネ)
今年最後のテイスティング。
テイスティングでは、そのワインの様々な要素を読み解くことが求められるが、
唯一、得られないなものがある。
それは、相性抜群の料理と合わせた時の、「喜び」 だ。
だから、

合わせてみた ♡
タリアテッレ 牛肉とポルチーニのラグー
机に向かって、ちっちゃいテイスティンググラスでいくら考えを巡らせても、この喜びは味わえない。
レストランでサーヴされるワインの味わいは、家では絶対に実現しえない。
何故ならレストランは、文字通り命がけで、お客を満足させるべく、最上のお料理、空間、サーヴィスを演出するからだ。 そのために何年、何十年も修行し、あらゆるワインをテイスティングして考え、経験を積む。
つまりレストランは、料理やワインを 「買う場所」 ではなく、
「美味しい時間を過ごすための場所」 であり、その対価をお店に支払う。
「家飲み」 とは根本的に、フィールドが違うのだ。
エノテカビアンキ はそういったレストランへワインを提案し、販売している。
様々な情報を取り込み、最適と思うワインを、求めているお店へお届けする。
その考えは創業当初から変わらないが、テイスティングする数は比べものにならないくらいに、増えた。 大変だが、喜ばしいことだ。
求めているワインに、生きた情報を添えて。
エノテカビアンキは、常にそうありたいと考えています。
これからも日々、精進する所存であります。
今年も、お世話になりました。
丸谷 崇
~ 業務用イタリアワインなら、エノテカビアンキ ! 昨日と違って、マジメやな。~