オルネッライア。
そもそも、「セカンドワイン」 ってなに?
「セカンドワイン」。
よく、「セカンドラベル」 と混同されがちだが、実は全くの別もの。
オルネッライア のワインたち。
昨年、オルネッライア の醸造責任者と夕食を共にした時のこと。
「レ・セッレ・ヌオーヴェ は、オルネッライア の <セカンドワイン> だ。
この <セカンドワイン> というのが、オルネッライア を造る上で非常に大きな役割を担っていて、この レ・セッレ・ヌオーヴェ がないと、今の オルネッライア は、ない。
<セカンドワイン> は、<ファーストワイン> を造る時に絶対にできる、いわば 副産物。 だから、オルネッライア と レ・セッレ・ヌオーヴェ のブドウは、同じだ。 これが、<セカンドワイン>。
一方、<セカンドラベル> は、ファーストの副産物 ではない。
時には全く違うブドウを使って、リーズナブルな価格でもってリリースする。
良し悪しの話ではない。 スタイルの問題さ。」
こう言ったのを覚えている。
僕の個人的見解は、
セカンドワインは、「醸造上」 の副産物であり (このワイナリーで例えるなら、レ・セッレ・ヌオーヴェ)、
セカンドラベルは、「商業上」 の副産物である (いわば、レ・ヴォルテ ね)。
どちらを選ぶかは自由だが、コンセプトがはっきりしているだけに、品質は ピカイチだ。
< 世界的ワイナリー > は、常に進化し続ける。
オルネッライア も レ・セッレ・ヌオーヴェ も、時が経てば経つほど、品質が良くなるのは、必然なんだな。
~ 業務用イタリアワインなら、エノテカビアンキ なんだなぁ。~