ファレルヌム。
ミネラル豊富な白ワイン、つながり~。
ヴィッラ・マティルデのセミナーに出席。
事前にテイスティングを済ませていたので、採用となっていたワインの確認と、造り手の熱き想いを聞くために。
ファレルヌム。
冒頭の歴史の話では、紀元前にまで遡った。つまり今から2000年以上、前の話。
紀元前2世紀ごろには既に、「美味しいワインが造られる」として評判となっていた「 Ager Falernum(アーゼル・ファレルヌム)」と呼ばれた土地。
ここが、ヴィッラ・マティルデの本拠地だ。
カンパーニア州での「白ブドウ」の筆頭は、やはり「フィアーノ」であろうか。
でも、この場所における筆頭は、「ファランギーナ」だ。
ファレルノ・デル・マッシコ・ビアンコ
この造り手にとって最も重要なDOC。
スタンダード・レンジと、単一畑 「カラッチ」 の2種類。
火山性土壌であることと 海に近い、ということから、ミネラル、力強さ、そしてエレガンス。
赤ワインはやはり、アリアニコが筆頭。 ファレルヌムでは伝統的に、ピエディロッソをブレンドされる。
白と同じくスタンダードと、単一畑 「カマラート」 を造る。
「タウラージが “牡牛” を連想させるパワフルさに満ちたものなら、カマラート は “黒くがっしりとした牡馬。」
そう話すのは、同社エクスポート・マネージャーのジョルジョ・インパラートさん。
同じカンパーニアのワインなのに、その大きな違いに驚いた。
確認のため、と思って参加したセミナーだが大いに勉強になった。
ジョルジョさん、おおきに!
エエ声してはるわ~。
鈴木雅之、ちゃうで~。
~ 業務用イタリアワインなら、エノテカビアンキ やで~。~