いつか必ず。
バローロ “カンヌビ” 2009 (ピラ <キアラ・ボスキス>)
セッラルンガから始まって、反時計まわりにバローロの主要産地をめぐる旅。
ラ・モッラ の次は南へ。 その名も、バローロ村~。
ブルナーテほど小さくはないけれど、カンヌビは40ヘクタール。
ここもまた、偉大な造り手がひしめく。
マルケージ・ディ・バローロ
パオロ・スカヴィーノ
ルチアーノ・サンドローネ
ジュセッペ・リナルディ
などなど。
マルカリーニと比べるとこのラベル、大半の人が持っているバローロのイメージに近いのではないか。
重厚感があって男前なラベル。
でも造っている人は、小柄な女性、キアラさん。
「ピラ」 という造り手は、他にいくつか存在する。
なのでラベルには、「ピラ」 よりも大きく、ご自身の名を記す。
落ち着いた口調で話す彼女は綺麗好きで、3年前、僕たちが訪問した時も、セラーを掃除していた。
夕暮れ時で時間もタイトだったから、地元産のチーズと合わせてのテイスティング。
このバローロ村の空気を吸いながら、地元の料理と合わせて飲みたかった。
今度は必ず!
そのとき心に誓ったけれど、まだ実現してませんねん。
~ 業務用イタリアワインなら、エノテカビアンキ やねん。~