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イタリアワイン

味わいで伝えることの大切さ。

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 造り手さん来社~。

 フリウリはカルソから、カステッロ・ディ・ルッビアのナターシャさん。
 スロヴェニアとの国境にあるカンティーナ。
 お父さんがスロヴェニアの人なのでその関係は密接だ。実際、畑の一部はスロヴェニアにまたがっているそうな。
 森を切り開いて作った畑は、赤い土をしている。
 これが、土着品種ヴィトフスカ、テッラーノ、そしてマルヴァジアに多大な影響を与える。
 その要素とは、「酸」、そして 「ミネラル」 だ。


 フリウリのこのあたりのワインは、いわゆる 「ビオワイン」 を謳っているものがいくつか見られ、「濁ったワイン」 に出くわすこともしばしば。
 たいていは、「フィルターを使わないから」 という理由だそうだ。
 彼女も、フィルターは使わない。が、決定的に違うものがある。
 それは、

 「濁らない」

 ということだ。
 不純物が沈殿するまでタンクで寝かせることで濁りを取り除く。フィルターをかけるよりも時間を要する。
 だが時間をかけた分、クリーンで肉づきがよく、かつ たくましい酸味が感じられるワインとなる。

 「ビオワイン」 を、彼女は謳っていない。

 このスタンス、僕は好きだし、その方が 「自然」 だ。
 いくら 「ビオワイン」 を謳っても、美味しくなければ意味がない。


 畑や醸造のことを熱心に、そしてすごく嬉しそうに語るナターシャ。
 初めての日本が、良い思い出となりますように。
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by enotecabianchi | 2015-02-26 19:58 | ワインの造り手。 | Comments(0)

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