温かいスプマンテ。

イル・ミッレ 2010 (ラ・トゥネッラ)
産地はフリウリ。土着のリボッラ・ジャッラとピノネロを半分ずつブレンドしたスプマンテ。
これをテイスティングしたのは、今日で2回目。
初めて出合ったのは3ヶ月前の初夏。 この時はこれから夏に向かうこともあり、このワインが持つ「ふくよかさ」や「強さ」が清涼感に欠けることから、「涼しくなったら、もう一度飲もう!」としばらく保留にしてました。
酒の神バッカスはいるんですね。 ここまで時間が空くと忘れるのが常ですが、ひょんなことから思い出してサンプルを取り寄せました。
美味しい、です。初夏に飲んだ時の、悪く言えば「暑苦しさ」は、この季節になると「芳醇で香り豊かな」ワインへと、僕のイメージは変化しました。「温かみのある」とか、「包み込まれるような」といった形容が似合います。好きになっちゃいました(笑)。
秋になったらもう一度、と思った僕の直感は間違っていませんでした。飲む時期によってここまで分かりやすく飲み口が変わるワインも珍しい。
秋から冬にかけておすすめの1本です。10月の新着案内に掲載されていますよ。
そういやボトルの形も、ラベルの色合いも、夏っぽくねーな。(あ、これは僕の思い込みか・・・)
もしかしたら、造り手のメッセージが込められてるかも?
by enotecabianchi
| 2012-09-28 18:32
| 美味しいワイン。
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