飲み頃。
時に、
「なんでこんなに美味しいのに、売れへんのやろ?」
なんて思うワインがあります。
そう感じては持って帰り、飲んでみて、その謎は更に深まるばかり。
今回のワインもその典型。
バルバレスコ 2006(プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ)
最新のヴィンテージは2009年が出回っているバルバレスコ。「早いな~!」なんて感じるのは僕だけでしょうか?
「バルバレスコはどうしてもバローロと比べられてしまうから売りにくい」
なんて言ってる あ・な・た!
この価格でこれだけ説得力のあるネッビオーロを逃す手はないですよ!
バローロにはない、しなやかで艶やかな香り。
若すぎず、枯れてもいない。
飲み頃とは、まさにこのことだ。誰もが納得する味わいです。
風の谷のナウシカ に出てくる トルメキアの姫さまに言わせれば、
「今飲まずに、いつ飲むのだ。 飲め!!」
なんて怒られちゃいますよ。