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エノテカビアンキのブログ

bianchim.exblog.jp

イタリアワイン


 セミの声がなくなりましたね。 夜にはコオロギが鳴き始めました。
 オフィスの屋上は静かなので、小さな音で季節の移ろいを楽しんでいます。

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シードル (マレイ)

 20年位前に流行った記憶があります。「シードル」。

 相変わらず、ユニークでしかも説得力のあるものを輸入しますね。Tさんは。
 暑い夏にもおすすめですが、この季節には、強すぎず口の中がホワッとする泡もいいですね。
 リンゴの柔らかい酸味。優しい口当たりは4%という低いアルコールからくるものです。


 あまりの飲みやすさに急いで写真撮りましたが、案の定、数分後になくなりました(笑)
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# by enotecabianchi | 2012-08-25 20:01 | Comments(0)
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 「うわ懐かしいッ!」と思わず声が出た方。 僕と同年代ですね(笑)。

エトルスコ 2006(チェンナトイオ)

 いわゆる「スーパートスカーナ」全盛の時代。数ある猛者たちと肩を並べて、このワインも華々しく輝いていました。
 忘れ去られたかに思われたこのワインもインポーターが代わり、ウチにサンプルが届きました。

 レ・ペルゴレ・トルテやフラッチャネッロと同じサンジョヴェーゼ100%。

 黒が強めの紫色にややレンガ色が加わる。
 甘く魅惑的な香り。 口に含むとニッコリしてしまうほど ノスタルジー。あの時代を想い出します。少し感じる乳酸のニュアンスも、その感覚を呼び起こすもの。グリップはしっかりあるものの強すぎない。長いアフターテイスト。

 時は経てもその存在感は健在。そして食事用のワインであることも、レストランのテーブルでこそ映えるワインであることも、変わりはありません。

 もう忘れてしまいましたが、あの時と比べると価格も良心的になったのではと思います。
 9月の新着ワインに掲載されますので、チェックして下さいね。

 なんか久々にまともな「ワインのブログ」になったね!(笑)
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# by enotecabianchi | 2012-08-17 20:06 | 美味しいワイン。 | Comments(2)

 もう5ヶ月も前になりますか。モンテ物産さんのワイナリー視察のひとつに 「マキアヴェッリ」 がありました。
 あった、というよりもこの旅が決まった時にどうしても行きたかったので、僕が希望しました。
 言わずと知れたキアンティ・クラッシコの造り手ですが、大変失礼ながらこのワイナリーに行く目的はワインにはなく、「君主論」や「政略論」で知られる中世の思索者 ニコロ・マキアヴェッリがそれらを著した場所を、この目で確かめたかったからです。
 ワインに関すること以外で切に希望したのは、これが最初で最後だと思います。

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チェーザレ・ボルジア の肖像画

 マキャヴェッリのカンティーナでこの肖像画を見つけました。
 思わぬ収穫でした。


 マキアヴェッリと同時代に生き、歴史上「メフィストフェレス(悪魔のような人物)」と弾劾されたひと、チェーザレ・ボルジア。

 でもたとえ歴史がそう語っていても、マキアヴェッリにとってその存在は計り知れない。
 彼との出会いがなければ、名著「君主論」は存在しなかった。

 この場所にこの肖像画があること、そしてその下に「IL Principe」と記されていることも、それを如実に物語っています。 「IL Principe」とは、君主論の原題でもあるのだから。


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 この夏、おすすめの一冊です。
 チェーザレ・ボルジアの生涯を色鮮やかに綴った作品。

 その優雅なる冷酷に、「涼」 を感じてみては?
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# by enotecabianchi | 2012-08-10 10:11 | つぶやき。 | Comments(0)

 時に、

 「なんでこんなに美味しいのに、売れへんのやろ?」

 なんて思うワインがあります。
 そう感じては持って帰り、飲んでみて、その謎は更に深まるばかり。
 今回のワインもその典型。

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バルバレスコ 2006(プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ)

 最新のヴィンテージは2009年が出回っているバルバレスコ。「早いな~!」なんて感じるのは僕だけでしょうか?

 「バルバレスコはどうしてもバローロと比べられてしまうから売りにくい」

 なんて言ってる あ・な・た!
 この価格でこれだけ説得力のあるネッビオーロを逃す手はないですよ!

 バローロにはない、しなやかで艶やかな香り。
 若すぎず、枯れてもいない。
 飲み頃とは、まさにこのことだ。誰もが納得する味わいです。


 風の谷のナウシカ に出てくる トルメキアの姫さまに言わせれば、

 「今飲まずに、いつ飲むのだ。 飲め!!」

 なんて怒られちゃいますよ。
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# by enotecabianchi | 2012-08-08 17:47 | 美味しいワイン。 | Comments(0)

 スプマンテがやたら出てます。

 テイスティングと称して、家で消費するスプマンテもまた、この時期やたら多くなります(苦笑)

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バルバメト 2011(コルサリス)

 「この夏、大ブレイクの予感」 とウチのワインリストの表紙にも書いたワイン。
 輝くようなストローイエロー。軽やかで爽やかな香り。
 ふくよかな泡と ドライで苦味が伴った味わいは造り手が意図したもの。
 この苦味が、この季節にはたまらない。

 それにしても、エエ顔してますね。 
 ジャケ買いしても、損はしません。

 時にはそんな買い方も、エエんちゃう?
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# by enotecabianchi | 2012-08-07 18:07 | 美味しいワイン。 | Comments(0)

 テレビはあまり見ないタチなので、たまに見るコマーシャルが面白かったりします。

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 「珈琲のクセに炭酸」

 イタリアにまつわる(これが?)ことなら何でも好きなので、買ってみました。
 これに合わせるグラスは、シュピゲラウのヤングホワイト なんてイイね!
 氷なんか浮かべてみてね!



 美味しかったですよ。





 いやホントに。




 ええ。それだけですよ。





 次はワインのレポート書きまーす!
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# by enotecabianchi | 2012-08-03 19:22 | つぶやき。 | Comments(2)
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キアンティ 2010×2(ポリツィアーノとバローネ・リカーゾリ)

 ワインリスト更新時期です。
 つまり、いっぱいワイン飲んでます。
 サンプルが届いたポリツィアーノのキアンティ。 低価格帯のワインは比較対象があった方が正確な判断ができるので、リカーゾリのキアンティも一緒に開けました。

 ポリツィアーノは、果実の甘みが香りからも感じ、滑らかなタンニン、嫌味のない甘さが心地良い。

 リカーゾリは、前者と比べると苦味を伴う香り。軽やかだがタンニンのグリップをしっかり感じる。

 端的に言うと、

 ポリツィアーノはブドウの「果肉」。 リカーゾリはブドウの「果皮」。

 それぞれの個性が出ていて、面白かったよ!




 と、稿を締めくくればいいんでしょうが、単なるワインラヴァーではない故、「時間の経過」を厳しく見なくてはいけません。

 が、ここではお知らせできませんよね。こう書くとネガティヴな結果が少なくともひとつはある、って事ですから。

 結果を知りたい方。お電話でお知らせしますので、お気軽に(笑)。
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# by enotecabianchi | 2012-07-21 11:33 | 美味しいワイン。 | Comments(0)

 オフィスの近所に、すンげー美味しいお店があると聞き、お昼に行ってきました。

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 FL社の小田井さん! 行ってきましたで!
 メッチャ美味しい! イタリアン以外でワインが欲しくなったのは初めてです。 やっぱここの肉にはサンジョヴェーゼやね! カステッロ・ディ・ブローリオなんか抜群だと思いますが、各インポーターさん、ご意見を聞かせて下さいね!
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# by enotecabianchi | 2012-07-12 19:20 | つぶやき。 | Comments(0)

 ヴィンテージ。 ワイン談義には欠かせないテーマですね。
 それだけワインには大事な要素のひとつですが、これだけ情報網が発達すれば怪しい情報がちらほら見受けられるのもまた然り。

 もうそろそろノヴェッロやヌーヴォの予約時期ですが、「世紀のヴィンテージ!」とか「10年に一度の優良年!!」といったコメント、

「ここ数年で何回目やろか?」

なんて思うのは僕だけでしょうか?

 ワイン好きなら誰でも、美味しいワインを飲みたいものですよね。 一般的に、良いヴィンテージには消費者は寛大ですが、悪いヴィンテージとなると、どうやら買うのを控える傾向にあるようです。

 あるインポーターの話ですが、毎年まとまった数が売れる いわゆる 「スーパートスカーナ」 が、2002年は 「全く」 と言っていいほど売れなかった、と言っていました。 2002年は確かに良くない年とされていますが、良くない年のワインの味わいを知らずに、どうして良いヴィンテージの良さが分かるのでしょうか? 必死に販売に務めていた彼らを傍目に、そう感じたものです。

 一般的に良くない年とされている2002年。暑すぎた年とされた2003年。

 あるキアンティ・クラッシコの造り手に言わせれば、

「悪いヴィンテージなんて存在しない。 あるのはその年の個性。 それだけだ」

 また、こないだのヤンチャなクラウスさんは、

 「ノヴァ・ドムスの2002年は特別な年。 ウチでは雨が少ない分湿気が多かった為にブドウに貴腐菌が付着した。また、フォン(地元で呼ばれるアルプスからの暖かい風)との相乗効果でブドウの水分は通常よりも15%減少した。15年に一度の素晴らしいヴィンテージだ」

 と言っています。
 2003年に関しては、フリウリの造り手 リス・ネリスのフェデリカさんと食事した際に、ソーヴィニョン“ピコル”2003年を飲みましたが、食事に良く合い、ヴィンテージを反映したネガティヴな味わいは少しも感じさせず、10年近く経った今もなお若々しさを保っていました。

 E社の佐々木さんは、

「良いヴィンテージは“自然の年”、良くないヴィンテージは“造り手の年”」

 と表現しましたが、リス・ネリスの人たちは、人の努力が試されるこの難しいヴィンテージを、よくぞここまで美しく仕上げられましたね、と感心しました。

 ヴィンテージチャートは、消費者にとって便利なツールです。でもそれを過信してしまうと、見逃してしまう感動があることも、知っておいた方が良いですね。

 われわれ消費者は、好きなヴィンテージ、好きな銘柄、好きな造り手を自由に選ぶことができます。
 そしてワインは、毎年造られます。 仕事柄、毎年買い続け飲み続けているワインはたくさんありますが、ひとつそういったワインがあると、造り手の苦悩や歓びを、ほんの少しだけ 共有することができますよ。

 それこそが、ワインの本当の味わい。 そう思いませんか?
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# by enotecabianchi | 2012-07-06 20:28 | つぶやき。 | Comments(0)
 
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ヤンチャそうに見えるこの方は、アルト・アディジェのトップワイナリー 「テルラン」 の醸造責任者兼マーケティング責任者の クラウス・ガッサー氏。先週の大雨の中 来日され、食事をご一緒しました。
 造り手は誰でも、自信に満ち溢れているものですが、この人は別格ですね。

 食事の模様はまた改めて書きますが、僕が何よりも聞きたかったのは、そう、

「マヨマヨ?」

 の正体です(笑)。 アルト・アディジェの人が言っていた言葉に関して、的確に答えてくれる人だと信じて、聞いてみました。 すると、









 「マヨマヨ? 知るか!そんなの。」


 一蹴。


 そして闇の中へ。

 イタリアに行く目的がひとつ増えました(笑)。


 ヤンチャなクラウスさんに関しては、このブログ に詳しいので、そちらも見てね!
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# by enotecabianchi | 2012-07-04 19:56 | ワインの造り手。 | Comments(0)