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エノテカビアンキのブログ

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イタリアワイン

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 桜の花が咲く今頃は、きれいな言葉をよく見かける。
 それだけ、この花は人を優しくさせているんやなぁ、なんて思う。

 日本語は、文字の形によって イメージを変えられるのが好き。
 例えば桜なら、

「桜」 「さくら」 「サクラ」。

 カタカナは、「クレパス」 思い出してしまうけどな。

 よくわからない日本語が増えている中、反比例するかのように 美しい言葉が使われなくなってきている。
 特にそう思ったのは、

「宵のうち」

 という言葉だ。
 ニュースの天気予報で今、この言葉が使われることはないそうで、使われなくなった理由は、

「時間帯を表す用語は誤解無く伝わることが重要」 だからだそうだ。

 代わりに今は、

「夜のはじめごろ」

 というそうだ。
 なんや、味気ないな。
 その曖昧さが、日本的でよろしいやん。

 イタリア語でも、使われなくなった言葉があるそうだ。

「sovente」 がそれで、
「Venite piu' sovente' (もっと頻繁においで)」 という使い方をする。

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 そして、その言葉を使う人は、クイント・キオネッティ さん。
 このワインを造っている人だ。
 この2種類のワインしか 造らないという潔さも好きで、欠品しない限り、ウチのワインリストに載り続ける。
 長い経験に裏づけられた、確かな味わいと安心感は、他では見あたらない。


 あるソムリエールさんに、

「キオネッティのことを熱く語ってましたよ!」

 と言われたので、今日はこの人に思いを馳せてみた。
 熱く語ったのは、憶えてないけどなッ!(苦笑)




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by enotecabianchi | 2016-03-31 18:09 | つぶやき。 | Comments(0)

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リースリング “モンティッグル” 2014 (サンミケーレ・アッピアーノ)

 新着ワイン。
 春は リースリング がよく似合う。
 品種特有の強いミネラルは、飲むと 「涼しさ」 を感じさせ、
 白桃のような、甘さが漂う果実味は、うららかな春の日差しのようだ。
 バランスの良さは 流石 というほかない。


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 この写真は、3年前に訪れた 同社のショールーム兼ワインショップ内にある 航空写真。
 それぞれの畑の上に、そこで造られたワインが飾ってある。
 オシャレやで。

 それによると モンティッグル という場所は、標高480メートルから550メートル。
 氷堆石土壌、通称 「モレーン」 だ。
 18ヘクタールの畑では リースリングをはじめ、シャルドネ、ピノグリージョ、ソーヴィニョン、ピノビアンコ が栽培される。
 意外にも ピノノワールは、植えられていない。

 同じ土地でも、ライバルである 「テルラン」 はそこに ピノノワール を植えていて、「ピノノワール “モンティッグル”」 をリリースしている。

 人が違えば、創造するワインも違うのね。
 そりゃそうか。
 いうまでもなく、どちらのワインも上質やねん。




~ 業務用イタリアワインなら、エノテカビアンキ! なんだな。~
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by enotecabianchi | 2016-03-30 19:57 | 畑について。 | Comments(0)
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ガンゾ 2010 (コルマーノ)

 メルロとサンジョヴェーゼのブレンド。
 「ガンゾ」 を辞書でひくと、「情夫」 とか 「愛人」 とかいうのがまず出てきて、そのあとに、
 「やり手」 「抜け目のない奴」 とかいう意味が出てくる。

 「ガンゾ」 はフィレンツェの言葉だそうだ。
 だから、余所ではあまり通じない。

 フィレンツェでは日常的に使われているようで、それはむしろ 2番目の意味あいで使われることの方が多い。
 例えば、最新の iPHONE を見て、「Ganzo!」 とか、
 カッコよくてイケてる奴のことを、「ヤツは Ganzo だな!」 なんて使い方をするそうだ。

 ワイン?

 「Ganzo」 やでぇ!




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by enotecabianchi | 2016-03-29 20:13 | 美味しいワイン。 | Comments(0)

 土曜日の夜は、良いことがあったさかいに、お客さん巡り。

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琵琶湖産 稚鮎のマリネと胡瓜のエキス フレンチキャヴィアを浮かべて

 このお皿を出して頂いたのは 西天満の名店、ヴィネリア・リンコントロ さん。
 春色の美しいひとさら。
 黒いバーカウンターが パッ と明るくなる。

 このお皿に合わせて頂いたのが、

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ソアヴェ・クラッシコ “モンテセイ” 2014 (レ・バッティステッレ)

 川魚には 山のミネラルを。
 稚鮎とのマリアージュを、食し方を含めて教えて頂いた。

 ここもまた、身を委ねてしまいたくなるエエお店 ♡

 レストランは春を、上質な空間で演出してくれる。
 花見もいいけど、今しかないお料理を愛でるのも、エエのんちゃう?




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by enotecabianchi | 2016-03-28 19:33 | お料理とともに。 | Comments(0)
 新着~ッ!

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グラッパ・ディ・ケルナー
と、
グラッパ・ディ・ゲヴュルツトラミネール (アッバツィーア・ディ・ノヴァチェッラ)

 敬愛する アッバツィーア・ディ・ノヴァチェッラ がグラッパを造っているとは!
 早速仕入れてみた。

 シャキッとするような味わいは、いかにもアルト・アディジェ らしい。
 ケルナーには 華やかな香りが。
 ゲヴュルツには 甘みを伴った、重心の低い味わいが感じられる。

 安定した造りは、グラッパにも表れているね ♡



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by enotecabianchi | 2016-03-26 18:03 | 美味しい食後酒。 | Comments(0)
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 造り手さん、来社~ッ!
 今回はフリウリから、「コッラヴィーニ」 4代目当主、ルイジ・コッラヴィーニ さん。

 フリウリ大好きな人に、大いに語ってもらった。
 彼の言葉をそのまま記そう。
 (ちょい長めですねん。)

 フリウリは白ワインの産地として有名だ。 何故かというと地理的に、海と山の中間にある。暖かい海、そして冷たい山の影響をストレートに受ける。
 アルト・アディジェやピエモンテは山に近いが、海からは距離的あるいは地理的に遠い。
 前者は距離的に、後者は地理的に、遠い。
 フリウリから海までは近いし、山など遮るものがないから、そのどちらの影響も受けやすい。
 違いはそこにある。

 山の寒さはワインを引き締め、海の温かさはワインにふくよかさを与える。

 これが、イタリアにおける 「白ワインの宝庫」 と呼ばれる所以だよ。


 コッラヴィーニ は1896年創業だから 今年、120周年を迎える。
 創業者である エウジェニオ は僕のひいおじいちゃんで、他の造り手もそうであるように、当時はほとんど地元で消費される ワインメーカーだった。 僕の父の代から輸出を始めて、今では150万本を生産、53か国へ販売しているんだ。 ワインの売り方に はっきりとしたビジョンがあったんだろうね。

 イタリアに、今で言う 「国際品種」 を持ち込んだのは ナポレオンだが、その国際品種の台頭によって、土着品種である リボッラ・ジャッラ や フリウラーノ が忘れられた時代があった。
 理由は実に簡単で、国際品種の方が 「栽培が容易」 だからさ。

 その忘れられていた品種、リボッラ・ジャッラ を甦らせたのが、コッラヴィーニ なんだよ。
 だからほら、ウチの住所は、「Via della Ribolla Gialla 2 (リボッラ・ジャッラ通り 2番地)」 って書いてるだろ?

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 じゃ、ここからは テイスティングしながら話そう。

シャルドネ・デイ・サッシ・カヴィ 2014
 さっき言った通り、国際品種とは切っても切れない土地柄だから、その筆頭であるシャルドネ は、ウチにとっても重要なワインなんだ。
 シャルドネが持つ強い果実味を素直に活かし、品種特有の 「酸」 を残すために、発酵や熟成に 樽は使わない。

丸谷 「フリウリの他の造り手のものと比べて厚みがあるが、それは樹齢によるもの?」

 いや、それは テロワール の厚みさ。 ここは元々海底だった土地で 粘土質だ。 岩のように見えるが、粘土が風化し固まったもので、痩せた土地だがブドウに必要な栄養素を多く含んでいる。 厚みを感じるのは、そこに由来する 「複雑み」 だろうね。
 この畑には昔からトカゲが多くてね。 別にビオロジック を謳っちゃいないが、小動物が多いのはビオロジックで栽培している証拠だよね。 だからというわけじゃないけれど、このワインは昔からこの トカゲのラベルさ。

フリウラーノ 2014
 フリウリ人が最も日常的に飲んでいるのがこのブドウ。 バールで出てくるのはたいてい、フリウラーノなんだ。 昔の名残りから、地元では今も 「トカイ」 と呼ぶよ。
 実は タンニンの強いブドウで、ふくよかで フレッシュ、そして、余韻が長い。
 苦みを伴うアーモンドのようなアフター。
 
リボッラ・ジャッラ “トゥーリアン” 2014
 リボッラ・ジャッラは、フリウリ最古のブドウ。
 近くの修道院、「アッバツィーア・ディ・ロサッツォ」 に所蔵されている文献に、リボッラ・ジャッラ の栽培についての記述があり、その土地が 「トゥーリアン」 という名だったことから、品種のルーツであるこの名前を冠した。
 このブドウはとにかく 繊細でデリケート。 収量を抑えないと薄っぺらいワインとなる。
 だが、長い経験と的確な収量制限により、もっともフリウリらしさを表現するワインへと昇華するんだ。
 ワインが繊細なので、合わせる料理も繊細なものを。
 例えば魚なら、グリルよりもボイルしたものを。
 それから、今の季節なら、ホワイトアスパラ! 地元でも ホワイトアスパラにはリボッラを合わせているよ。

丸谷 「ブレンドワイン (後述するブロイのこと) にリボッラ・ジャッラをブレンドしないのはどうして?」

 リボッラ・ジャッラ は特別なブドウさ。 100%ピュアに醸してこそ、その品種の良さが解る。
 デリケートなブドウだから、ブレンドの世界には巻き込まないんだ。


 さぁ最後のワイン、ブロイ 2013 だ。
 ウチでは唯一の、ブレンドワイン。
 フリウラーノ50%、シャルドネ30%、ソーヴィニョン20%。
 ステンレスでの熟成を経る。

 実は2008年ヴィンテージまでは、「40%、40%、20%」 の比率で、しかも熟成にバリックを使っていた。
 2009年からは、ブドウの良さを引き出すために可能な限り、人の介入を排除するようにしたんだ。
 そして、フリウリ固有のブドウ品種の比率を高くした。
 「フリウリらしさ を世界へ!」 これが大事なんだよね。

 うまく熟したフリウラーノ は南国のフルーツのようなニュアンスをもたらす。そこに、シャルドネの力強さ、ソーヴィニョンからは爽やかさを授かる。
 まるで 「強さの中を爽やかな風が走り抜けるような」 味わい。
 料理は、ソースを使った 手の込んだお料理にももちろん対応できるし、鶏肉やサラミ、焼野菜、「ヴィテッロ・トンナート」 や 「アクアパッツァ」 なんかにもいいね。

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 いやぁ。 いっぱい喋ってもらった!
 コッラヴィーニ は昔から知っていたが、「リボッラ・ジャッラ」 のイメージは ほとんどなかった。
 大いに勉強になったし、これほど集中力の高い リボッラ・ジャッラを、僕は他に知らない。
 彼の、「ブレンドの世界には巻き込まない」 という言葉には、この品種に対する 「愛」 を感じたね。
 それなりの値段ではあるが、手の届かないものではない。
 このワインは それで良いと思う。

 日本大好き! が滲み出ているルイジさん。
 この滞在が、良き思い出となりますように。



~ 業務用イタリアワインなら、エノテカビアンキ。 造り手の想いを、そのまま伝えるねん。~
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by enotecabianchi | 2016-03-25 21:48 | ワインの造り手。 | Comments(0)
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キアンティ・クラッシコ “モントルネッロ” (ビッビアーノ)

 ご存知、セクシーなサンジョヴェーゼ。

 間もなくヴィンテージが移る。
 それに伴いラベルが変更、2012年からは 「リゼルヴァ」 の表記がなされる。
 ビッビアーノは、キアンティ・クラッシコ の全ラインナップを名乗ることとなった。

 しゃーけど この造り手は どのカテゴリーにおいてもありえないくらい、安い。
 長い歴史によるものか、ジュリオ・ガンベッリ という 「マエストロ」 によるものか。
 はたまた、インポーターの企業努力によるものか。

 そら、ライオンと馬が手ぇ取り合って踊るわな ♡

 2011年を所望の方、お早めにご連絡下さいね。



~ 業務用イタリアワインなら、エノテカビアンキ。 変わらぬラベルは 美しい。~
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by enotecabianchi | 2016-03-24 20:12 | 美味しいワイン。 | Comments(0)
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ラクリマクリスティ・デル・ヴェズーヴィオ・ビアンコ 2014 (フィオレ・ロマーノ)

 「何を今さら?」

 なんて思う人がいるとしたら、その人は美味しいイタリアワインには辿り着けない。

 「キリストの涙」 という このキャッチーなワインは、ユニークな名の宿命である 「観光客用」 のワインとして、知られていた。

 昔はね。

 造り手は、そんな評価に甘んじているほどバカではないので、その頃と同じイメージを持っていたら、その姿を見誤る。
 以前、このDOCの他の造り手が こう言っていた。

「ラクリマクリスティ・デル・ヴェズーヴィオ という名のDOCは、僕たちにとって大事なものさ。
 とりわけ、<デル・ヴェズーヴィオ> というのがね。
 その言葉は、ここが火山性土壌であることを示している。 誰もが知る火山だからね。
 これが大事なんだ!
 だからこのワインを、<ラクリマクリスティ> って省略しないでおくれよ!」

 実際、香りから はっきりと感じられるほど、ミネラルが豊富。
 ふくよかで爽やかな果実味に、このミネラルがバランスを整える。

 火山性土壌から造られるワインの中でも 比較的フレンドリーなのは、「観光客用」 と評された時代を経たからか? なんて思ってしまう。

 試してみてみ。



~ 業務用イタリアワインなら、エノテカビアンキ。 脱、固定観念 ♡ ~
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by enotecabianchi | 2016-03-23 20:30 | 美味しいワイン。 | Comments(0)

 もう 10年も前になるかと思う。
 フリウリの生産者 「リヴィオ・フェッルーガ」 の当主、エルダ・フェッルーガ さんが来日され、挨拶とほんの少し、通訳の人を介して話した。
 その時、彼女は僕にこう言った。

「イタリアワインを専門に扱うなら、あなたはイタリア語を話しなさい。」

 この言葉は今も僕の心の中に残っていて、それは造り手の人が来て 通訳を介して話すたび、申し訳なく思うくらい。
 徐々に、ではあるけれど 必ず話せるようになる! なんて自分に言い聞かせたりしている。
 その暁には、一緒にアニメの話で盛り上がろうゼッ!


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ヴェルティーゴ 2013 (リヴィオ・フェッルーガ)

 遠ざかっていたワインだが、今日のテイスティングで また扱うことになった。
 改めて飲むと、やっぱり美味しい。

 フリウリのボルドーブレンドらしく、青さを含んだスパイス香。 「青くさい」 のではないよ。
 適度な酸味と、バリック熟成 に由来する力強さ、複雑さが混在する。

 僕の場合はそこに、エルダさんの言葉に由来する、「ノスタルジックなほろ苦さ」 が加わるのだけれど。


 10年経って未だに話せていないのは恥ずかしいが、彼女のあの言葉がなければ、「話さなければならないんだ!」 という気持ちは、今のように強くはならなかったかもしれない。

 そんな彼女に感謝しながら、今宵は彼女が造る白ワイン 「シャリス」 で乾杯するとしよう!

 何故 ヴェルティーゴ じゃないのかって?

 ヴェルティーゴ は美味しいからと、木下くんが持って帰りましてん ♡

 あ、シャリスも美味しいよ ♡♡




~ 業務用イタリアワインなら、エノテカビアンキ ですねん。~
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by enotecabianchi | 2016-03-22 20:00 | テイスティング! | Comments(0)

 しばらく見かけなかったワインを勧められたりすると、やっぱり気になるものやね。


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カステッロ・ディ・タッサローロ のガヴィたち。

 1本ずつ、買ってみた。

 「ガヴィ」 は大きく分けて、3つある。

 ひとつは、普通の 「ガヴィ」。
 3つの中で、最も栽培エリアが広い。

 次いで、「ガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ」。
 つまり、「ガヴィ村のガヴィ」 てことで、これに代表されるのが、うしろに写っている 「ヴィッラ・スパリーナ」 ね。

 そして、「ガヴィ・デル・コムーネ・ディ・タッサローロ」。
 「タッサローロ村のガヴィ」。 これに代表されるのが、この カステッロ・ディ・タッサローロ だった。
 昔はね。

 しばらく見ないうちに、ラベルもボトル形状も変わったね。
 あ、変わったついでに、「これはビオワインです」 って書いてるね。
 表ラベルに、書いちゃったね。

 しばらく落ち着かせてから、公正に評価しようじゃないか。

 新着案内、お楽しみにッ!!




~ 業務用イタリアワインなら、エノテカビアンキ。 好きな言葉は、「言わぬが花」。 ~
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by enotecabianchi | 2016-03-19 20:24 | つぶやき。 | Comments(0)