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エノテカビアンキのブログ

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イタリアワイン

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アントニオ・ベナンティが来日しました。
ランチを共にしました。
場所は、大阪市北区南森町の「トラットリア・ニコ」さん。シチリア料理店です。
ベナンティのワインに、合いまくり!

以下、美味しい画像たちです。

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Parmigiana di Melanzane (ナスのパルミジャーナ)
Peperonata (ペペロナータ)
Carote Arancia (人参のオレンジ風味)

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Ricotta Pecora e Insalata di Polpo (羊リコッタのカプレーゼとタコのサラダ)

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Pasta con le Sarde (イワシのブカティーニ)

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Seriola alla Ghiotta (ツバスのギオッタ)

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Farso Magro (ファルソマーグロ)

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Casarecce al Pesto Pistacchio (カサレッチェ ブロンテ村のピスタッキオソース)

以下、フェイスブックに書いたレポートを貼り付けます。


 今や世界的に注目を集める銘醸地、エトナ。
 言わずと知れた世界でも稀にみる活火山地帯で、その活動はハワイ島のそれに次ぐ勢いなのだとか。

 その環境でベナンティがワイン造りを始めたのは1800年代末のこと。
 つまり、エトナの歴史は ベナンティの歴史と言ってもいいくらい、この地には欠くことのできない造り手。

 今回来日したアントニオ・ベナンティは4代目。
 その彼が最重要視するブドウが、

白ブドウの 「カッリカンテ」
黒ブドウの 「ネレッロ・マスカレーゼ」と 「ネレッロ・カップッチョ」。

 「これらのブドウは、この地にしか存在しない。 そしてこの地の個性を 最大限に発揮する。」

 この土地に生まれ、育った彼のこの言葉は、ことのほか大きかった。

 
 標高1000メートルの畑から造られる エトナ・ビアンコの味わいにド肝を抜かれたあとは、
 いよいよ赤ワイン。
 そのテイスティングの順が、興味深かった。
 通常テイスティングの順番は、「価格順」となる。
 味わいの濃さや深さが、概ね価格に比例するからだ。

 なのに彼は、エントリーラインの「エトナ・ロッソ・ヴェルゼッラ」を最初に出さず、
 「イル・モノヴィティーニョ(単一品種)シリーズ」の2アイテムを先にグラスに注いだ。

 「ネレッロ・マスカレーゼは確かに エトナの名を世界に知らしめたブドウだ。 だが、
 もう一つの ネレッロ・カップッチョ、この個性を知らなければ、エトナを知ったことにはならない。」

 ネレッロ・カップッチョを単一でワインにしている造り手はほとんどいないのだそう。しかしながら、

 「知ってもらうには、造らないといけないね。」

 強さとしなやかさを併せ持ったネレッロ・マスカレーゼと比べると、タンニンがソフトでおしとやかなワイン。

 「補助品種ではない。この2つの個性があってこそ、エトナなんだよ!」

 ネレッロ・マスカレーゼも規定では「エトナDOC」を名乗ることができるけれど、
 彼の「知ってほしい」という願いからそれをせず、「比べる対象」としてこの2つのワインを造り続ける。

 この2つのワインをテイスティングしたあとエトナ・ロッソを飲むと、彼のその意図がよく解る。

 「カップッチョはもっと評価されていいはずだし、もっと多くブレンドしたい。だけど法律で20%以上はブレンドしちゃダメなんだよ。残念だけどね。」

 マグマのように熱い彼の情熱を、たっぷり1日かけて(夜中までね)、知ることができました。
 
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by enotecabianchi | 2014-06-27 19:26 | ワインの造り手。 | Comments(0)