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エノテカビアンキのブログ

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イタリアワイン

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オペラ・プリマ XVII (ロアーニャ)

 一度見たら忘れることのないラベルデザイン。
 このブログを始めた頃、このワインに関する記事を書きました(その記事は → コチラ

  このワインを造る ロアーニャのオーナー、ルカ・ロアーニャさんと一緒に食事をしました。

 彼によると、

 「子供の頃に、

 『オペラ・プリマのラベルは、ルカが小さい頃 描いたもので、それをそのまま使っているんだよ。』

 って両親に聞かされてたんだ。


 だから僕はこのワインを見るたび、誇りに思ったものさ。











 でもそれがウソだって聞いた時、
 
 サンタクロースはいないって知った時よりもショックだったよ。」



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 そんなチャーミングな ルカ・ロアーニャは真ん中。

 セミナーやマジメな席では聞くことの出来ないエピソードですね。テクニカルなデータよりも、僕はこんな話の方が好きです。

 楽しい食事でした。 吉田さんはじめテラヴェールの皆さま、ありがとうございました!
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by enotecabianchi | 2013-04-29 09:24 | ワインの造り手。 | Comments(0)

 何年か思い続けて、これからも思い続けるであろうことをひとつ。

 今、日本に入っているイタリアワインは2種に大別できます。 つまり、正規輸入品か、それ以外か、です。 大半が正規であることはいうまでもありませんが、少数の 「それ以外」 がどうやら厄介な存在になっているようです。


 インポーターによって取引の大小があるのは当然ですが、はじめは見向きもされなかったブランドがやがて大きくなり、誰もが認める存在に成長することを夢見て、インポーターは日々努力しています。

 そうして大きくなったブランドが永く市場で愛されるのは、造り手の情熱は無論、インポーターの弛まぬ努力があるからです。


 複数のインポーターから、いわゆるインデント(スポット)輸入されたワインについて聞いたことがあります。
 本国のエノテカやレストラン(中には閉めたお店も) が売りあぐねたワインを安い価格でまとめて買い取り、それを輸入して販売したり、ドイツやスイス、中にはヨーロッパを通り越してアメリカ大陸から輸入されているワインもあります。 つまり、赤道を2回以上通って、ね。

 そういったワインがどんな状況下で保管され、どう日本に輸入されるのでしょうか?

 エノテカビアンキを始めて数年経った頃(今ほど疑り深くなかった頃ね)、このテのワインを買ったことがあります。今もセラーに眠っていますが、これらのワインをお客さんに販売することはないでしょう。 実際に飲んでみました。 はっきりとした 「熱による劣化」 が感じ取れました。 
 ワインは、カサノヴァ・ディ・ネーリのブルネッロ“テヌータ・ヌオーヴァ”2000。 僕がエトリヴァンで働いていた頃に販売していたワインです。 このワインはアメリカを経由したようです。

 それを飲んだ時の、

 「何てことをするんだ・・・」

 という落胆の思いは今でも忘れません。


 時は過ぎて数年後、あるレストランでインポーターさんと食事をしました。
 その時に飲んだのは、インデント輸入されたバローロ。

 一口飲んだ時に、二人で顔を見合わせました。 熱による劣化が感じられたからです。

 我々はこの業界に永くいるので、ブランドに惑わされずそのワイン本来の味わいを評価することができます。 ですが、果たして一般の人たちはそれができるのでしょうか? 大半の人はその銘柄、そのヴィンテージに舞い上がってしまい、公正な評価ができないのでは、と想像します。


 インデントのワインは正規のものより安価で、ヴィンテージも古いものが多い。 それは先に述べた理由から。

 インデントワインが売れれば、それを正規輸入しているインポーターのワインが売れなくなり、その先はブランド力の低下につながるのは想像に難くない。

 全てのインデントが悪、とは言わないが、どのような状態で売買され、どう輸入されたか、はこのテのワインを検討するにあたり、この上なく重要なファクターになるでしょう。

 正規品を買うことは、そういったリスクを回避するための、最も自然な形なのです。

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 ステキなダンボールなのでアップしました。

 良きインポーターは、常に努力しているんですよ。
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by enotecabianchi | 2013-04-16 19:03 | ちょっと言いたいこと。 | Comments(7)