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エノテカビアンキのブログ

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イタリアワイン

カテゴリ:造り手との食事。( 28 )


 トスカーナはフィレンツェ。
 カルミニャーノ の代名詞ともいえる、コンテ・コンティーニ・ボナコッシ。
 そう、コンテ やねん。 伯爵様やねん。
 一族の中から昨夜、広報担当の ベアトリーチェ さんが来日、食事をご一緒した。

 中世、ルネサンス期からの歴史を持つというから、フィレンツェの歴史と共に歩んだ一族といっても言い過ぎではない。
 また、カルミニャーノ 全生産量の50%を占めるというから、カルミニャーノ の歴史を創った伯爵、ともいえる。

 そういったカタい話は、このへんで終わりにして、と。 あ、知りたい人はデータあるから 声掛けてね。
 今回は、その晩餐会の 「雰囲気」 をお伝えしよう。
 その方が面白い。

 晩餐会の場所は、本町 「ブラヴーラ」。
 そして、お料理を担当するのが、ご存知、オーナーの井口さん。
 お料理だけでなく、司会、しゃべくりを担当する。
 誰もが認めるマルチな才能は、ここでも遺憾なく発揮される。

井口氏:
「彼女を囲んでの他のディナーでは、名だたるリストランテで気合の入ったお料理を、彼女の造るワインに合わせていたようですが、ボクにはそんなことできないし、そもそも やらない。 彼女の造る 自慢のオリーヴオイルの美味しさが最大限 際立つように、ごくシンプルな味わいのお料理に留めておきます。
 そして サーヴィスも、<ざっくばらん> でいきます。 これが、ボクの おもてなしです。」

 この挨拶から始まった晩餐会。

前菜 (撮るの忘れた) と、

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チーズのリゾット。

そしてそして!
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ポルケッタ。
 これらには、カペッツァーナ のオリーヴオイルが ふんだんにかけられた。


 「伯爵」 と聞くと、厳格で、あまり話さなくて、ちょっとコワい、みたいなイメージを持つが、
 なんのなんの。

 終始笑顔の気さくなお方。
 全てのテーブルに、挨拶と ワインを自分で注ぎに行き、そこでお喋りしては 自分の席について、パクパク食べる。

「オリーヴオイル 足りてる? かけかけ~。」
 みたいな口調で、どんどん話しかける。

 一般の人との食事だったから (主に僕よりも年上の女性ね)、彼女の言う、
「ヴィッラ・ディ・カペッツァーナ はウチの顔的なワイン、すごくエレガントでしょ?
 対して、リゼルヴァ・トレフィアーノ はそれに加えて セクシーなワインなのよ。」
 という言葉に対して、
「セクシー? そんな感覚、もう忘れてしもたわ! カカカッ!」
 っていう声も聞こえてきたりして、最高に楽しかった。

 しばらく扱っていなかったが、トレッビアーノ 含め、もちろんオリーヴオイルも!
 扱おうと思う。
 それだけ、説得力ありありの晩餐会だった。
 最後は、
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 マッサージ師、井口 による、至福のおもてなし。

 楽しい時間を、ありがとうございました~ッ ♬



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by enotecabianchi | 2017-03-09 18:28 | 造り手との食事。 | Comments(0)

 造り手と、晩ごはんでっせ~ッ ♬
 昨夜は、フィアーノ の故郷、ラピオ から、フィラドーロ のオーナー、ジャンカルロさん。
 彼のワインと、西天満の銘店 「ヴィネリア・リンコントロ」 さんのお料理を楽しんだ。

 昔ソムリエをしていたというから (あのおっきい体で!?) 、アッビナメントのセオリーをはじめ、「自分のワインなら」 的な、やたら説得力のある話を、たくさん聞いた。
 例えば、
「24か月熟成のカチョカヴァッロ・チーズは、フレッシュな味わいというよりも 熟成を経てシャープな味わいになっているから、ウチの フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ が合う。 逆に チーズがフレッシュで甘みを伴うなら、グレコ・ディ・トゥーフォ だね。」
 といった具合。

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スパゲッティ アサリとスカンピ海老のトマトソース

 美味しそうだろぉ?
 美味しかったでぇ!
 ワインがすすむお料理、そしてお料理に寄り添うワイン。
 何を合わせても、口の中はいつもご機嫌 ♬
 個人的には、↓
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フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ 2013
 これとの相性が、素晴らしかった!

 ディナー途中まで 英語での会話だったためか、いたって真面目に食事をして、ワインの説明をしていた ジャンカルロ。 見た目の豪快さとは対照的に、マジメでおとなしい人なんやなぁ、なんて思ってたら!
 途中からイタリア語が話せるようになるや、ナポリ人の本領、発揮~ッ!

1.「ナポリでは誰も信号を守らないよ。 守って停まってたら うしろに怒られるんだから。 それでいて不思議と、事故はおこらないんだよね~。」

2.「友達の友達は 友達さ。 だから、タツ(インポーターの仕入担当さん) とバールに行った時なんか、オレの友達にたらふく飲まされてたよ! ハッハーッ!!」

3.「ナポリの方言は解りにくいよ。例えば、『ここに来て』って意味の〈Vieni qua〉 は、〈ヴィ・ナ・カ!〉 となる。わかんないだろ?(笑)

 そんな、およそワインとは無関係な爆裂トーク。

〈Save Water , Drink FILADORO!〉
 って書いたTシャツを家族全員で着て、フェスタに参加したり。
 この上なく、陽気なおっちゃん。

 そういや 後半、ワインの話 一切せぇへんかったな。。。
 でもそれ以上に、ジャンカルロのことを多く知れて、よかったよかった。
 ワインは人が造るもの。 そうしてできたワインは、造り手そのものだ。
 次回の大阪訪問を楽しみに、彼自慢のワインを、販売していくとしよう。

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Grazie Giancarlo !
Ci vediamo !

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by enotecabianchi | 2017-02-22 21:01 | 造り手との食事。 | Comments(0)

 造り手と、同行営業~ッ! ブログ編 ♬

 バローロの雄、ピオ・チェーザレ。
 今回はそこから、現当主 ピオ・ボッファ のいとこにあたる、アウグスト・ボッファさん。
 大阪市内を一日、走り回った。

 相次ぐインポーター変更の影響で、レストランで見かけることが少なくなったね。
 そやから 今回の目的は明白だ。
 本来もっと知られて、使われるべき同社の 「顔」 的ワインを、再認識してもらおう!
 そのワインとは、
 ガヴィ、バルベラ・ダルバ、そして バローロ だ。
 それらを持って 8軒、レストランを巡った。

 昔 銀行員をしていたというアウグストさん。
 以前訪問した大阪のお店が、カバンの中できっちりファイルされていて、イタリア人にとっては難しいであろう 日本人の名前を、車の中で復唱しながら覚えてた。
 マジメやなッ ♬

 そんな彼だから、お客さんへ訪問する前に、今回のコンセプトと予定訪問件数を伝えて、1件あたりの持ち時間を伝えたら、キッチリ、それに沿って話を進めてくれた。
 めちゃマジメやんッ ♬

 そんな彼も、軒数を重ねていくうち緊張がほぐれ、楽しそうにお客さんと話していたのが微笑ましかった。
 そして夜は、美味しい美味しい 彼らのワインと お料理と ♡
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ブリ大根らしからぬ、ブリ大根

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かに玉らしからぬ、かに玉

 これらには、ガヴィ 2015年が合わせられた。
 うンまいわぁ ♬

 その後も素晴らしいアッビナメントを楽しんだのだけれど、
 あらためて感じた特筆すべき ピオ の特徴は、その 「安定感」。
 飲む人を笑顔にする。
 今日のレストラン巡りで、エエ笑顔の人、いっぱい見つけた。

 1881年創業、そして、アルバの街の紋章を掲げることができる唯一の造り手、という事実は、飾りではない。

 1日一緒にいて、「伝統」 という言葉を、とりわけバローロに対してよく使った。
 彼らのバローロは、セッラルンガ や モンフォルテ などに点在して所有する畑からの ネッビオーロをブレンドする、伝統的バローロの造り方だ。
「最近所有した モンフォルテの 『モスコーニ』 も、それだけを醸して畑名を名乗ることもできるが、ピオはそれをしない。 まず造られる量が少なすぎるし、良いものを安定供給することこそが、ピオの務めだし、伝統だからね。」

 また彼は、こうも言った。

「伝統とは、不変ではない。 基となる考えを守りながらも、最良のものへと更新すること、これが伝統だよ。
 変えないことが、良いことではない。」

 このコンセプト、どこかで聞いたような・・・。
 そうや。 トヨタのキャッチコピー!

< 変わろう。 変わらないために。>

 国も業種も違うけれど、
 フロントランナーの共通点を見出して 嬉しくなった夜。
 とても 69歳とは思えない活発なアウグストさん。
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「次は、1日で20軒 巡るで!」

 って約束しましてんw


業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! 造り手の熱を、感じよう。~


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by enotecabianchi | 2017-02-17 18:03 | 造り手との食事。 | Comments(0)

 モンテプルチアーノ・ダブルッツォ を、
 造り手を交えてのテイスティングや 食事をしながらの説明を聞いたりするのが 極端に少なかったのは、
 大量生産型の協同組合が牛耳っている 今の環境ならば、当然なのかもしれないね。
 濃くて飲みやすくて、その上 めっちゃ安くて市場に溢れていれば、情報を求めなくなる。
 大量生産型の企業にとっては、その方が都合が良いのだから。

 そういう意味でも 昨日の食事会は、大きな収穫だった。
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 ハイ。 昨日の続き~ッ!
 写真の 「仔羊のグリーリア」 には、
 モンテプルチアーノ・リゼルヴァ、そして新アイテム 「オルスス」 が合わせられた。
 法で定められている収穫量は、ヘクタールあたり14トンまで。
 フォッソコルノ は、ベースラインですら、10トン以下。
 収穫量を抑えることの重要性を、味わいで表現してくれる。
 熟成のポテンシャルも、計り知れない。

 新しいプロジェクトである 「オルスス」 について、細部まで教えてくれたが、
 ここでは敢えて語らない。 今日、会場で聞いてや。
 ヴェローナ に居を構える彼ならではのアイデア、とだけ 記しておくわ。

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 昨日の昼食後に、「大阪のおみやげ!」 ってプレゼントした名刺入れ、気に入ってくれたみたいw
 暖かい日やさかいに 散歩がてら、会場へ GO!

 オレは今日、別の造り手と同行営業で、行かれへんけれどもね。
 そやから 早めのアップやねん。
 
 Grazie !! Marco san !!

 残りの日本滞在も、楽しい想い出となりますように。


業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! 今月はどうなってるんや~造り手いっぱい来る~ッ ♬ ~


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by enotecabianchi | 2017-02-16 13:17 | 造り手との食事。 | Comments(0)

 造り手と、昼ごはんでっせ~~ッ!

 アドリア海に面した アブルッツォ州から、フォッソコルノ のオーナー、マルコ・ビスカルドさん。
 シュッと背の高い、気さくなジェントルマン。

 最初に、聞いてびっくりしたことを記すと、

びっくり1. アブルッツォ州では リリースされるワインの、実に 90% が、協同組合の手によるもの。
びっくり2. 大量生産する必要性から ブドウの仕立ては、州の80% が、テンドーネ式 つまり、「棚仕立て」。
       そうすることで収穫効率を上げる。

「この現状が、モンテプルチアーノ・ダブルッツォ が過小評価されている原因だよ。」

 とマルコさん嘆く。


 アドリア海から3km の距離、背後には 2000m級の山々がそびえる。
 標高120m ~ 190m の テーラモ の丘に現在、20ヘクタールの畑を所有する。

 あ、なんか説明文みたいになってきたな。。。 こーいうのはパンフレットに書いてあるから このへんで。
 明日、試飲会があるさかいに、そこで パンフ、ゲットしてや。

 恥ずかしながら、この造り手のワインをじっくりとテイスティングしたのは これが初めて。 無論、お料理とのマリアージュも、初体験。
 これがまた、何ゆえ 今まで試さなかったのかと後悔するほどに、素晴らしかった。

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ペンネ 牛肉のラグーソース

 この美味しいパスタには、同社のベースライン、アイレス 2015年が呈された。
 「アイレス」 とは、イタリア語でいう 「アリエーテ」、「牡羊座」 のこと。
 このカンティーナを興した マルコさんの父へのオマージュ。
 最新ヴィンテージの赤ワイン、しかも モンテプルチアーノ だと、「若さ」 を通り越して、「青さ」 が目立ったりするものが多い中、
 アイレスは、若さはあるが 青さは全く、ない。 そして タンニンが穏やかで実に飲みやすい。

「モンテプルチアーノ はポテンシャルのあるブドウ。
 でもたいていの造り手は、その実力を表現できていないよ。
 収穫量を抑えることが、とても重要なんだ。」

 ベースラインがこのレベルだから、リゼルヴァ や コッリーネ・テラマーネ もまた、濃いだけのモンテプルチアーノではないことは、容易に想像できる。
 そやから、想像しぃもって、明日まで ガマンしてやぁ。

 このキラースマイルで! ↓
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 皆さんの来場を、待ってるよッ ♬

 ウチは3月から、取り扱いが決まりましてん ♬


~ フォッソコルノ 来日試飲会 ~
日時:2月16日(木)13:30 ~ 17:00
場所:ジョカーレ・デル・ヴィーノ
   大阪市中央区高麗橋2-2-5 小山ビルB1F

※ 業務店対象の試飲会です。 一般の方はご来場できません。 予めご了承下さい。


業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! なんだよね ♬ ~


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by enotecabianchi | 2017-02-15 20:25 | 造り手との食事。 | Comments(0)
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和牛テンダーロイン 小さな野菜のブレゼ セラノハムのパピヨット

 画像は先週 来日していた トスカーナ州 ピサ の造り手、イ・ジュスティ・エ・ザンツァ の当主、パオロ・ジュスティ さんを囲んでの晩餐の一皿。
 このお皿に合わせられたのが、同社のフラッグシップ・ワイン、

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ドゥルカマーラ

 現行は 2011年だが、この晩餐では 2008年のマグナムボトルが呈された。
 うまいのなんのってw

 元々建築家だったパオロさん。
 そして、オペラをこよなく愛する人でも知られる。
 そんな彼に、こないだのブログ ( → コチラ ) に書いた質問を投げかけてみた。

「造るワインがどれもエレガントなのは、食事を楽しむためのワインでありたいと思ってのこと?」

 それに対して、

「全くその通り。 そう感じてくれてとても嬉しいよ。
 食卓のワインは、それもまた 〈料理〉のひとつであってほしい、僕はこう考えているんだ。」

 その後もたくさんの質問に答えてくれたが、最後に、先の質問と同じく、確信はあるものの 本人に直接伺いたかったことを聞いてみた。
 それは、

「(オペラ 〈愛の妙薬〉 に出演する人物の名をワインに付けているが)、薬売りの ドゥルカマーラ が 若者 ネモリーノ に 〈愛の妙薬〉 と偽って売りつけたのが ボルドーワイン だったことから、ワイン 〈ドゥルカマーラ〉 がボルドーセパージュ なんですよね?」

 というもの。
 それに対して パオロさん。

「いや。 これは単なる偶然 (笑)
 ドゥルカマーラの畑にはたまたま、ボルドー品種との相性が良かったんだ。」

 聞いといて良かった~~~~~~~ッ!!
 って、ホッと胸を撫で下ろしましてん。


「90年代。 誰にも知られていないこの地で 僕は、スーパートスカーナ を造る! と決心したんだ。
 そうしてできたのが 〈ドゥルカマーラ〉。造られたのはたったの 3000本。 1996年のことだ。」

 造るべくして造られた スーパートスカーナ、ドゥルカマーラ。
 結果そうなのかもしれないが、このワインを単に 「商業的ワイン」 と呼べるだろうか?

 彼の信条である、「ワインは料理のひとつ」 ということを条件としながら、名だたるスーパートスカーナ たちと比肩するのは、並のセンスではない。

 ワインの味わいが、そんなパオロさんの人柄を表しているんだよねぇ。

 楽しい楽しい晩餐会。

「次は大阪市内を走り回ろーゼッ!」

 って約束しましてん ♡


業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! そやな。 ~


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by enotecabianchi | 2017-02-13 20:36 | 造り手との食事。 | Comments(0)
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Tagliolini con pesce palla e broccoletti , bottarga profumo di YUZU.
トラフグとブロッコレッティのタリオリーニ ボッタルガ添え 柚子風味

 写真は昨夜、モード・ディ・ポンテヴェッキオ さんで催された メーカーズ・ディナー でのひと皿。
 主役となったのは、ラツィオ州の 「チンチンナート」 という造り手。
 同州の土着品種を大切に育てる協同組合。
 中でも、白ブドウの 「ベッローネ」、そして黒ブドウの 「ネーロ・ブオーノ」 には、特別な想いがある。
 なぜなら、このふたつの古代品種は、チンチンナート が研究を重ねた結果、古代からの復活を遂げたブドウだからだ。
 愛情も、ひとしお やね。

 写真のお料理に合わせられたワインは、「ポッツォドリコ」 というワイン。
 ベッローネ を100%使用し、500リットルのオーク樽で 発酵・熟成を経る。

 黄金色に近い色あい。
 パイナップル、ナッツ、スパイスが混在する香味。
 濃厚なソースが絡んだタリオリーニとの相性は、うふふッ ♬
 その ポッツォドリコ をはじめ、いくつかのワインを扱うことに決めた。
 入荷時期は、また報告するなり~。

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 ナッツァレーノさん、ジョヴァンナさん、ありがとう!
 しっかしオレ、メチャ顔赤いな・・・。


業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! 造り手の声を、忠実に伝えるのだ~ッ! ~


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by enotecabianchi | 2017-02-09 20:11 | 造り手との食事。 | Comments(0)

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 造り手来阪~ッ!
 トスカーナは パンツァーノ・イン・キアンティ で上質なキアンティ・クラッシコを造る 「カーサロステ」 から、オーナーの奥さま、エミリア・ドルシさん。
 真面目な当主、ジョヴァンニさんの奥さまらしく、熱心かつ上品なお方。

 カーサロステ のワインたちと、靭公園の名店 「ラ・カンティネッタ」 のお料理とのアッビナメント~ッ!!

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 トリッパの煮込みとの相性は 言うまでもないね。

 ジョヴァンニ&エミリア・ドルシ は、出身地ナポリから 上質なワイン造りを目指して 1992年、パンツァーノ・イン・キアンティ に畑を購入した。
 ジョヴァンニは農学を修めたが ワイン造りはほとんど素人。 だから最初は大変だったそうだ。 奥さまがそう言うのだから、真実味が増すね。
 しばらくナポリで教師をする傍ら、キアンティ・クラッシコを造るためにパンツァーノへ戻る という生活を続けた。
 7ヘクタールの畑の整備から カンティーナの設備まで、全て最初から始めねばならず、ファースト・ヴィンテージである1993年は、キアンティ・クラッシコとリゼルヴァを造ったが現金化できるのは一年先・・・。 結局 従業員の給料は、使わなかったブドウを全て販売してようやく支払うことができたとか。

 この最初の苦労話は、同じく パンツァーノでキアンティ・クラッシコを造る、「レ・チンチョレ」 の ルカ&ヴァレリア夫妻と重なる。
 お互い設立当初の苦労が解るからこそ、パンツァーノ の造り手たちは仲が良いんだろうね。

 カーサロステには4種類のワインがある。
 まず、「キアンティ・クラッシコ」 と 「リゼルヴァ」。
 何かと話題の、「グラン・セレツィオーネ」 “ドン・ヴィンチェンツォ”。
 そして、「IGT」 の “インヴェルスス”。

 どのワインも密度が高く極めて上質。
 パンツァーノ産のサンジョヴェーゼと アリエ産のオーク樽との相性の良さを熟知するジョヴァンニの熱意が、そこに宿る。

 ドン・ヴィンチェンツォ は、単一畑のサンジョヴェーゼを100%。
 酒質が強いのでそれに伴い新樽比率を高める。
 「ヴィンチェンツォ」 はジョヴァンニのお父さんの名で、設立当初、資金面での手助けをしてくれた。
 そしてジョヴァンニの息子の名も、同じヴィンチェンツォ。 ラベルには二人の横顔、左にお父さん、そして右側には息子が描かれていて、その2つをジョヴァンニのサインが結ぶ、という美しい構図。
 「VincEnzo」 の 「E」 が大文字なのはふたりの愛称による。
 父は普段「エンツォ」 と呼ばれ、息子は「ヴィンチェ」 と呼ばれていて、「E」 を大文字にすることで その名前が一人ではなく二人を指していることを強調する。
 カーサロステのフラッグシップ と呼ぶにふさわしいワイン。

 だが、このワインの誕生に不満を漏らしたのが、ひとりいた。
 次男のフェデリーコだ。
 「どうして僕のワインがないの??」 というわけね。

 そうしてできたのが、トスカーナ IGT の 「インヴェルスス」。
 インヴェルススとはラテン語で 「逆」 の意。
 これには2つの理由があって、ひとつは 品種構成によるもの。
 キアンティ・クラッシコ は、サンジョヴェーゼを主体にメルロをブレンドしているが、こちらはメルロが主体、そこにサンジョヴェーゼがブレンドされる。
 つまり、キアンティ・クラッシコ とは 「逆」 だ。
 もうひとつの理由は、フェデリーコが持つ疾患に由来する。
 「SITUS INVERSUS(内臓逆位)」 という病で、一般の人とは内臓の位置が 「逆」 なのだそうだ。日常生活に問題はないものの、そういう彼の疾患から名付けられた。 ラベルの指紋は、そう、フェデリーコのものだ。

 そんなことをあれこれ、エミリアさんはゆっくりと話してくれた。
 こんなにストーリー性のある造り手も珍しい。
 味わいとエピソードを知れば、もっと売れるはずだ。

 ここでは記せなかった事もたくさんあるから、頑張って広めていきましょか!


業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキ!! 造り手との距離を、縮めよう ♬ ~



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by enotecabianchi | 2016-11-25 21:36 | 造り手との食事。 | Comments(0)

 今日のお昼は、貴重な体験。
 ピエモンテから、ロエーロ の雄、マルヴィラ のオーナー、ロベルトさん来阪~ッ!
 食事をご一緒させて頂き、彼が造る ロエーロ・リゼルヴァ のバックヴィンテージを 飲ませてもらった。

 それだけでなく、

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ロエーロ・リゼルヴァ “トリニタ” 2006 左から、3000ml、1500ml、750ml

 そう、ボトルの大きさで、比較テイスティング。

 元は同じ液体。
 ボトルの大きさで、違いがでるのか?

 はっきりと、でる。

 最も熟成が進んでいたのは やはり750mlで、3000mlが最も若々しい。
 しかしそれだけではない。

 大きいボトルで熟成されたものは、味わいもまた、「大きい」。
 この表現が正しいかどうか分からないが、飲んだ人には この意味が解ってもらえると思う。

 刻一刻と味わいは変化していったが 個人的に、今飲むなら1500mlが一番いい。

 こういう切り口の比較テイスティングは面白い。
 経験する人が多くなれば、ビッグボトルの熟成したワインは これから先、さらに需要が増すだろうね。
 誰が飲んでもはっきりと、美味しさが解るから。

 ウチも大っきいのん、よーさん寝てはるから、そのへんもご期待あれ!


業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキ!! 「熟成」って、面白いッ! ~



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by enotecabianchi | 2016-10-27 21:58 | 造り手との食事。 | Comments(0)

 生産者、来日~ッ!
 に伴う、メーカーズランチ~ッ!!

 今回は、「マルケージ・デ・フレスコバルディ (フレスコバルディ侯爵家)」 から、
 エリカ・リバルディ。

 こんな人 ↓


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 ブッ飛んでるね~ッ。
 待ち合わせて会った時、周りの人に、

エリカ:
「彼とはトスカーナで初めて会ったの。 もう8年も前のことだわ。
 私が今より10キロも痩せてた頃ね。
 だから、過去の私を知りたいなら、彼に聞いてね ♡」

オレ:
「・・・・・。」

 実際、彼女に初めて会ったのは トスカーナだった。 その頃彼女は、「テヌータ・ディ・トリノーロ」 に勤めていて、僕は彼女に、同カンティーナを案内してもらったというわけ。

 体格もだがそれ以上に、彼女のデッカい笑い声は、周りをも笑顔にしてくれる。
 そんな陽気な彼女から、たくさん良い話を聞いた。

 しゃーけど 今日はまとまらなかったので、それは明日、話すとしよう。


業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキ!! 明日は「勇敢で力強い女」の話やでぇ。 ~



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by enotecabianchi | 2016-09-29 21:11 | 造り手との食事。 | Comments(0)