マグナムでしか 表現しえない、味わい。
これも、新着。
もっとも、リストには載っていない。
マグナムボトルで しかも数本しか買えなかったさかいにね。
2月、イ・ジュスティ・エ・ザンツァ のオーナー、パオロ・ジュスティ さんが来日、ディナーをご一緒した。
(その時の模様は → コチラ!)
同社は、リリースする全てのワインに オペラ <愛の妙薬> の登場人物の名をつけている。
そうそう。 うしろに写っている ドゥルカマーラ は、その愛の妙薬を売る 薬売り、てな具合。
しかしながら 今回のこのワインにだけ、登場人物の名を つけなかった。
パオロさんは、「つけられなかった。」 とも言っていた。
確かに、ドゥルカマーラ、ネモリーノ、ベルコーレ とくれば 残るは ヒロインの 「アディーナ」 しかないけれど、このワインは彼女のような 「可愛い女性」 のイメージでは全くない。
ヴィーニャ・ヴェッキア は、サンジョヴェーゼ100%。 良い年にしか造られない。 そして、
「このワインは マグナムに詰めてこそ完成する。」
味わってみれば、彼のこの言葉は即座に理解できる。
フルボトルではこの味わいは 絶対に出ない。
味わいが、大きいのだ。
古木のサンジョヴェーゼ100% で造るなら、マグナムしか造らない。
粋なオトコ、パオロさんの 粋な はからい。
でも 理由はちゃんと、あるのよね。
そんなわけで 市場にはほとんど出回らない。
この知る人ぞ知るワインは、これからしばらく 眠りに入りますねん。
あ、でもご興味ある方は、連絡待ってまーす ♬
~ 業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! マグナムも充実 ♬ ~